太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

腐ってもトヨタでは・・・・

2020-11-23 08:42:42 | 日記
私の車は Scion(サイオン)だ。
サイオンは、トヨタ自動車が2003年から2016年まで北米で展開していた。
車を買う時、
・運転席が高めで、
・天井までの空間が広く(夫が運転することもあるかもしれないから)
・視界が広い、
という条件を満たしたのが、サイオンだった。

それから8年、日本車らしく、故障知らずに走ってきた。
大きすぎず、小さすぎず、乗り降りも楽で、私はこの車が大好きだ。



それが、このパンデミックの間に異変が起きた。
車の屋根の一部が、はがれてきたのである。

ハワイの田舎に住む人たちは、一人1台車を持っていることが多い。
うちも例外でなく、我が家には車が4台。
ガレージには2台分の広さがあるが、義父の自転車の道具やらがあるので1台だけ入り、
家の前の部分に2台、もう1台はドライブウェイの外に路上駐車。
私のサイオンは家の前に停めている。


夏の日光がいけないのかと思い、
屋根裏にしまってあった車のカバーを出してきて、カバーをかけるようにし、
スプレー式の塗料を買ってきて、端からメリメリとはがれてきた部分を補修していた。
しかし、塗料のはがれはとめどなく広がっていきつつあり、
2つ目のスプレーを買って対処していたとき、もうこれは素人には手が負えないと観念した。

猫の医療費、夫の救急病院費用をはじめ、今月はほんとうにあれもこれも出費が重なっていたのだけど、
放置すればするほど醜くなってゆくような気がして、「ええい!」と塗り直しに出した。

塗り直してくれるところの人が、言った。

「ああ、TOYOTAね。うんうん、TOYOTAはよくあるんだよねー」

そうなのか!
我が家の他の車はホンダばかりで、何年も雨ざらしで置いていても塗料がはがれるなんてことはないし、
私も35年以上車に乗っているけど、こんなことは初めてだ。
トヨタは日本を代表するブランドじゃないのか。

「!」という金額をかけて塗り直すので、あと10年は乗って、
次の車はホンダにしよう。
日本車神話、ここに(一部)崩れたり・・・・