ごまこ物語を書くので、ブログで使った昔の写真を見ていたら、亡くなった9月12日のちょうど一年前の写真がありました。尻尾が動いています。去年は元気だったんだなー。どれをみても、かわいい、おばあちゃんです。
彼女は、この台所が大好きでした。冬は石油ストーブの前、おなかがすくと、冷蔵庫の前で抗議?!。隣の畳の部屋の囲炉裏テーブルの座布団もお気に入り。そしてそばのPCの前の椅子のカーペットも、好きでした。さらに、障子の前でひなたぼっこ。その隣のフローリングの部屋の、亡父の書斎机の前の亡父の肘掛け椅子の上。下においてあるシュレッダーに足をかけてからひょいと乗ったものでした。亡くなる1ヶ月以上前だったか、それができなくなったのです。体が弱って、飛び乗れないまま背中から落ちてしまいました。抱きしめて乗せたのですが、ショックだったのでしょう。結局、嫌がって、踏み台をたくさん用意しても、その椅子には二度と座りませんでした。
年を取るということ、だんだんと不自由になって当たり前のようにできたことができなくなる・・。彼女も辛かったでしょう。椅子の前に、洗面台で蛇口から直接水を飲むこともできなくなっていましたっけ。
そういえば、もっと前に、階段を上らなくなった。
去年のこの写真のブログは、こちらです。