2021年1月17日に投開票された沖縄県宮古島市長選で、玉木デニー知事を支持する「オール沖縄」勢力が推薦した無所属新顔の座喜味一幸氏(71)=立憲、共産、社民、沖縄社会大衆推薦=が、菅義偉政権の支援を受けて4選を目指した無所属現職の下地敏彦氏(75)=自民、公明推薦=を破り初当選した。
安倍氏を継承し強引に名護市辺野古米軍新基地建設を進める菅自公政権と、反対を表明してきた玉木知事側は、この度の市長選を、来秋の知事選の前哨戦と位置づけていた。
現職の下地氏は、「オール沖縄」に対抗して県内の保守系市長が作った「チーム沖縄」の会長を務めており、菅自公政権は、菅首相の秘書と自民党職員2名を現地事務所へ派遣し、地方選としては異例の態勢を敷いていた。それを「オール沖縄」玉木知事側が物ともせず打ち破り勝利したのである。
菅自公政権はこの結果を「『オール沖縄』が盛り返すきっかけになるかも知れない」と恐れているようだ。ヤマトンチュはもっと辺野古米軍新基地建設を自分事として関心を持ち、ウチナンチュの気持ちを理解し「オール沖縄」を応援しよう!!
(2021年1月22日投稿)