太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

なぜ読めない?

2020-11-05 10:00:11 | 英語とか日本語の話
仕事中は、ネームプレートをつけている。
私の名前は HIROKO なので、ネームプレートにもそう印字してあるのだが
読み方を聞かれることが、時々ある。

先日も、そうだった。

「失礼だけど、あなたのお名前はなんて発音するんですか?」

ローマ字で育った私は不思議でならない。
HIROKOを、ヒロコのほかにどう読めと????


聞いてくるのは、アメリカ本土から来た人たち。
彼らの頭の中では、HIROKOを ハイロコ と読む選択肢もあるのだと思う。
アルファベットのあとに I がつけば、「I」ではなく「AI」と読みがちなのがアメリカ人。
たとえば、GODIVA は ゴダイバ で、(聞くたびにゴダイゴを連想してしまう)
IKEA は アイキア だ。



「ヒコ、ですよ」
おおげさにロにアクセントをおいて答える。
「おー!ヒロぅコ?」
日本語の名前にまったく馴染みのない人達には、何度聞いても覚えられそうにもない音の組み合わせなのだろう。

Kelz という名前の同僚がいる。

「ケーゥッ」

私は1度も完璧に発音できていないのかもしれないが、
これで通じるので、かなりいい線ではあるのだろう。
彼女のネームプレートのほうが、私にはずっと悩ましいと思うんだけど、
1度も読み方を聞かれたことはないという。






村のキッチン

2020-11-05 09:35:43 | 食べ物とか
3週間前から、アメリカ本土からの旅行者を条件付きで受け入れ始めたハワイ。
職場にも、ぽつぽつと旅行者が来るようになり、毎日オープンしているものの、
パンデミック以前とは比べようもないほどにスローだ。
相変わらず、マネージャー一人、キャッシャー一人、の二人体制でやっていて
週に1日働くというペースはそのまま。

今週は月曜に働いたので、次の月曜まで休みのはずが、
火曜日の朝、職場から電話がかかってきて、病欠のキャッシャーのピンチヒッターで働くことに・・・
うっかり2日続けて働くと、すごく働いているような気分になってしまう。
7か月も楽をしているとどこまでも緩くなる・・・・・



ZIA’Sは我が村のキッチンと呼べる、地元民が集うイタリアンレストランだ。
義父は40年以上も歯医者をしていたので、行けば必ず知り合いに会う。

そのZIA'Sのオーナーが変わった。
このパンデミックで、元のオーナーがリタイアすることを決めたのだが
長きにわたって地元民に愛されてきた店なので、店の名前を変えない、というのが条件だったらしい。

イタリアンレストラン、が、地中海レストランになり、
リニューアルして初めて足を運んだ。



床と壁の絵が変わっただけの店内。

ブラッソルスプラウトの前菜

日本語だと芽キャベツ。
芽キャベツって存在感が薄いという認識があって、自分で料理することもないし、
芽キャベツが食べたい!という気分になることもない。
しかし、失業保険を受け取っている人に配られた、レストランカード(500ドル分)を使うと、
この料理が無料になる、というので、頼まない手はない。

ところが、これがびっくりの美味しさ。
バルサミコ酢のソースだと思うけど、なんか知らんがめちゃくちゃ旨い。
ボウルに1杯あっても、たいらげると思う。

シーザーサラダ

サラダで迷ったら、まず間違いないのがコレ。

モンチョン

モンチョンという魚は、どう料理しても美味しい。
下にあるのはリゾットで、これもおかわりしたくなるほどの美味。
写真を撮り忘れたが、私が頼んだのはリブステーキ。

ワインはシラズにしてみた。
赤ワインなのに、キンキンに冷えていたのはなぜだ?


ニューZIA'Sはこれからも村の人々に愛されていくに違いない。