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九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

北京五輪は時代の転換点    落石

2008年08月12日 19時32分07秒 | Weblog
田中宇さんのブログから転載です。


日本政府はここ数年、マスコミを使って日本人の反中国感情を煽り、
米が中国包囲網を作る際の一助になることで、対米従属を強化しようとしたが、
米自身が中国重視を強める中、日本の戦略は破綻している。
日本にとって「お上」である米が、中国をアジアの覇権国にしたい以上、
日本はその事態を受容するしかない。
妥協がいやで「反中国」を思い切りやりたい人は「反米」になる必要がある。

もしくはイスラエル右派のように、米の軍産複合体や右派議員と話をつけた上で、
日本の自衛隊が米軍を巻き込む形で中国に先制攻撃し、
米中戦争を勃発させ、日米VS中国の冷戦型の長期戦争を実現する
という構想もあり得るが、
米の右派には「やりすぎによって自滅させる」という隠れ多極主義者がいる。
今のイスラエルのように、日本が自滅的な戦争の矢面に立たされて終わる
可能性が大きく、非常に危険である。
共和党マケイン候補が次期大統領になったら、米軍産複合体の利権を背景に、
日本に中国との戦争をけしかけるかもしれないが、日本がこれに乗ると、
再び「敗戦」の破滅を経験することになりかねない。

中国が日本より優勢で強い国になることは、日本の「戦後」が終わることをも意味する。
戦後の日本は、戦前のようにアジア最強の立場を利用して
中国などのアジア諸国に侵攻占領することを繰り返さないよう、
日本人が自らのナショナリズムを自己抑圧したり、
自国の軍事拡大に対して嫌悪感を抱くような世論作りや教育が行われてきた。
しかし、アジア最強の国が中国になり、
朝鮮半島や東南アジアの諸国が、日本ではなく中国の顔色をうかがうようになると、
もはや日本が再びアジアを侵略する恐れがない状態になる。
日本が自らナショナリズムや軍事化を抑制する必要はなくなる。

すでにこの「脱戦後」の状況は、10年ほど前から、
日本でのマスコミなどによるナショナリズム発揚の動きや、
防衛庁の省への昇格などの形をとって表れている。
もはや、日本はアジアで最強ではなく、アジア侵出する可能性はないのだから、
日本が国民のナショナリズムを煽ってもかまわないことになる。
中国や韓国は戦後ずっと、国を挙げて国民のナショナリズムを煽り続けてきた。

日本では自国のナショナリズムを嫌い、
中国や韓国のナショナリズムを黙認(ときに賛同)する「左翼」は
時代遅れとなり、ほぼ絶滅した。
終戦記念日や、広島・長崎の原爆記念日も、影が薄くなっている。

今の中国は、日本のナショナリズム高揚や軍拡に、あまり懸念を持っていない。
中国は冷戦中には、米が日本に再軍備させて中国と対抗させることを警戒し、
日本のナショナリズム高揚を懸念していたが、
すでに冷戦は終わり、米中枢で冷戦派(軍産英複合体)より
多極派(親中派)が優勢になって、中国の台頭が容認・誘発され、
アジアの国際関係が中国中心になっていく傾向が確定する中、
中国は日本を懸念しなくなった。
もはや、国外から日本を抑止しようとする力は存在しない。

日本は米にも中国にも気兼ねせず、国家戦略を自由に決められる状況になっているが、
逆にこの状況は日本人にとって「従うべき方向感」が
失われた閉塞的な感覚をもたらし、日本のナショナリズムは自閉的になっている。
もったいないことである。

    

今こそ真の独立国家に成長するチャンス。
真の愛国心の時代がやってきた。
オランダ位の中規模国家を目指そう。
そして隣国と仲良くしていくことが国家百年の計。
絶好のチャンス。

竹島くらいあげても良い。百年の友好が結べるなら。
安いもの。





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明日五輪サッカー、オランダ戦  文科系

2008年08月12日 14時39分09秒 | スポーツ
明日13日、表記の闘いがある。決勝トーナメントには出られなくなったが、これからの日本サッカーにとっていろんな意味ですごく大事なゲームだと思うので、触れてみる。僕はテレビのオリンピックブームにはほとんど接していない。自分で選択したわずかなげームと新聞しか見ない。テレビ・スポーツは、何か人間性の根幹であるその主体性、個性というものを根本から損なうような気がするし、「勝ち負け主義・国家主義に毒されたスポーツファン」と違って、真のサッカー愛好家を静かに自負したいから。

オランダ戦に触れる前に、こういう「テレビスポーツ低俗文化」への皮肉を一言。
バドミントンで「オグシオ」が準々決勝で落ちた。そこかわり、末綱・前田組が世界1位の中国ペアを負かして準決勝に進出した。オグシオには何の恨みもないのだけれど、正直「ザマーミヤガレ」と思い、末綱・前田には、心から祝福したい気になった。このマイナースポーツの「オグシオブーム」を、かねてから腹に据えかねていたからである。ダブルス6位の彼女らがこれだけ騒がれて、8位の末綱・前田はなぜ騒がれてこなかったのだ? テレビ写りの良い「オグシオ」をテレビ・マスコミと提携して世間に売り出し、そこからバドミントンの普及を計ろうという、協会の作戦を感じたのである。末綱・前田ペアもきっと僕と同じようにそう思っていたに違いない。そして、「オグシオ」の陰で大変な努力をしていたに違いない。
なにしろ、もの凄い精神力なのだ。1セット目は8点で負け、2セット目は大接戦、ジュースでの勝利。ここから自信を得た3セット目、中後盤の連続ポイントはどちらが世界1位か分からなかったほど。スポーツでよくあることなのだが、1ゲームの中で、凄い成長を遂げたように見えた。二人のスマッシュは凄いし、前田のレシーブがゲームの中で凄く上達してきたみたいだった。
末綱・前田ペア、彼女らの今後はずっと見守っていきたい。バドミントンは野球よりも余程好きだし。テレビもこのペアのゲームをちゃんと追って欲しいものだ。

さて、オランダ戦。12日毎日新聞に相馬直樹が書いている記事を紹介するだけで僕の作業は終わるというくらいだ。それほどに相馬の記事が僕には説得力があった。
「(ナイジェリア戦は)両サイドバックの攻撃参加が活発になったが、ゴールに結びつかない。最後のゴール前での迫力が足りなかったのだ」
「身体能力の高い相手の守備陣からゴールを奪うには、少なくとも3人、できれば4人がペナルティーエリア内に飛び込みたかったが、実際に飛び込むのは李(柏)と谷口(川崎)ぐらい。中盤の選手が入っていくことが必要だった」
「ゲーム全体としては悪くなかったが、こうしたゴール前の『差』と攻守の切り替えの部分での『差』が、勝敗を分けてしまったと感じた」
「ボールを失った瞬間の『奪いに行く』のか『遅らせる』のかの判断が勝負を分けた」
そして、相馬のオランダ戦見通しは、こうだ。
「13日の最終戦。予選突破のかかるオランダは全力で来るはずだ。ゴール前と、攻守の切り替えの判断を武器に襲い掛かってくるだろう。本気のオランダを相手にその『差』を埋めることができるか。反町ジャパンの集大成を見せて欲しい」

こうして、今の僕の気分。もしオランダに勝つならば、それはオリンピック予選敗退感をきれいにぬぐい落としてくれる以上に意味のある朗報となる。緊張が解けたときの日本は案外強いのだし、予選突破を決めていないオランダは危機感を持って臨んでくる。こんな日本に有利なガチンコ勝負は、珍しい。
もしここで勝つようなことがあるならば、96年のアトランタ五輪対ブラジル勝利ぐらいの意味があると思う。後世への影響が。アトランタも予選敗退だったが、ブラジル戦勝利は歴史に残る大事件となった。あのアトランタ戦から、98年ワールドカップフランス大会出場を皮切りに、日本サッカーの「世界突入」が始まっていったのだった。中田英寿、川口能活、松田直樹、服部年宏、田中誠、伊東輝悦、城彰二。みんなあそこから生まれた選手である。

毎月発表される世界サッカーランキングこの8月現在でオランダは4位の国であり、しかも若手世代ではヨーロッパ最大の好選手の宝庫である。ちなみに、ナイジェリアは27位、アメリカは31位、日本は35位とあった。
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麻生さんが総理になったら        まもる

2008年08月12日 13時44分03秒 | 国内政治・経済・社会問題
★マガジン九条の「つぶやき日記」にこんな記事が出ていた。ほんま恐ろしい。

************************************* 内閣改造、今回の注目株は、麻生太郎氏の自民党幹事長への起用ということらしい。各メディアは「国民的人気のある麻生氏起用で、選挙を乗り切る構え」というような解説をしている。
 でも、ほんとうにそんなに“国民的人気”なるものがあるのだろうか。疑問だ。
 もっとも、麻生氏の超タカ派的政治信条は有名だし、そういう意味で、一部の人たちには人気があるのかもしれない。
 例えば、中川昭一元自民党政調会長とともに、「核武装論議はするべきである」と繰り返していたことは記憶に新しい。いちおうは「私は非核3原則には反対しないが」というエクスキューズつきだったが、それならばなぜ、あんなにも「核武装論議賛成」にこだわったのか、腑に落ちない。
 そのほか、「創氏改名は、朝鮮人自らのぞんだもの」とか「台湾は日本に占領されたお陰で立派な国になった」「アルツハイマーでも分かる」「ホームレスに対する差別発言」など、麻生氏の失言暴言は数多い。
 そしてもうひとつ、最近ではあまり公には語られていないが、次のような過去がある。これは『野中広務 差別と権力』(魚住昭著、講談社)に書かれている話だが、2001年3月、河野グループ(当時)の会合で、次のようなことがあったという。引用する。

<自民党代議士の証言によると、総裁選に立候補した元経企庁長官の麻生太郎は党大会の前日に開かれた大勇会(河野グループ)の会合で野中の名前を挙げながら、
「あんな出身者を日本の総理にはできないわなあ」
と言い放った。>
(文庫版 385ページ)
<(2003年9月の自民党総務会で)立ち上がった野中は、
「総務会長、この発言は、私の最後の発言と肝に銘じて申し上げます」
 と断って、山崎拓の女性スキャンダルに触れた後で、政調会長の麻生のほうに顔を向けた。
「総務大臣に予定されておる麻生政調会長。あなたは大勇会の会合で『野中のような出身者を日本の総理にはできないわなあ』とおっしゃった。そのことを、私は大勇会の三人のメンバーに確認しました。君のような人間がわが党の政策をやり、これから大臣ポストについていく。こんなことで人権啓発なんてできようはずがないんだ。私は絶対に許さん!」
 野中の激しい言葉に総務会の空気は凍りついた。麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたままだった。>
(同 392ページ)

 これが事実とすれば、麻生氏はひどい差別主義者ということになる。吉田茂元首相の孫であり、麻生財閥の御曹司という毛並みのよさは政界屈指だけれど、それだけで素晴らしい人間であるというわけにはいかない。
 野中氏の指摘どおり、このような人間が大臣を経て自民党のナンバー2になり、やがては首相の座をねらおうとしている。
「私は絶対に許さん!」と叫んだ野中氏の心情に同意する。

コメント (5)
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北島選手はスゴイ    落石

2008年08月12日 11時05分19秒 | Weblog
本当に金メダルに値する選手ですね。
まだまだ進化していたんだ。
ライバルが登場して、進化する。
これぞオリンピックの真髄でしょうね。


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学テ矛盾の全面展開       風仲間・こんどうゆり子

2008年08月12日 09時40分49秒 | 国内政治・経済・社会問題
★風仲間の岐阜のゆり子さんからのメールです。当ブログ久々の教育問題です。
(まもる)

 「全国学テの矛盾」の全面展開です。    近藤ゆり子

 自民党の無駄遣い撲滅プロジェクトチーム(PT)が、全国学テを「不要」と言ったり。
 もともとは、「結果公表→競争」を前提にした悉皆調査だったはず。
この露骨な競争主義は結局は世論に受け容れられなかった。
ところが情報収集&支配(これはもともと秘密主義に結びつく)の欲望に満ち満ちた文科省は「やめる」という選択ではなく、「教育的配慮を施した悉皆調査」という訳の分からないものの毎年実施に拘っている。
「政治の波」に翻弄される児童・生徒こそが良い迷惑(迷惑どころでは済まないかもしれない)。

 関連の新聞記事を紹介します。

 「学力テストの結果非開示 鳥取県教委 異例の多数決で決定」
                    中日新聞2008年8月11日 夕刊

 小中学生を対象にした全国学力テストの市町村別、学校別の結果を開示するよう求めた鳥取県情報公開審議会の答申を受け、県教育委員会は11日、臨時委員会で再び非開示を異例の多数決で決定。本年度も非開示とし、来年度以降は今後検討することを決めた。

 開示が決まれば全国初だったが、市町村教委などの根強い反発を受けた形。県情報公開条例は、県独自のテストを想定し、全県的な学力調査の結果について10人以下の学級を除き情報を開示するよう定めており、決定は「条例違反」になりかねず論議を呼びそうだ。

 臨時委員会では、県条例を踏まえ、中永広樹県教育長が「ここで非開示にすれば法治国家としての根底が崩れる」と開示へ理解を求めた。しかし、委員からは「開示が教育にいい影響を与えるほど社会は成熟していない」「答申に従うのがルールなのだろうが、答申は教育論を理解していない」と反対意見が続出。

 山田修平委員長は2007年度と08年度を非開示とし、来年度以降は今後検討することを議案として採決することを提案。多数決が行われた07年度分は中永教育長だけが反対した。

 県教委などによると、昨年10月に地元新聞社の記者が開示を請求。県教委は非開示を決定した。記者が異議を申し立て、情報公開審議会は7月8日、県教委に開示を求める答申を出した。



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