男女平等をうたっているのに、現実は違う。でも、逆差別と見る人もいるようです。
長い歴史が、男尊女卑を当たり前にしてきたのが、悔しいです。私は下町に生まれて、大学まで男女共学で学びました。だから、社会人になったときの現実のあまりにひどい男尊女卑に愕然としたものでした。
今でいうセクハラも当たり前のようにあり、女性は名前で呼ばれずに「女の子」とひとくくりです。お茶くみは当たり前。何をくむのか?別に井戸水をくんでくるわけじゃないけれど、大手予備校では、女性には「結婚退職制度」があり、誓約書を書かされました。
男性のコーヒーの好み(砂糖はいくつでミルク入れるとか)を覚えるのが必須。女子の制服がバカみたいなのにも驚きでした。そんな世の中だったんですよ、30年位前は。
何か言えば、生意気と言われました。
男女平等も、家庭から変わらなければ意味がないですよね。当たり前のように、威張って配偶者に暴力ふるったり、そういう男性、いまだに多いじゃないですか。「女は黙ってろ」とかね。
男女ともに、人間として教育を受ける権利があるし、これだけ女性が教育受けているのに、社会の女性比率が低いのは、悲しいことです。
日本は、まだまだ男社会です。なんとかならないのでしょうかね。