太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

仲間外れハワイ?

2020-11-04 12:29:32 | 日記
昨日に引き続いてアメリカ大統領選挙は結果待ち。
もちろんハワイでも投票は行われるんだけど、
ハワイと本土では時差が大きいために、ハワイが開票している頃、
すでに本土では結果が出ている。
だから僕は投票に行かないんだ、と夫は言うんだけど、それって本当?
もし本当なら、空しいことこの上なし。
ハワイの人々だって国民なんだもの、待ってくれたっていいじゃないか。
でも、200万人の票を無駄にしないだろう、と私は思うんだけどね。
いずれにしろ、私はアメリカ市民ではないので関係ない。


日曜のことなんだけど、ノースショアのエフカイビーチに行った。

夏が終わって、ノースショアの波が大きくなってきた。

サーファーたちが、ぞくぞくとノースに集まってくる。




今日の波はそれほど大きくはないけれど、波のパワーは結構強い。
波打ち際だと思って油断していると、ものすごい力で波に足をすくわれる。

サーフィン歴30年以上の夫が言うには、
海底の浅瀬に岩場があるところに、いい波がくる。
だから、波に巻かれてしまうと、岩に体が当たって怪我をすることがある。
夫の背中には、ぱっくりと岩で切った傷跡が残っている。


みんな仲良く波乗りしているように見えるけど、白人は嫌われるらしい。
ハワイで生まれている夫も、白人だから旅行者に見えるのか、
「Go Home!!」
なんて言われたりしたんだそうだ。
子供の頃、兄弟で市営プールなんかに行くと、やっぱり肩身が狭かったそうな。
どこでもマイノリティって苛められるわけね。


木陰でサーファーたちを眺めながら、しばらく過ごす。
砂に足をずぶずぶと沈ませると、ひんやりと涼しい。
あんまり気持ちがいいので、寝転がると瞼が重くなってくる。
そんな日曜日。




やつらは外にいる

2020-11-04 09:31:46 | 日記
ひさびさ、せせらぎの話。

注)せせらぎ とは、Gのつく気色の悪い虫のこと。名前を書きたくないので、伊坂幸太郎氏の小説から引用。

ここ半年以上、すっかり せせらぎ を見なくなった。
朝、階下に行くと、夜中に猫がやっつけたヤツがひっくり返っていることもなくなったし、
視線を感じて目をやると、小さいのが壁に止まっているなんてこともない。
義両親の家には、間違いなくいる。
生ごみのゴミ箱に蓋がないんだから、餌付けしているといっていい。
うちの生ごみ箱には、きっちり蓋があるし、
義両親側でおなかいっぱい食べられるから、こっちに来ないのかもしれない。

ところが昨日のことだ。

ベッドに入ってから、乾燥機から洗濯物を出していなかったことに気づき、
階下に降りて行き、
ランドリールームに続く廊下の電灯をつけたら

ひぃッ

電灯の元に浮かび上がった、巨大な影・・・・・

裏口のドアにある風取り窓の外側。

このドアの、

この網戸の外側に、

今まで見たこともない大きさの、巨大なせせらぎが止まっているではないか。

それも、私が最も恐れる腹側をこっちに向けて・・・・・・・・

鳥肌が立ち、すかさず窓を下ろした。

庭の花壇の、アガパンサスの鼻の根元に奴らの巣があるのを知っている。
夫と義両親はそれを見つけて、再び埋め戻した。(その場に私がいなくてよかったと思う)
彼らにとってせせらぎは、カブトムシと同じくくりなのだ。
信じられないけど。

あの土の中から、やつらは夜な夜な出てきて徘徊するのだ。
あー、やだやだ。





この先、ゲッコー(やもり)の写真あり。









昨日、仕事中に、ゲッコーが同僚の手に乗ってナッツを食べた。


甘いのが大好きで、砂糖をからめたナッツを舐めている。
ここまで人に慣れることは珍しい。