太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

サンクスギビングデー2020

2020-11-27 14:03:21 | 日記
クリスマスに並んで、大きな意味を持つサンクスギビングデー。
アメリカ本土のいくつかの州では何度目かのロックダウンをしていて、
誰もが、今年はいつもと違う過ごし方をする。


ハワイは、ロックダウンこそしていないが、5人以上集まることを禁止されている。
大皿から料理を各自が取ることも禁じられているし、
できれば屋外で過ごすことを奨励されてもいる。
それは重々わかってはいるけれど、やっぱり叔父叔母ぐらいには会いたい。
日ごろ、あまり会うことができない友人もよびたい。

そこで我が家では、終始全員マスクを着用し、
離れたところから、欲しいものをオーダーして、一人がそれを取り分けるという決まりを作った。


朝9時半。七面鳥の支度を始める。


いろんな焼き方を試してきた結果、シャンパンを1本注ぎ込んで焼くやり方が一番おいしくできることがわかり、
ここ数年はもっぱらこればっかり。
七面鳥の内側にオリーブオイルを塗ってから、セロリなどの香味野菜、スパイス類を詰める。
シャンパン(安くてもいい)を1本回しかけて、外側にもオリーブオイルを塗り、
ホイルできっちり包んで3時間オーブンで焼く。
3時間たったら、ホイルを外して焼き目をつける。

スタッフィング作り

パンをちぎったものを15カップ。



バターとスパイス、香味野菜を刻んだのを炒めて、ちぎったパンと混ぜる。

混ぜたものをオーブンで火を通す。

本来は、七面鳥に詰めた野菜を取り出して食べるのだが、ちゃんと火が通っていないことも多く、
こうして別に作って、七面鳥に詰めた野菜と合わせて食べるようにしている。

マッシュポテト用のじゃがいも。

お決まりのハム。

細くスライスして、オーブンで焼く。
塩気が強いハムは、日持ちもよくて、半月以上もハムステーキにしたり、
細かく刻んでハムサラダにして食べる。

準備中。



いつものサンクスギビングなら、テーブルの上にすべてが乗せられ、
大皿を各自まわしながら、ワイワイするのだが
今年は、自分のお皿を持って、家族単位に同じテーブルに集まって食べる。
庭にテーブルを出すことも検討したけれど、雨が来そうなお天気だったのでやめた。


このほかには、テイクアウトしてきたお寿司の盛り合わせ、
シュートメの作った、パンプキンパイと、ルバーブパイ、
叔母手作りのブロッコリーサラダと小籠包、さつまいものマッシュ、
友人が作ってきたパンプキンスープ。


適度に曇って、とても涼しい。
リビングでは、冬恒例のジグソーパズルが繰り広げられている。
たった9人のサンクスギビングの食事。
去年はマスクしていたよねー、と笑い話になるといい。