ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

今年最後のテートアテート

2016年12月27日 20時10分31秒 | 日常

 お気に入りのワインバーに、年内最後ということで、一人で訪問してきました。前回は1週間前、ちょうど私の誕生日でした。「火曜日の女」と言っていたので、「さわ木庵」でコース料理を楽しんだ後、2軒目に尋ねたのですが、そりゃもう、びっくりするほどの混雑で、ワイン1杯と料理1品を頼み、お金を預けてまた来週最後の日に来るからと出てきてその最後の日が今日だったのです。

 行く前に、お隣さんからもらった菊芋を、バルサミコ酢に切り替えた黒酢の料理に使えないかと、ほかの材料は牛薄切肉、赤のパプリカ、エリンギを選択(それしかなかったから)、フライパンでは間に合わず、中華鍋に切り替えての七転八倒の料理をしました。

 ほっと一息ついて、そろそろ出かけようと、少しカルトナージュの作品も持参して行ってきました。私が店の最初の客でしたが、あとからグループが二つ、とても賑やかになり、人気が出てきたのでうれしく思いました。のんびり過ごしていたけれど、いつもはワイン2杯で済むところ、3杯も飲んでしまい、オーナーから石川酒造の酒粕までお土産にもらって、ご機嫌で帰宅しました。帰ってからすぐに、甘酒作って飲んで、更にご機嫌です。

 なんとこれは、大家さんがくれたものだそうで、おもしろいので、写真を撮らせてもらいました。暴力団除けにとても役に立つかもしれませんね!裏には、大分県の麦焼酎「荒城の月」とありました。なんでも、警視庁の売店でしか売ってないものだそうですよ。お隣のワインは、今日、私がいただいたもの。シラー・グルナッシュで、おそらくカルディのものだと思います、おいしかったです(2杯もいただきました)。

 ますます、人気が出ることを祈っています。女性シェフがとても素晴らしい腕持っていますもの。来年は5日からの営業です。よろしくお願いします、拝島テートアテート。ワインも料理も、おいしいですよ~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンナ・マグダレーナ・バッハ

2016年12月27日 12時42分45秒 | 音楽

 昨夜放送された世界ドキュメンタリー選の録画を、さっき見ました。とても感動しました。バッハの後妻、アンナ・マグダレーナ・バッハが夫バッハの楽譜を写譜していただけでなく、そもそも、作曲したのも彼女だったものがあるという研究の話だったのです。そこには、筆跡鑑定の専門家も協力し、晩年何度も目の手術をしてほとんど見えていなかったバッハに代わって楽譜を書いていただけではなく、アンナが12歳の頃から、バッハから作曲も習っていたのではないかというものでした。

 女性が才能を持っていても表に出してもらえないという風潮は、全世界であったことです。今残っている曲も、当時18世紀19世紀のものは、もしかしたらバッハだけではなくほかの作曲家も夫の名を出して妻が、娘が作曲していたものかもしれない・・・。

 以前、楽器の演奏者に関する本をかじりました。それによると、女性は、ピアノくらいしか演奏することが許されなかったのです。宗教的なこともあるでしょう、ほかの楽器を人前で演奏することも許されなかったのです。まるで、今のイスラム圏の女性のようですね。

 女性は劣っているという考えは、どうしてはじまったのでしょうか?男性のあばら骨から作られたなんてばかばかしいことが信じられていたなんて、悲しいです。子供を産む道具なんて、ひどすぎます。

 私は、女性には男性と同じくらい、いえそれ以上の才能があると思っています。適応能力、忍耐力、持久力。瞬間的な能力こそ、劣るかもしれませんが、ほかのことでは引けを取らないでしょう。体力だけで自慢する男性って、どうなの?これでは、私はとことん、男嫌いみたいに思われてしまうかしら。

 生まれてつけられた名前が、頼山陽の奥さんの名前からとった、それがそもそも、こういう考えを持つ運命だったのかもしれません。

 哺乳類で、人間の女性と同じ間隔で生理を持つ動物はいるのでしょうか?そして、出産までの期間も、同じような動物は?人類の女性は、生理の間隔は、旧暦の月の期間と似ています。私は28日周期でした。月の満ち欠けと同じなのです。さて、だからどうって?だからきっと、この地球を救うのは、人類の女性なんじゃないかという壮大な妄想です。

 バッハの曲が、宇宙のように壮大な感じを受けるのは、もしかして、アンナ・マグダレーナ・バッハが作曲したからなのかもしれません。とてもうれしいことです。私は楽器を始めてから、バッハが大好きでした。ヴァイオリンは、バッハに始まり、バッハに終わると思っています。ついに、無伴奏全曲なんてとても弾けないことがわかりましたが、その一部でも練習することが、生きがいです。早く、リハビリして調弦が楽器持ったままできるようにしないと。ガット弦をやめてナイロン弦にしてしまうか、考え中です。でも、ガット弦の響きの方がとても気持ちがいいのです。

 さて、これから、Gパンの継ぎあてです。夫の遺産のジーンズすべて、これで膝が抜けてしまいました。でも、頑張ってつくろって大事に履き続けようと思います。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柚月裕子の「臨床真理」

2016年12月27日 09時35分51秒 | 読書

 先日、図書館から借りて彼女のデビュー作を読みました。最後が、なんとも・・。これが、大将の選考の時に、割と意見が分かれたそうです。今では、性描写もかなりリアルに描かれているのが現実ですが、このラストは、オーラルセックスの描写でした。これをどう思うか。

 なかなか、聞けませんよね、友人に「あなた、やってる?」なんて。

 69というのは、その形の通りに、ともにそれをしているという図そのものですから、かなり昔からあったことだと思います。それは、日本でも外国でも?

 いえることは、性行為は、お互いに合意の上でする行為だということ。相手が拒絶しているのにするのは、はっきり犯罪ですから。強制sレても、いやなら絶対にしてはいけません。DVになるようなら、なおさらです。アダルトビデオの世界は、現実ではないと言い続けて亡くなった元AV女優がいました。そう、制を商品として作るのと、現実とでは全く違うのです。

 好きになって、相手が喜ぶことをして自分も喜ぶ。決して、犯罪になってはいけません。泥酔しているからとか、危害を加えてとかなんて、もってのほか。忘年会新年会と、そういう機会が増えますが、絶対に女性は気をつけてくださいね。

 ちなみに、厚生労働省でのこんなサイトがあります。オーラルセックスでも、感染症になるので、気をつけるようにとのこと。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BSフジ 名車里帰りの旅

2016年12月27日 09時03分50秒 | 日常

 ここ年末年始は、家にいてテレビで何を見るか、いろいろ考えます。この時期は、生放送だとたいしてう風していないと言っては失礼だけれど、時間稼ぎみたいなmのもぞろぞろ出てくるので、見るのなら絶対に外れと思わないいいものを見たいと、新聞に載っていた番組を見ました。

 それが、ものすごくよかったのです。

 高島礼子さん、車が大好きでライセンスも持っているだけあって、昔の名車に戸惑いも感じずに乗りこなすのがすごいと思いました。117クーペという、車をよく知らない私も名前だけは知っていました。昔の車は、いいものですねえ。そして、昔は、車を運転するというのが、男子のステータス、その助手席に乗るというのが、女子のステータスだった時代があったのです、そう、ユーミンの助手席女子物語です。デスティニーは、女性が運転していますが、その歌詞に出てくる「緑のクーペ」は、もしかして、この名車のこと??

 40年近くたっている車の現在のオーナーから、前のオーナー、更にその前と、初代オーナーまで高島礼子さんが車を運転して尋ねるというこの番組、悲喜こもごものそれぞれの物語があり、車との人生、素敵なんだなあ、と感じました。

 車を大事に乗り、青春時代、家族との思い出、それこそ、車が家族の一員なんです。

 もう1台は、中本賢さんが運転するスカイライン、通称ケンメリ。こちらも、うるっときました。ちょいヤンキーなオーナーの時にけっこう改造されちゃいましたけど。

 そういえば、思い出しました。私が社会人になってすぐ、社員で慰安にいったときの、同乗した先輩(といっても、男子工高卒、女子大卒という不思議な会社で当然年下)の車に何人かで乗ったとき、車好きの彼の車内はきれいで、靴を脱いで入れとのこと。高島さんもそんな話をしていました。

 私はAT限定なので、昔のマニュアル車には乗れません。それに、講習以外で、高速道路を走ったことないのです、とほほ。で、もう車を手放して、これから二度と運転しないかもの人生です。それでも、夫も私も車に疎く、最初に自分で決めたかったのはホンダのロゴ。車はホンダが好きだったから。そして、フィット、最後は軽のライフ。たった3台、それも十分に乗ってあげなかったのがかわいそうでしたが、今は通勤に使ってくれている次のオーナーに愛されていると思います。

 なぜ、今の若者が車に興味を持たなくなったのか?価値の多様性だとしたら、それはしかたのないことです。でも、昔は、ほしい車を一生懸命働いてお金ためて買うという夢があったし、かっこいい車に乗っている彼の隣でドライブするのが夢という女子がいたんです。アメリカングラフィティみたいな時代があって、恋と音楽がフロントガラスを流れる風景のように通り過ぎる青春があったんですよ・・・。

 それに、男子はメカに強いものだという妄想みたいなものが女子にはあったし。そういえばそのころは、冬はスキーというのが当たり前だったし。なんだろう、皆が同じようなことしていた、それが自然だった時代があったのでした。私はスキーは一度しか行ったことなかったし(スポーツ音痴だから)、同類相哀れむ、類は友を呼ぶってことで、亡夫と知り合っちゃったんでしょう。

 若いという時代は、すぐに過ぎてしまいます。充実して過ごしてくれないと、私は悲しい。

 お正月ももうすぐ。スーパーは毎日のようにチラシを入れてきます。でも、元旦も営業しているんですって。

 せめて、元旦はどの業種も、休業にしてもらいたい。働いている人たちが気の毒です。24時間営業や、元旦営業をなしにするという方向には、できないのでしょうか。それこそ、ブラックや非正規、若者の貧困化に拍車をかけていると思うのですが。

 そうそう、このBSフジの番組、そのあとは多摩に見ていたレモンハートというBERのショートストーリーの番組で、そのままじっくり見ていました。これを見ると、ウイスキー飲みたくなっちゃうけど・・・。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする