ここ4、5年程、
毎年のように白山登山をしたいと願っていましたが、
膝の靭帯損傷や天候不順等があって登山は叶いませんでした。
昨年なんて麓の旅館に泊まって、
今年こそはと意気込んでいたのに、
登山の日の朝、雨が降って泣きました。(泣)
今年も天気予報では微妙なので心配だが、
晴れることを願って白山へ出発。
土曜日は天気が悪いので日曜日にアタックすることにして、
今日はゆっくり福井の神社仏閣巡りを楽しもう。
まずは超絶カッコいい社殿がある大瀧神社・岡太神社へ。
【敦賀湾】
北陸自動車道杉津PAから撮影したもの。
生憎の天気でイマイチだけど、
晴れていたら絶好のビューポイントです。
所在地:福井県越前市大滝町23-10
御祭神:大瀧神社:國常立尊・伊弉諾尊
岡太神社:川上御前(岡太大神)
御神体山:権現山
創建:(伝)養老3年(719)
社格:県社
【由緒】
大瀧神社は加賀の白山、福井の平泉寺に次ぐ修験場の霊場で、
明治元年まで正一位小白山大瀧六所権現児御前と称えられ、
国内有数の大社であった。
創始は推古天皇の御代(593)大伴連大瀧の勧請に始まると伝えられ、
次いで鎮護国家法師で白山を開き越の大徳として知られた泰澄大師が、
元正天皇の命を受け国家安泰疫病鎮護の為、養老3年(719)当地に来り、
既に霊山と仰がれていた大峰山に登り17日間参籠、祈願をこめた後、
地主神として岡太川の上流に祀られていた紙祖神岡太神社を御前立とし、
国常立尊、伊弉諾命の二柱の神を主祭神として配し十一面観音を本地佛として、
山上山下に社殿堂宇を建て、霊場を開き別当寺として、
大徳山大瀧寺を建立社僧を置いて神事を掌らしめる一方、
護符や写経用紙を確保する為製紙の保護発展に努めるに及んで社運著しく隆興した。
鎌倉時代には堂塔伽藍は立ち並び48坊を有するまでに至り、
社僧600から700を擁する一大勢力を有した。
その後興国2年(1341)新田勢と共に足利の軍に抗し兵火に罹り一時衰頽したが、
室町時代の中葉、国主朝倉氏の帰依篤く、同一族の祈願所となるや再び興隆、
宗教上においても軍事、経済上においても名実共に最大の勢力をもつに至った。
然し織田信長一揆征伐の際、滝川一益によって大瀧城は落城したので、
48坊と言われた社域の堂塔は悉く焼き尽くされ、一時は全く衰退したものの、
豊臣・徳川代々の保護もあり特に松平氏は大いに社殿を再興した。
明治元年(1868)社号を大瀧児神社と改め、同8年(1876)郷社に列せられ、
岡本村の總社氏神となり社号も大瀧神社と改称。
明治22年(1889)山上奥の院の末社の内天照大神、春日・八幡社を1社に統合合祀し、
水分神を摂社岡太神社に次いで明治41年(1908)、
奥の院の別山鎮座八坂神社(須佐能男命)を境内社に合祀八照宮と改称。
昭和3年(1928)本社大瀧神社の社歴を案じて県社に列せられた。
【一之鳥居】
神社はまだ先にあるので、
この鳥居をくぐり進みます。
【二之鳥居】
良い雰囲気です。
ここを見るだけで期待値が上がりますね。
【東鳥居】
二之鳥居の場所には駐車場が無く、
更に先に進むとこの鳥居の横に無料駐車場がありました。
【境内】
二之鳥居から参拝したかったので、
境内の端を歩いて二之鳥居へ。
【南鳥居】
もう一つ鳥居がありました。
ここを真っ直ぐ進めば社殿に行けるのですが、
やはり二之鳥居から参拝するのが正式だろう。
【二之鳥居】
やはりここの雰囲気の良さは尋常では無い。(^^
【狛犬】
【境内】
この神域感たるや。
凄過ぎです。
【神門】
この神門と雰囲気はまさに神がかっていますね。
素晴らしい。(^^
【狛犬】
【社殿】
天保14年(1843)再建された重要文化財。
素晴らしい社殿です。
しかし、もっと素晴らしいのは横から見た社殿です。
拝殿と本殿が一体化した社殿ですが、
特筆すべきは躍動する重厚な屋根。
これほど重厚と美しさを兼ね備えた建築美は日本最高峰の一つ。
寺社の建築として最高傑作を目の当たりにしたら、
これはもう感動するしかないですよ。(^^
この神社は神社好きの方でも知らない人もいるぐらい、
全く有名では無い神社。
そんな神社にこんな素晴らしい社殿があるとは。
日本ってやっぱり良いねと素直に思えます。
まだまだ見知らぬ素晴らしい社殿が存在するんだろうなぁ。
【彫刻】
彫刻も素晴らしいもので、
もっと良いカメラで撮影したかったね。
【扁額】
扁額の彫刻も芸が細かいです。(^^
【本殿】
本殿の彫刻も実に超絶技巧で美しい。
【神輿殿】
神輿殿としてはとても立派なものです。
【神楽殿】
【境内社】
岩上神社、護国神社。
【御神馬】
【観音堂】
神社には神仏習合の名残りか観音堂があります。
最初見た時は社務所かと思ったけど。(^^;
小さな開山堂らしき祠は空でした。
【十一面観音菩薩】
なかなか秀麗なお顔をされていました。
神社で観音様を拝むのは一味違いますね。(^^
【境内】
名残り惜しむかのように境内の神域感を楽しむ。
本当に何もかもが素晴らしい神社であった。
日本で一番好きな神社と言っても過言では無い。
ここは神社好きなら参拝はMUSTでございます。
【御朱印】
御朱印は書置き対応で、
二之鳥居から10メートル離れたお宅でいただけました。
普通なら民家なのでピンポンはしないが、
あの横山大観の書が墨書きとなっていると知ってしまったからには、
ピンポンを押さざるを得ない。(^^
しかし、字はそんなに上手く無かったのね。(^^;
厚めの和紙で出来た御朱印でした。
毎年のように白山登山をしたいと願っていましたが、
膝の靭帯損傷や天候不順等があって登山は叶いませんでした。
昨年なんて麓の旅館に泊まって、
今年こそはと意気込んでいたのに、
登山の日の朝、雨が降って泣きました。(泣)
今年も天気予報では微妙なので心配だが、
晴れることを願って白山へ出発。
土曜日は天気が悪いので日曜日にアタックすることにして、
今日はゆっくり福井の神社仏閣巡りを楽しもう。
まずは超絶カッコいい社殿がある大瀧神社・岡太神社へ。
【敦賀湾】
北陸自動車道杉津PAから撮影したもの。
生憎の天気でイマイチだけど、
晴れていたら絶好のビューポイントです。
所在地:福井県越前市大滝町23-10
御祭神:大瀧神社:國常立尊・伊弉諾尊
岡太神社:川上御前(岡太大神)
御神体山:権現山
創建:(伝)養老3年(719)
社格:県社
【由緒】
大瀧神社は加賀の白山、福井の平泉寺に次ぐ修験場の霊場で、
明治元年まで正一位小白山大瀧六所権現児御前と称えられ、
国内有数の大社であった。
創始は推古天皇の御代(593)大伴連大瀧の勧請に始まると伝えられ、
次いで鎮護国家法師で白山を開き越の大徳として知られた泰澄大師が、
元正天皇の命を受け国家安泰疫病鎮護の為、養老3年(719)当地に来り、
既に霊山と仰がれていた大峰山に登り17日間参籠、祈願をこめた後、
地主神として岡太川の上流に祀られていた紙祖神岡太神社を御前立とし、
国常立尊、伊弉諾命の二柱の神を主祭神として配し十一面観音を本地佛として、
山上山下に社殿堂宇を建て、霊場を開き別当寺として、
大徳山大瀧寺を建立社僧を置いて神事を掌らしめる一方、
護符や写経用紙を確保する為製紙の保護発展に努めるに及んで社運著しく隆興した。
鎌倉時代には堂塔伽藍は立ち並び48坊を有するまでに至り、
社僧600から700を擁する一大勢力を有した。
その後興国2年(1341)新田勢と共に足利の軍に抗し兵火に罹り一時衰頽したが、
室町時代の中葉、国主朝倉氏の帰依篤く、同一族の祈願所となるや再び興隆、
宗教上においても軍事、経済上においても名実共に最大の勢力をもつに至った。
然し織田信長一揆征伐の際、滝川一益によって大瀧城は落城したので、
48坊と言われた社域の堂塔は悉く焼き尽くされ、一時は全く衰退したものの、
豊臣・徳川代々の保護もあり特に松平氏は大いに社殿を再興した。
明治元年(1868)社号を大瀧児神社と改め、同8年(1876)郷社に列せられ、
岡本村の總社氏神となり社号も大瀧神社と改称。
明治22年(1889)山上奥の院の末社の内天照大神、春日・八幡社を1社に統合合祀し、
水分神を摂社岡太神社に次いで明治41年(1908)、
奥の院の別山鎮座八坂神社(須佐能男命)を境内社に合祀八照宮と改称。
昭和3年(1928)本社大瀧神社の社歴を案じて県社に列せられた。
【一之鳥居】
神社はまだ先にあるので、
この鳥居をくぐり進みます。
【二之鳥居】
良い雰囲気です。
ここを見るだけで期待値が上がりますね。
【東鳥居】
二之鳥居の場所には駐車場が無く、
更に先に進むとこの鳥居の横に無料駐車場がありました。
【境内】
二之鳥居から参拝したかったので、
境内の端を歩いて二之鳥居へ。
【南鳥居】
もう一つ鳥居がありました。
ここを真っ直ぐ進めば社殿に行けるのですが、
やはり二之鳥居から参拝するのが正式だろう。
【二之鳥居】
やはりここの雰囲気の良さは尋常では無い。(^^
【狛犬】
【境内】
この神域感たるや。
凄過ぎです。
【神門】
この神門と雰囲気はまさに神がかっていますね。
素晴らしい。(^^
【狛犬】
【社殿】
天保14年(1843)再建された重要文化財。
素晴らしい社殿です。
しかし、もっと素晴らしいのは横から見た社殿です。
拝殿と本殿が一体化した社殿ですが、
特筆すべきは躍動する重厚な屋根。
これほど重厚と美しさを兼ね備えた建築美は日本最高峰の一つ。
寺社の建築として最高傑作を目の当たりにしたら、
これはもう感動するしかないですよ。(^^
この神社は神社好きの方でも知らない人もいるぐらい、
全く有名では無い神社。
そんな神社にこんな素晴らしい社殿があるとは。
日本ってやっぱり良いねと素直に思えます。
まだまだ見知らぬ素晴らしい社殿が存在するんだろうなぁ。
【彫刻】
彫刻も素晴らしいもので、
もっと良いカメラで撮影したかったね。
【扁額】
扁額の彫刻も芸が細かいです。(^^
【本殿】
本殿の彫刻も実に超絶技巧で美しい。
【神輿殿】
神輿殿としてはとても立派なものです。
【神楽殿】
【境内社】
岩上神社、護国神社。
【御神馬】
【観音堂】
神社には神仏習合の名残りか観音堂があります。
最初見た時は社務所かと思ったけど。(^^;
小さな開山堂らしき祠は空でした。
【十一面観音菩薩】
なかなか秀麗なお顔をされていました。
神社で観音様を拝むのは一味違いますね。(^^
【境内】
名残り惜しむかのように境内の神域感を楽しむ。
本当に何もかもが素晴らしい神社であった。
日本で一番好きな神社と言っても過言では無い。
ここは神社好きなら参拝はMUSTでございます。
【御朱印】
御朱印は書置き対応で、
二之鳥居から10メートル離れたお宅でいただけました。
普通なら民家なのでピンポンはしないが、
あの横山大観の書が墨書きとなっていると知ってしまったからには、
ピンポンを押さざるを得ない。(^^
しかし、字はそんなに上手く無かったのね。(^^;
厚めの和紙で出来た御朱印でした。