シュートメが、大統領選挙にピリピリしている。
4年前、トランプ氏が勝った時、シュートメは怒りに任せて近所のトランプ氏を応援する立札を引っこ抜いたほど、あの人が嫌いなのだ。
今日で3日目、いまだ結果出ず。
シュートメはどの州で誰に何票、というメモを取りながらテレビにくぎ付け。
どっちになったって、どうせ上手くいくさ
私はなんの根拠もないがそう思っている。
それは夫も同じみたいで、ニュースも見ないという非国民。
先日、ハワイ在住の日本人が職場にみえて、日本語を話せるチャンス!と軽く話をした。
買ったものを、月々に分けて支払うというのを説明するのに、
「月賦」
と言ったら、二十代と思われるその人はポカンとしている。
私だって、もう月賦などという言葉は使わないのはわかっているし、
もっとなにか違う言葉があるのはわかるが、どうしてもでてこない。
仕方がないので、「いっぺんじゃなくて毎月払うやりかた」で、ようやく通じた。
そのあと、友人にテキストしてみた。
「月賦・・・・!久しぶりに聞いたワ・・・分割払いっていうよね、リボ払いとかもあるし」
そうそう、それ!分割払い!
リボ払いの意味がわからんけども。
毎日欠かさず読書はしてるし、ブログだって書いているのに、それでも容赦なく忘却していく単語の数々。
漢字だって、読みはともかく、書くとなったらどれだけ書けるのか想像するだに恐ろしい。
毎日仕事をしていたときは、職場にみえる日本からの旅行者と会話する機会もあった。
丁寧語や謙譲語は、いきなりだと言葉がもつれるけど、それでも話す機会がないよりマシ。
この7か月あまり、ロックダウンで日本人の友人とも会えず、
ロックダウン解除後も、多忙な友人とはなかなか会えず、
普段日本語を話すのは猫だけ。
猫相手に使う言葉など知れている。
「かわいいねえ」「ご飯食べたの?」「外行く?」「なにペロペロしてんのよぅ」
そんなもんだ。
そしてここが大事なところなんだが、
日本語が衰退したぶん、英語が伸びたというのではけしてない、という現実。
出てくる日本語は古い単語で、英語も頭打ち。
どうすりゃいいのーと言いつつ、何の手も打たずダラダラしている私は
この先ほんとにどうなっていくのであろうか。