ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

クローンペット

2005年05月19日 21時39分08秒 | 社会
先日、ニュースで見ました。ついに、アメリカでペットのクローンがビジネスになったと。
自分がかわいがっていた猫と全く同じクローンを手に入れて喜んでいる女性と、そのビジネス産業のボスみたいな男性の話でした。一匹500万円ほどで、亡くなったペットと同じクローンを買うことが出来るとか。
その、500万円とやらの使い道としては、なんともばかばかしいと私は思うのですが。
その、亡くなった家族同然のペットと同じ生き物を、また手に入れたとしても、飼い主はその分、時間がたっているわけだし、全く同じに育つ補償はないでしょうに、どうして、「全く同じもの」がほしいと思うのか、私には全然理解できません。
人も他の生き物も、同じじゃないから、かけがえのないものじゃないのかしら。
そのお金をユニセフにでも寄付したら、どれだけ有効に使ってもらえるかと思うと、虚しくなりますね。

ペットも家族なんです。命ある限り、同じ家族として一緒に生活しているものを、死んだからって、同じクローンを手に入れて、何がいいんだか・・・。

私は、こういうクローンとか遺伝子操作って、人工中絶よりもタチが悪いと思います。それこそ、神への冒涜じゃないのかしら。

ペットクローンのボスとその顧客に、私は言いたいですね。
何でも思い通りになると思うなよ!!!命の大切さを踏みにじる行為だ!

昆虫だって、固体差があり、それぞれ人格というか、固体格があるんですよ。代わりがないということが、どれだけ大事だということ、もっとわかってほしいです。

アメリカって、月の土地を売ったり、本当に、人を馬鹿にした商売が成り立つおかしな国なんですね。とっても、悲しくなります。
もしも、もしもですよ、月になにか生命があって、そこに根付いているとしたら、彼らは、自分の土地が勝手に売られていることを知ったら、どう思うでしょうか。それはもう、新大陸発見とかいって、パイオニア精神とかで先住民を侵略していった無法者アメリカ人と同じじゃあないのかしら??

あな、おそろしや。命まで操作するとは。いつかきっと、ペットではなく、人間の領域にまで手を出すことになるでしょうね。
コメント
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