女子の節句ですが、私にはとても違和感があります。子供の頃は、祖母が買ってくれた久月のお雛様を飾るのは楽しかったのですが、結婚して共働きの日々を送る中で、考えは変わりました。
なぜ、女子はお嫁に行っていい母になることが一番の目的とされるのでしょうか?男子が、「お婿に行く」ということが将来の夢、なんて人いませんよね。
良妻賢母は、男性中心の社会で作られた虚像です。家庭を守るのは、男女平等なんだから、父も母も同じでしょう。当然、育児休暇も男性も取る義務があります。確かに、女性しか子供を産めませんが、男性の協力なくしては子供は生まれませんよね?
社会で働くようになってから、どうもひな祭りはあまり好きではなくなりました。女性を閉じ込める風習にしか思えないからです。
嫁になんか行かなくても、自分の人生をしっかり生きればいいのです。男に人生の主導権をゆだねては絶対にいけません。自分の人生は、自分で勝ち取って自分でコントロールしてください。他人にゆだねる人生なんか送ってはいけません!