つれづれなるままに心痛むあれこれ

知る事は幸福度を高める

退位即位儀式:メディアは生前退位のため服喪の自粛でなく、奉祝フィーバー番組以外を自粛

2019-05-01 15:44:05 | 皇室

 昭和天皇の死去に際しては、その前後において異常な自粛がメディアはもちろん各所で行われた。それに対して、この度の退位即位の儀式に際しては、「過度の自粛は行われなかった」とメディアは報じているようである。しかし、それはメディアが昭和天皇の際と同じ物差しで判断し報じているからである。また、国民にも同じ物差しでの判断をさせようと意図しているからであると言っても良い。平成天皇が生前退位である事を考えれば「服喪」の必要はないのであるから、一見かつてのような自粛が見られないという事で「異常な自粛は行われていない」と判断するのは当たり前である。しかし、国民は、メディアの報じるままに単純に「過度の自粛は行われなかった」と思う事はこの度の状況について誤った理解を招く事になると考えなければならない。それというのは、「過度の自粛」は形を変えて行われているからである。一見かつてのような自粛は行われていないように見えるが、実はこの度はメディア特にテレビにおいては、すべての局がニュースはもちろんその他のすべての番組において、退位即位の儀式内容を「これでもか」というほどの時間を当てて報じているのである。そして、そのためにその他の通常放送している番組を差し替えたり通常番組の内容を変質させているからである。つまり、メディアは退位即位の儀式の報道はいくら行っても皇室からも安倍自公政権からも批判を受ける事はないと心得ているから、その関係の内容を番組に充満させるという形での自粛をしていると考えるべきなのである。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内閣府が「新天皇即位」を国民こぞってお祝いするよう新聞で勧める異常な安倍自公政権

2019-05-01 12:35:46 | 皇室

 2019年3月23日に、内閣府新聞に政府広報を載せた。内容は5月1日に予定している「新天皇の即位」に関するものであるが、それは安倍自公政権の「人権」に対する軽視(差別的体質)を自ら暴露しているものである。主権者国民としては政府からいちいち指図されることは「大きなお世話」で不愉快である。以下に紹介する。


「5月1日 天皇の即位の日 国民こぞってお祝いしましょう。即位の日の前後は大型連休になります。国民の皆様の生活に支障が生じないよう、政府として万全を期して参ります」

 このような政府広報は、「即位30年記念」の際にも掲載していた。その際には「国旗掲揚するよう」に国民にお願いする内容であったが、この件も主権者国民にとっては、押し付けがましく感じ不愉快であった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする