東京下町生まれの私は子供のころ、近所で遊んでいて、2回も自転車と衝突事故を起こしました。相手は、郵便屋さんと出前のすし屋。そりゃ、迷惑だったでしょうね。
大人になってからも、いろいろありました。
大学までは下町で家族と暮らしていましたが、冬のある日、アラジンという石油ストーブの上で小なべでココアを作っていて、そのなべを持って移動したときに転び、ちょうど顔にココアがかかり、完全ニグロになりましたっけ。ほかにも、ミイという雌の雉猫が柱にしがみついているのを、さらに登るのかと思ってお尻を押したら、降りたかったらしく、顔にそのまま乗ってきました。当然、頬に大きな傷が・・・。そのとき母が「なにやってんの、顔は女の命よ!」といったのを今も覚えています。しばらくは真知子巻きで予備校に通っていました。
結婚してからも、菜ばしを口にくわえたままどこかにぶつかって、口の中に傷を作ったし、食器棚の扉を開けておいたまま、思い切り扉にぶつかって星を見たり、私も大人になってもサンタ並みなんですね。
昨日、とっさに無理やり首輪を取ったけれど、そのために傷がもっとひどくなってしまったかもしれなかったです。今思えば、裁ちばさみで首輪をばっさり切ってしまったほうがよかったと反省しています。
とっさの判断、それは本当に難しいです。知恵をつけることと経験がものをいうのでしょうね。
最近、AEDの設置が話題になっていますが、それを使うには、まず人工呼吸をしなくては・・。40過ぎて教習所に通い、救急処置の授業を受けました。その後、町会主催の救急処置の講座で再びやってみました。うまいと言われ、得意になってしまいました。でも、マウスツーマウスの人工呼吸が2回と、心臓圧迫16回でしたっけ、15回でしたっけ。あのリズムが大切なんですよね。本当に必要なときに、ちゃんとできるよう、心がけましょう。