ハワイ島にある、世界最大の火山であるマウナロアが、一昨日噴火した。
BBCニュースより
マウナロアはハワイ火山国立公園内にあって、ハワイ島の面積の半分を占める。標高(海抜)は4169メートル、面積は5179平方キロメートルを超える。
マウナロア火山では1843年以降33回の噴火が起きているという。
最後に噴火があったのは1984年で、この時は溶岩流が、島内で最も人口の多い町ヒロから約8キロの位置まで達したらしい。
今回の噴火で、人的被害があるとはまだ考えにくいといっている。
ハワイ島には、日本の昴などの天文台があるマウナケアという山もあり、冬はハワイで唯一雪が積もる。
海底から1万メートルというマウナケアは、8000メートル台のエベレストよりも高く、世界一。
2017年に、キラウエア火山の噴火があったとき、海に流れる溶岩を見に行ったことがある。
このボートで行く。
あそこ、あそこ。
近づいてゆくと、
2000℃の溶岩がさらさらと海に落ち、もうもうと上がる湯気。
ボートから触れた海水は、お風呂のようだった。
自然の力のものすごさ。
このあとすぐに、ボートで近づくことが残念ながら禁止されてしまった。
マウナロア火山の噴火が大きな被害を引き起こさないことを祈る。