猛暑の中の「平和のつどい」の報告 まもる

★このブログの紙面をかり時々紹介しました「昭和区平和のつどい」についてご報告させてもらいます。



　皆さん方に応援していただいた「昭和区平和のつどい」は、３５℃を超える猛暑の中、名古屋市公会堂で１２時３０分から開催されました。
　暑さのため出足は鈍かったのですが徐々に席が埋まっていきました。（最終的には３００人を超えました）

　オープニング「アジュラ」の群舞は三重の大会に参加する途中の応援出演。車椅子演者や幼い障害の子も一生懸命な姿に惜しみない拍手が贈られました。

　第二部の、①五十人合唱は二回目のお披露目で前回よりレベルをあげての合唱で
今後は地域の合唱団として育ち発展することが期待されていました。

　②リレートークは高齢の若原氏の車椅子からの戦争体験を交えた熱弁に、在日コーリアの金順愛さんの在日体験を基にした感銘深いトーク、弁護士小野万里子さんの気迫あふれる自衛隊違憲判決からのトークなど充実した話が続きました。

　③７０歳とは思えない歌声とトークでオペラ歌手の石黒さんが交流タイムを締めた。

　そして、呼びかけ人の元名古屋市長の本山政雄さんが紹介され、車椅子から平和への願い、昭和区九条の会への熱い思い、百歳まで頑張ると言う決意を声を振り絞って挨拶され、会場から感動・感銘の拍手が沸きあがりました。会場では目頭を押える婦人も見受けられ、この日の思いがけないハイライトでした。

　休憩の時間には、旧交を温めあう人、グッズ選びを楽しむ人、書籍選びをする人、「九条の会の歩み」に見いってスタッフに質問する人、「愛知の軍事」のコーナーで驚きの隠せない人。これも充実したひと時でした。

　いよいよ第三部、安斎育郎氏の講演。軽妙でユーモアに溢れる緩急つけたトークに会場は魅了されていました。二時間分以上の内容は多岐にわたり、ついて行くのにやっとというほど。「こりゃ、確り聴かないと騙されるぞ。」の感想も。

　閉会のあとロビーでは、安斎さんのサイン会も持たれ盛況のうちに会は終了しました。