Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

上野別堂<車ノ道場>(2018年9月1日参拝)

2018年09月22日 | 仏閣
舟津神社から1分、萬慶寺から車で2分程の場所に石柱を発見。

2本ある石柱には上野別堂と車ノ道場が刻まれている。

全くのノーマークであったが、
どうやらお寺があるらしい。

案内板を読んでみると、
親鸞聖人旧霊跡で本山誠照寺の別院である上野別堂とのこと。

これは華麗にスルーする訳にはいくまい。


所在地:福井県鯖江市日の出町7-1
宗派:浄土真宗誠照寺派
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明



【縁起】
福井県鯖江市にある誠照寺派本山の誠照寺であるが、
この起源となった車ノ道場(上野別堂)は、
都を離れた親鸞の最初の教化によって生まれたものだと伝えられている。

建永2年(1207)念仏弾圧にあった親鸞聖人は、
越後へ向う途中にこの地を通過したが、
そこで上野ヶ原に住む豪族の波多野景之の別邸に招かれ、
しばらく車(輿)を留めて、阿弥陀如来の本願のいわれを説いた。

お釈迦さまが6年の苦行の末に悟って成道に達し、
5人の修行者にその悟りを教えて弟子としたという初転法輪の故事にならい、
親鸞聖人が教化したこの地はやがて初転法輪の聖地といわれるようになる。

親鸞聖人の教えに触れた波多野景之は自力の心を捨て、
他力の門に入って無二の念仏者となり、空然の法名を得た。

また、この時から親鸞聖人の留錫した別邸を念仏道場としたが、
いつしか親鸞聖人が輿を留めた由緒に因んで、
車の道場と呼ばれるようになった。

車の道場には慈覚大師円仁作と伝えられる阿弥陀如来像が、
御本尊として安置されている。

親鸞聖人が自ら背負ってきたとの伝承がある事から、
親鸞上人背負いの阿弥陀木像といわれている。

現在は上野別堂とも称し、本山の別院となっている。


【寺号標】



【境内】


山門はありません。

車はこの辺りに停めれました。


【本堂】


親鸞聖人の旧霊跡のわりに、
現在は余り繁栄していませんね。


【御本尊】




内陣も本当に簡素なものです。


【鐘楼堂】


見所は以上です。

とても旧霊跡とは思えない上野別堂でした。(^^;

御朱印はございません。


【寿司】


福井に行ったなら必ず寿司は食わなければならない。(^^

今回は安くする為に海鮮アトムにしました。










値段の割りに美味かった。(^^




あら汁。

これで180円なんだから安い。(^^




甘えびの唐揚げ。

美味かった。

お腹を満たして次のお寺へ。