ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

白鳥のフクちゃん

2005年10月14日 18時13分38秒 | 日常
 ついさっき、フジテレビのニュースの中で、安曇野の白鳥フクちゃんのことを見て、泣いていました。動物の話題には、異常に反応してしまいます。とにかく、フクチャンのことが気になって、フクちゃん情報のブログを見つけました。
 散弾銃によって傷ついたフクちゃんは、地元の獣医さんの治療で助かったのですが、仲間と一緒の飛来はできなくて、一羽残って日本の暑い夏を乗り越えたそうです。次の飛来にはぜひ、仲間と一緒にできるよう、応援しています。
 フクちゃん、がんばれ!!ニュースでは、一羽が飛んできて、フクちゃんとずっと行動をともにしているんですって。ずっとフクちゃんの回復を待って最後に遅れて飛び立った仲間かもしれませんよね。
 地元の皆さんのフクちゃんを見守る姿は、素晴らしいです。長野は、優しい人たちがたくさんいるんですね・・。うれしいです。
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ブラームス弦楽六重奏曲第1番

2005年10月14日 11時20分50秒 | 音楽
 先日、プロのクラリネット奏者との、モーツァルトのクラリネット五重奏曲の本番を無事終え、気がかりだった、終楽章の、ヴィオラがとっても目立つ第4ヴァリエーションも、なんとかうまくいったので、ほっとしています。そしていまは、内輪の発表会(12月初旬)のために、シューベルトの「死と乙女」の1、2楽章を練習しています。モーツァルトのハイドンセットといい、このシューベルトの「死と乙女」といいカルテットの名曲ばかり、それも憧れの練習できるのはうれしい限り。私は、どうも、ベートーヴェンやブラームスは難しくてとてもとても・・・。この仲間に入るきっかけも、ベートーヴェンのカルテットでしたが、もうそりゃむりだわ状態で、それならモーツァルトを別の仲間とやりましょうってことから、私がカルテットデビューするきっかけになったのでした。そして、誰もが憧れるブラームスの弦楽六重奏曲第1番を、来年1年かけて練習することになりました。アマチュアとは、一つの曲をどんなに長く練習してもいいという、これに限るのではないでしょうか。まさに、飽きるほど練習して、暗譜できるくらいになれば最高ですが、それでも失敗するんです(とほほ)。そして、このブラームスの名曲の聞かせどころは、なんといっても、2楽章。頭から第1ヴィオラです。私はセカンドが言いといったのですが、ファーストでということで(でっきるかな??)。でも、MIDIがあるかとサイトを調べてこのページを見たときに、やはり、ファーストをやりたいと心から思いました。この曲、有名な映画のラヴシーンで使われていたとか。まさに、官能の時を象徴しているようなメロディー。そうです、大人の恋ですよね・・・。この哀愁に脱帽。
 去年、フィリアホールで私が所属する弦楽合奏団で、チャイコフスキーの弦楽セレナーデを演奏しました。1年以上かけての挑戦でした。そして、弦楽四重奏でも憧れの曲を演奏し、弦楽六重奏までできるなんて、うれしい限り。もしかしたら、私の人生で、一番充実している時期になるのかな・・・。至福の時は、永遠に続いてほしいと思っても、現実にはそうはいかないものです。
 従来の言い方で言うと痴呆症、いまは認知症というあの病気、よく記憶が昔に戻ってしまっていることがありますが、その「戻る時期」というのは、その人が一番幸せだったころなんですって。私が認知症になったら、どのころに「帰る」のかしら?私はともかく、夫がどの時期に戻るのか、知りたいですね。毎日一緒に暮らして、お互い文句ばかり。そう考えると、仕事も嫌いな彼にとって、幸せっていつだったんだろうって。たまには、身近な人のことをじっくり考えるのも必要ですね。彼は、ブラームスのように、大酒食らいですから。それに、ブラームスのように、ひねくれています。ただ、ブラームスのような偉大な芸術家ではありませんが・・・。ブラームスのヴィオラは、そりゃもう、素敵ですね。さて、今日はこの曲の楽譜をコピーするのですが、やはり、おいしい2楽章は、私がいただきたいな・・・。
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童顔コンプレックス?

2005年10月14日 09時49分42秒 | 社会
 またまた、株で放送局を揺さぶるケースが起きました。インターネットと放送局が結びつくのは、そんなに玉手箱になるというのでしょうか?私は疑問です。
 たしかに、3日間、インターネットを使えないのは困りましたが、だからといって生きるか死ぬかの問題ではないし、便利ということにそれほどの利益を期待していることのほうが、不思議です。
 楽天の三木谷氏、村上ファンドの村上氏、ホリエモン、そして、竹中平蔵さん、どれにも共通しているのは、「童顔」。私は思いました、童顔男性は、お金に執着すると。ゲームに夢中になっているように、お金儲けに走るんでしょうね。
 そして、言いたいのは、日本には本当の大人がいないんではないということ。いい大人も子どもっぽいのばかりだし。成熟できない国民性といったらいいのでしょうか。
 ヨーロッパに憧れてひところ、イタリアや中欧に行きましたが、そこで出逢う現地の成人は、かっこよかったですよ。高齢の女性も、凛としていて、美しい。若ければいいという日本とは大違いの価値観の違い。まさに、成熟の文化を感じますね。この伝統の厚みは、日本にはありません。残念です。大人が成熟していないし、教養も知性もないまま、ただ年だけ取っているだけ。だから、そんな大人を親に持つ子供たちが荒廃するのも当然でしょう。いま、教育の現場はむちゃくちゃみたいですね。学校だけではなく、親に問題があるのです。ま、私は子どもがいないから、こういう発言をしてしまうのかもしれませんが、親はもっと人間として大きくならなくてはいけないですよ。
 年を取るということ、老けるということをもっと前向きに考えましょう。目先の利益ばかり追求するみっともない大人にならないように。
 夫が、インターネットで株をやりたいといっています。彼も、童顔に見えてきてしまいました。株というのは、短期の売り買いで利ざやを稼ぐなんてせこいことではなくて、その会社を応援するというものじゃないと、失礼なのではと思います。相場に手を出したら、絶対に足元掬われると思う私が古すぎるのでしょうか。頭だけでリッチになることが、私には納得できないのです。地道に働いて汗水たらして、それで稼ぐのが尊いものだと思います。そうでなければ、詐欺みたいに稼ぐのがいいってことになるような気がして、恐ろしいです。そういう夫に、昨夜はサイトで見つけた「インターナショナル」を聴き、歌詞を見て、ロシア語で歌えるようになりたいと思いましたね。ただ、人間は性善説ではなくて性悪説だと思うので、共産主義は理想に過ぎないのかもしれません(北朝鮮は共産主義ではなく独裁です)。資本主義という性悪説の世界で、弱者は叩き潰されるしかないのかもしれませんが、その中で、自己満足でもいいから、自分の世界を作って充足して生きること、これが理想ですかね。価値というものさしは、お金だけじゃないんだから、もっともっといろんな生き方ができるはず。 
 株は恐ろしいと思うのは、私だけでしょうか・・・。私は、職人という生き方が個人的にすごく好きです。
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