象徴天皇としてこれまで国民の税金支えられて生き生活してきた事実を考えれば、これまでの生きざまをどのように評価されるかは別にして、生前退位を訴えるという事は、立場をわきまえない贅沢な泣き言というしかないであろう。
生を全うするまで天皇を続ける事が象徴天皇の地位についた宿命であり、責任と言うものではないのだろうか? 責任を果たせないというようなきれい事は言うべきではない。それを覚悟のうえでその地位につくべきであったのではないだろうか。それを途中で投げ出すのであれば最初から天皇の地位につく事を辞退すればよかったのではないか。そうでないのだから、色々な理由をつけずに皇室典範に沿ってその地位の職務を遂行する事に邁進すべきではないだろうか。
国民にはそのような甘ったれた泣き言を言ってどうにかなるというような生活環境に恵まれていないし、責任を放棄できない生活を毎日送っているのである。
天皇が生前退位の意思を固執する場合、何よりも先に、象徴天皇制(天皇家)の存続の可否を国民の意思を問う国民投票をすべきであろう。