この年末年始に海外旅行に行く日本人の数は、過去最高だそうで、みなが不景気を抜けてリッチになったかというと、そうでもなさそうです。激安ツアーに殺到する人も多いみたいですよ。私は2003年1月に、友人と東欧(中欧)3都市めぐり魅惑のツアーに参加しましたが、これが激安ツアーでした。私たちは、安くて自由時間が多いからそのツアーを選んだのです。今年になって、HPに載せてあるこの東欧ツアーについての問い合わせが2件ありました。厳冬の東欧、つまりはシーズンオフなのです。なぜ、これだけ安いのか、そのわけをよーく考えないといけないのです。
あの耐震構造疑惑のマンションも同じようなことではないでしょうか。相場よりもかなり安かったのは、理由があったわけで、「基礎構造での大幅コストダウンを実現」とまでは歌わなかった広告も、よくないですね!?安いのは、鉄骨を減らしたとか、実際はそういうことだったわけでしょう。
安いということは、どういうことか、そして、本当の安全、品質は、高くつくものだともっと実感しなくてはいけないのではないでしょうか。
100円ショップで買うものって、あれは、石油で作った、結局は環境にはよくないものではないのでしょうか。そういうものを、安いから買うというのでは、地球にとっては全然よくないわけです。
安いということをもっとよく考えよう。見えてくるものがあるはずです。
ちなみに、もう二度と、シェーンブルン宮殿に真冬には行きたくないです。あれは、夏の別荘なんですってね。私たちは、まるで八甲田山死の彷徨みたいな気分でした。庭で遭難しそうになりましたもの・・・。