ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク

2005年10月27日 23時05分18秒 | 音楽
 あの有名なモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハト・ムジークを合奏団で練習します。指導の先生は、もともと古楽に詳しい武蔵野音大で教鞭をとっていた先生で、今回は、パート譜はペーター版を使いますが、余計な書き込みを排除して、スコアは先生が持っているベーレンライターの新モーツァルト全集を使います(私はペーパーバック版を持ってるけれど)。そして、当時のモーツァルトの意図した演奏に近づこうという企画です。
 ペーター版の余計なお世話のスラーやボウイングの指示を取ってみると、本当に違った演奏になります。そう、いままでの演奏は一体なんだったんだろう・・・。
 多分、こういうアプローチが、ピリオド楽器演奏の最初の動きだったのでしょう。私たちは、わざわざ、19世紀末から20世紀初頭の、いいとされていた音楽を通してしか、モーツァルトの楽譜の練習をしていなかったなんてことになっていたのです。
 ゆっくりと勉強していきますが、これからが楽しみな練習です。きっと、先生ご自身も楽しいんだと思います。次回が待ち遠しいです。
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うれしいことこのうえない

2005年10月27日 22時11分52秒 | 読書
 先日、広島に行ってきて、現地で「チンチン電車と女学生」という本を買いたかったのですが、見つからず、帰ってから地元の図書館にあるのを知り、予約してやっと借りました。そのとき、時間があって本棚を見ていたら、こちらもとても興味が湧いた本を見つけました。「ニコラウス・アーノンクール 未踏の領域への探求者」という、モーニカ・メルトル著小谷民菜訳の音楽の友社から出ている本です。古楽界のマエストロの彼の伝記ですが、ぱらぱらとめくると、彼や奥さんのアリス/アーノンクールの若い頃の写真などがあって、見ているだけでも楽しいのです。そして、なぜ、彼がピリオド楽器の世界に惹かれたのか、この本を読めばよくわかるはず。チンチン電車の次にぜひ、速く読みたいです。いまは、夫が読んでいます。
 そして今日、合奏団の練習の帰りに駅でバスを待っていたとき、時間があったので近くの書店に入りました。そこで、待望のアーロン・エルキンズの新著を見つけたのです。スケルトン探偵のギデオン・オリヴァーのシリーズで、タイトルは「骨の島」。ハヤカワからの出版です。この話の内容は、どうもイタリア貴族のことらしい・・・。たまたま時間があったので本屋に寄ったのですが、本当にラッキーでした。その書店は、京王のポイントもつくし(本当、ラッキー!)。
 さてさて、急に読みたい本が怒涛のように現れてしまいました。大変です。
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