太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

Haleiwa Joesで

2022-11-21 08:09:57 | 日記
土曜日の夕方は、久しぶりに夫と二人だけで外食することにして、
我が家から車で数分というところにある、Haleiwa Joesに行った。


とにかく毎日混んでいる。
予約を取らないから早く行くしかないのだけれど、タイミングによっては2時間待ちというのもザラ。
4時オープンなので3時45分ごろに行ったら、既に40人近い人たちが並んでいた。
ここはその名の通り、ノースショアのHaleiwaにも店がある。
ノースショアの店は海のそばで、ここは山の麓。




どちらの店もいいけれど、私はこの山の中の店が好きだ。

20分ほど待って、並んでいた人たちがどんどん店に案内されていく。
店内は、Barと食事と分かれていて、二人だけで来るときにはいつもBarを選ぶ。
Barといってもテーブル席もあり、お酒を飲まなくてもかまわない。
食事の方のテーブルが空くまで、ここで軽く飲んで待つ人たちもいる。
Barのメニューは食事のメニューよりも品数が少ないけれど、じゅうぶんにお腹がいっぱいになるし、どれも満足の美味しさ。
食事のテーブルがいい人たちは、チェックインしたあと、テーブルが空くまで外で待つことになるが、Bar席にすれば待たずに座れる。

スパイシーアヒポケ
まぐろのポケ。
うなぎのタレに似た甘いソースが、なぜかとても合う。
カルビ
ここのカルビは絶品。
カルビを食べるとご飯が食べたくなる心理はアジア人だけだと思うが、ちゃんとご飯がついてくるのが嬉しいじゃないか。
またこの三角のおにぎりにしたご飯が炊きたてで、美味しい。
定番のココナツシュリンプと、カラマーリも頼み、アイスティを3杯ずつおかわりして満腹。


「二人で食事に出かけて、話すこと、ある?」

と、友人に聞かれたことがあった。
たまには子供抜きで、昔みたいに夫婦だけでお茶したり食事したいと思って出かけても、間がもたなくて、早々に切り上げてしまうのだと友人は言った。

「子供に関すること以外はたいした話題なんかなくて、私たち、昔はどんなことを話してたんだろうって思うんだよね」

そういうものなのか。
私たちは最初から「あなたと私」だけで暮らしてきたからなあ。
二人の間にあとワンクッションあったら逃げ場ができるのに、と思うことはある。
「あなたと私」だけというのは、常に正面きって向き合っている感じでキツイ時があるのだけれど、そういうことにも慣れてくる。

子供がいる人達は子供で繋がることができるのだから、そしてそれは自分たちが生きている限りずっとそうなのだから、それは私には羨ましいことなんだけどな。

自分にないものは想像するしかなく、そしてそれは少し美化されてしまうのが常。
Haleiwa Joesで私たちは何を話したか。
料理のことや、外の景色のこと、天気のこと、今日着ている服のこと、ぜーんぜんたいしたことを話してない。
それでいいのだ。
日常にドラマはいらない。ほんとにそう思う。