ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

不慮の事故

2007年06月19日 11時45分41秒 | 日常
 きのうのバカ猫サンタではないけれど、子供には不慮の事故がつきものだと思います。そういえば、私もかなり、そそっかしかったです。
 東京下町生まれの私は子供のころ、近所で遊んでいて、2回も自転車と衝突事故を起こしました。相手は、郵便屋さんと出前のすし屋。そりゃ、迷惑だったでしょうね。
 大人になってからも、いろいろありました。
 大学までは下町で家族と暮らしていましたが、冬のある日、アラジンという石油ストーブの上で小なべでココアを作っていて、そのなべを持って移動したときに転び、ちょうど顔にココアがかかり、完全ニグロになりましたっけ。ほかにも、ミイという雌の雉猫が柱にしがみついているのを、さらに登るのかと思ってお尻を押したら、降りたかったらしく、顔にそのまま乗ってきました。当然、頬に大きな傷が・・・。そのとき母が「なにやってんの、顔は女の命よ!」といったのを今も覚えています。しばらくは真知子巻きで予備校に通っていました。
 結婚してからも、菜ばしを口にくわえたままどこかにぶつかって、口の中に傷を作ったし、食器棚の扉を開けておいたまま、思い切り扉にぶつかって星を見たり、私も大人になってもサンタ並みなんですね。
 昨日、とっさに無理やり首輪を取ったけれど、そのために傷がもっとひどくなってしまったかもしれなかったです。今思えば、裁ちばさみで首輪をばっさり切ってしまったほうがよかったと反省しています。
 とっさの判断、それは本当に難しいです。知恵をつけることと経験がものをいうのでしょうね。
 最近、AEDの設置が話題になっていますが、それを使うには、まず人工呼吸をしなくては・・。40過ぎて教習所に通い、救急処置の授業を受けました。その後、町会主催の救急処置の講座で再びやってみました。うまいと言われ、得意になってしまいました。でも、マウスツーマウスの人工呼吸が2回と、心臓圧迫16回でしたっけ、15回でしたっけ。あのリズムが大切なんですよね。本当に必要なときに、ちゃんとできるよう、心がけましょう。
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ばか猫大騒動

2007年06月18日 23時57分59秒 | 日常
 今日は夫に猫トイレ掃除をお願いし、義母のいる外房大原に、例の介護施設の再契約に行ってきました。なんたって、要介護3から要支援2なので、いままでの契約書にさらに付け加えることになったわけでした。そんなこんなで、おしゃべりな義母から急いで帰って家に着いたのは7時過ぎ。
 今日は曇天だから大丈夫と思っていましたが、八王子も昼間、かなり暑かったのでしょう。猫の様子が少しヘンでした。そして黒二毛に先に夕飯を作り、2階の猫たちに夕飯を持っていったところ、相変わらず障子を破った後を見つけ、さらに畳に血痕を発見し、その主が若猫サンタだとわかったときには、こちらも気が動転してしまいました。
 口から血を流していました。あちこちの血痕も、必死で口を引っかいているので、つかまえてよく見たら、なんということでしょう。首輪が口に挟まっていたのです。痛がるのを我慢させて何とかはずしました。そして、いつもの動物病院はすでに診療時間が過ぎ、獣医さんがみな帰ってしまった後だったので、スタッフに教えてもらった「八王子夜間動物医療センター」の9時からの診療に、とにかくバカ猫の口の様子を見せることにして、彼は夕飯抜きにして時間が来るのを待ちました。
 最初、車で行こうと思ったのですが、医療センターの駐車場はいっぱいで、事前に電話を入れてタクシーで行きました。
 応対も診察もとても丁寧で、本当に助かりました。力を入れて引っ張るとすぐ外れる首輪だったのですが、このタイプでこんなことになるのを見たのは初めてだといわれてしまいました。本当に、バカ猫・・・。大事に至らずに済んで、よかったです。下手したら窒息することもあるそうです。
 疲れて帰ってさらにド疲れの一日でした。
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胸キュン?青春の思い出

2007年06月14日 19時15分26秒 | 日常

 インターネットで、昔あこがれていた人の名前を検索したことがありますか?ネットを始めたころ、小学校の同級生とか、中学時代親友と争った男の子とか、調べたことがありました。顔写真まで載っていないし、載っていたとしても小学生を50代近くまで想像してふけさせることなんかできませんものね。でも、同姓同名でも、出てきたら、けっこう楽しめるものです。
 先日、大学時代に通っていた別の学校であこがれていた人の名前をふと、検索してみたら、郷里の学校の同窓会の書き込みなどが出ていて、どうも本人のようだったのです。そして、同窓会の準備をしている彼を見たお嬢さんが「親父、青春してるね」なんて言ったとか・・・。
 ああ、そうか、50代目前の世代は大学生や社会人くらいの子供がいて、当然ですものね。彼も、娘を持つ親父なんだー、となぜか胸がきゅーんとなりました。
 六本木(今の六本木とは大違い!)の学校にせっせと通って、帰りの地下鉄で一緒に乗り合わせてほんの少しでも話ができるだけでうれしかったっけ。
 当時、放送作家を目指してなぜか大学の勉強とは別のことに夢中になっていて、結局、その道にも進めず、社会人になってそれでも吹っ切れずに小劇団ブームの最前線の野田秀樹の「夢の遊眠社」に熱中し、それで幡ヶ谷の劇団青年座研究所の夜間に半年通ったり、あのころは、何かに夢中になっていたのでした。その当時の仲間と、本当に久しぶりで、今度会うことになりました。友人はもう子供も大きくなって、自分の親との旅行で東京に出てきたついでに会えることになったそうです。当時は、週に3回くらい講義があり、その帰り、必ずといっていいほど、下北沢で飲んでいました。その隣の「世田谷代田」に私はアパート暮らししていたんです。帰りは電車がなくても、歩いて帰れる・・・。そのころ、夫とも知り合っていましたっけ。今はほとんど行かなくなった下北沢、今度、昔の仲間と「下北で遊ぼう、昔に返ってツアー」を決行します。
 そうそう、同姓同名かもしれないけれど、下町の小学校で背が高く日本人離れしていたK君、数年前の証券会社の社長で昭和32年生まれとあったので、まさかとは思いますが、慶応大学出てから銀行畑でバリバリやっていたそうな・・。中学の憧れの僕は、大手の商品部長、こちらは生年月日がわからないから、別人でしょう。でも、50歳直前、定年を後10年という男性諸君は、いろいろ苦労しているんでしょうね。最前線も、窓際も、そりゃ、苦労しますよ。でも、家庭もちゃんと顧みてください。定年後が即、熟年離婚にならないよう、今から10年計画です。
 憧れの人も、きっと、髪が白くなったり超薄くなったりでしょう。胸キュンの思い出は、思い出として封印しておくべきですね。妄想はご勝手に!?

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うちも社会保険事務所に行くべきか?

2007年06月11日 10時35分43秒 | 社会
 最近の年金不祥事、他人事ではなくなりました。そういえば、10年位前に、基礎年金番号のときに、何か通知が来ていて、そのあと大分経ってから、専業主婦の3号になっているか、確認しただけでした。
 結婚前もかなり転職していたし、友人には「転職が趣味なのね」といわれていました。自分でも、履歴書書くのには苦労しましたっけ。それに、結婚して苗字が変わったし、今の様子では、社会保険事務所がきちんと私の職歴を把握しているか、疑問です。
 実は、夫も、私学共済の今の職場の前に、ピアニスト中村紘子のお母さんが経営していた画廊に勤めていたのですが、そのときの年金手帳が見つからないのですって。私だってちゃんと持っているあのオレンジ色の年金手帳がなくて、いいの???
 お互いにかなり不安を抱えています。早く、確かめに行ったほうがいいですよね、とほほ。もらえるものがもらえないなんて、本当に許せないし、公的機関の単純ミスでもらえないなんて、これは国の犯罪ですよー。どうしてくれるんでしょうか、世界の笑いものです、日本の国って。正直、憲法どころではないですよ、安倍君!
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雑誌「サライ」に羽田健太郎氏が

2007年06月10日 13時53分14秒 | 日常
 先日、羽田健太郎氏の訃報でショックを受けていました。そして今日、夫が本屋で興味を持ったからと、滅多に買わない雑誌「サライ」を見て、びっくりでした。
 7日発売の雑誌でしょうか、「男の料理」特集で、中にはほかにも、画家「野田弘志」特集があったり、なかなかいいものでした。
でも、男の料理の特集巻頭対談に、日本料理の野崎洋光氏と羽田健太郎氏とあったのには、びっくりでした。いつこの記事を作ったのでしょうか・・・。このすぐ後に入院したのでしょうか、羽田健太郎さんの笑顔が、いつのものなのか。
 本屋には1冊しか残っていなかったそうです。この号(2007年12号)は貴重です。ぜひ、見つけて手にとってください(付録があるので、紐がかかっています、立ち読みはできません)。
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どこにもない??

2007年06月09日 20時20分26秒 | 日常
 先日、相変わらずの大喧嘩を夫としてしまい、怒り狂った彼が洗面所にあったコンタクトレンズノケースを放り投げました。
 セイコーの携帯用のケースで、ずっと使っていたのですが、そういえば最近、ドラッグストアで見かけなくなりました。そもそも、O2ハードレンズを使っている人が減ったのでしょうか。世の中、みな、使い捨てソフトレンズ使用者ばかりのようです。
 夫は反省して、どこでケースを売っているか聞くのですが、私だってよくわからないのです、買ったのは遠い昔ですから。レンズを新しくするたびに、おまけで、レンズ自体を入れるケースはいつももらっていたのですが、保存液と洗浄液を一緒に入れられるケースは、とんと見かけなくなりました。一体、どこで売っているのでしょうか・・。セイコーも、コンタクトレンズの製造をやめてしまったようです。あーあ、肩身が狭くなっています。壊さなければよかったのに・・・。といっても、確かに老朽化していたので、壊さなくてもいつかは壊れる運命でしたが、はてさて、これからどうしたらいいのでしょうか。便利なケースがあればいいのに、O2ハードは、少数派になってしまったのですね。
 ブルーの、レンズケースと保存液、クリーナーの3本が入るケースをご存知の方、ぜひ、ご一報くださいませ。
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世界に羽ばたく諏訪田製作所

2007年06月09日 08時22分25秒 | 社会

 日曜日は朝、NHKで「小さな旅」とその次の「経済羅針盤」を見るのが習慣になっています。
 この前の「羅針盤」が取り上げたのは、新潟は三条市の「諏訪田製作所」でした。何人もの職人の手を経て仕上がった爪切りは、トップネイルアーティストなら必ず持っているものだとか。世界にこの匠の技で羽ばたいている様子、感動してしまいました。これぞ、日本の技です。
 そして、私もこの爪切りがほしい!と、ネットであちこち探し回りました。やはり、どれも完売欠品。やっとのことで手に入れたのは、埼玉の金物屋さんからレディー用、革のカバーもつけてお得な価格でした。さっそく使ってみると、なかなかいいんです。
 弦楽器を演奏するには、爪はいつも切っていなくてはならないので、夫のばかり借りていられないし、と自分用を購入したのが、これほど素敵なものだとは・・。ラッキーでした。夫にも使い心地を確かめてもらいました(かなりいいって)。
 実は、我家に、それとはしらずに、諏訪田製作所の商品があったのです。その名も、「栗クリ坊主」。栗を挟んで皮ごとむける優れもの。その商品をメーカーのサイトでみつけて、うれしくなりました。
 世界に通用する日本の職人技、いえいえ、世界をリードする日本の職人芸は、まだまだあります。職人、私は大好きです。がんばれー!
 

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エルガーの弦楽セレナーデ

2007年06月05日 16時32分22秒 | 日常

 猫4匹の世話に追われる毎日です。義母の気になる症状も、早いうちに一緒に婦人科に行かなくてはならないし、要支援2という結果のために、施設に契約書を再度取り交わさなくてはならないし・・・。
 そんななか、今日の午前中、よだれじいさん猫のじろべえを点滴に連れて行き、ついでに猫たちのためのk/d缶も購入しました。会計を待つ間、待合室でぼーっとしていたら、なんと聞いたことある曲が耳に入りました。ここはいつも、クラシックがかかっているのですが、その耳に入ったのは、エルガーの弦セレ2楽章。ちょうど今、練習している曲だったのです。最後まで聴いていたかったです。
 今月23日、麻生区市民館大ホールで、麻生区音楽祭の一環の「アンサンブルの集い」があります。私たち弦楽合奏団はこの曲を全曲演奏します。お近くの方は、ぜひ、足を運んでみてください。
 この義母の猫の世話の都合で、私はこの日の演奏が合奏団の最後の本番になります。残念ですが、こればかりはしかたないです。愛する猫は、ただ1匹、かわいい黒二毛なんですが、預かってしまったのですから義母の猫も大切に世話をしなくては・・・。でも、よだれじいさんは、加齢臭なのか、よだれも臭い・・・。今日、病院に連れて行くのに、こんなに汚くてはみっともないからと、昨日、シャンプードレッサーで足4本を、かなりな抵抗を受けながらも洗いました。
 エルガーの弦セレ、とてもいい曲です。ちょっとでも耳にできて、うれしかった。
 現実を受け入れて、義母と酒に飲まれる夫と、猫4匹と、この暮らしを続けましょう・・・・。

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東京バッハモーツァルトオーケストラ

2007年06月03日 15時45分29秒 | 日常
 昨日、聴いてきました、池袋の芸術劇場で。今回は、モーツァルトの晩年の作品3曲です。最初が「魔笛」序曲、そして、エリック・ホープリッチのソロ(バセットクラリネット)でクラリネット協奏曲。休憩の後が、シンフォニー39番。もう、至福の時間でした。 去年、この有田正広指揮の幻の東京バッハモーツァルトオーケストラのコンサートを久しぶりに聴き、そして今年はクラリネットで、なんと、来年3月は、ピート・クイケンのピアノでコンサートを企画しているとか。それも、シンフォニーは40番。ってことは、再来年は最後の41番、やってくれなきゃあ! ところで、ピート・クイケンってあのクイケン一族のどなたかでしょうか? (調べました・・・) 弦楽器製作者で日本在住のフィリップ・クイケンさんは、ヴィーラント・クイケンの長男、次男がピート・クイケンさん。さらに、ヴィーラントの娘でヴェロニカ・クイケンはヴァイオリン奏者、サラ・クイケンはシギスヴァルトの娘・・・。すごい一族です! 昨日の一番感動したのは、クラリネット協奏曲の2楽章。天使が舞い降りてきたような、天上のひとときでした。なんて美しい音楽でしょう。モーツァルトは、本当に素敵です。 有田正広さんのこれからの活躍に期待です。今年は若松夏美さん、入っていませんでしたが、来年は演奏してほしいです。聴きたいもの!
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要介護3から要支援2

2007年06月03日 14時27分46秒 | 日常

 昨日、いすみ市役所から、義母の要介護認定の更新結果が届きました。
 なんと、要支援2でした。まあ、自立じゃなかっただけ、ましでしょうか。義母はとても元気になっていて、施設にいるのも肩身が狭いくらい?でも、施設の人たちは、大丈夫だからというのです。要支援でもいられるように、また契約を交わしなおさなくてはいけないようですが・・。
 今でも、介護度の思い人への介護が忙しく、ヘルパーさんになかなか用事を頼めない義母です。今後、もっとそうなると思うので、このまま永遠にいてもらうのはどうかと、私は思っていますが、夫は、永遠に入っていればいいって。
 いすみ市は、ここからはあまりに遠く、なにもできないんですもの。でも、同居は難しいし(夫が反対)、何よりこちらの近くの施設に入ることを夫はあまりよく思っていないようで・・・。これから先、どうなるのでしょうか?
 義母は、猫を自分の家で面倒見るから、変わりにあなたが施設に入っていればって。そんなーーー!?
 

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