ハワイの冬は雨期で、私が住む地域は毎日雨ばかり。
特に夜中にザーザーの雨が降る。
今日は、マンモグラムの検査があってホノルルまで行かねばならない。
私の車は塗り直しに出しているので(その記事はコチラ)、夫の車を借りてゆくことにし、
朝、夫を職場まで送っていき、午後に検査を受けたあと夕方に迎えに行く。
雨の中をホノルルに向かって走り、
トンネルを出たら、そこは青空。
こんなに小さな島なのに、
屏風のように横たわる山脈の、向こう側とこちら側では別世界。
トンネルのこちら側
山筋に雨でできた滝が出現
トンネルを過ぎただけで、これ。
トンネルの向こう側
向こう側に住む人たちが、言う。
「そっちって涼しいのはいいけど、雨が多くて気が滅入るよねえー」
トンネルの向こう側でも、マノアという地域だけは山に囲まれていて、この辺と似たりよったりに雨が多い。
そのマノアに住む友人と、憂さを晴らす。
「オアフ島の水を、あたしンち村で賄ってるってことを忘れた発言だよね!」
「気が滅入るなんてこと、ないよね」
本土の冬のかじかむような雨とは違って、確かにトロピカルな雨はそれほど気分が滅入らない。
トンネルの向こうに出かける用事があるときには、
こっちは大雨でも、車に晴れ用のサンダルを用意して、
気温も10度ぐらい違うので、上着を脱いでも大丈夫な服装で行く。
住めば都。
緑が濃くて涼しいこの村が、私は好きだ。