残念。五輪サッカーは負けてしまった。そこで、僕は根本的に考えてみた。以下はナイジェリア戦前の僕の投稿へのコメントにお応えしたコメント文章であるが、それをいくらか手直しして、投稿に格上げ掲載することにした。多くのサッカー愛好者のご意見を頂きたい。
1対2で負けた。まー順当なところ。アメリカに0対1だから、それよりも4位ばかり強い相手なのだ。しかも、ナイジェリアはアメリカと違って、この年代は特に強いと言われてきた優勝候補の一角だ。
お二人のコメント、それぞれまっとうなものだと思う。ワイスさんの「いつもの言い分」も、まもるさんの「世渡り下手」も。僕も、今回初めてちょっと根本的に考え直してみることにしよう。
要するにゴール前の肝心なところで、力を出せないのである。しかも、ここが最も大事な、難しいところなのである。
日本のワールドカップの歴史から考えてみよう。
初出場のフランス大会は、当時弱冠20歳・中田英寿の神懸かり大活躍がなければまず出られなかったものだ。次は、日韓大会だから、予選免除。次のドイツ大会は、アジア予選をやはり神懸かりのようにぎりぎり終盤で逆転を続けて、通過した。まー、こんな腕前(脚前)なのだと思い直した方がよいということだろう。
なまじっか、最後まで走れて、組織的動きによってボールがキープできたりするから期待を持つのだが、「勤勉」、「組織性」は日本人であれば自然に身に付くと考えた方がよい。そこらでは20位ぐらいの力があっても、肝心の点取りは、まー世界順位相当の国ということである。僕はもう、そう考え直すことにした。
フランスの岡田、日韓のトルシェ、ドイツのジーコ。このそれぞれ違ったやり方の、どれが日本人に合っているのかと、考えてみた。点取りを完全にパターン化したトルシェが最も成果を上げている。これも日本人らしい。では、これからはトルシェ流なのかといえば、それは違うと思う。一番大事なことは以下。
Jリーグ日頃のゲーム態度を変えなければいけないと思う。反則や、それに近い行動を減らさないといけないのではないか。反則をすれば止められるとか、反則を誘ってPKをもらおうとか、常日頃甘く振る舞っていたら、精神力が必要な国際大会のゴール前など肝心な所では、攻守とも競り合えないということではないか。
ただでさえ体が小さく、パワーもないだから、「日頃はせめて完全にフェアにやって初めて本番ゴール前の攻守でも落ち着ける」と、こう考えた方がよいのではないか。
中田英寿は日本人には珍しい特徴を持っていた。なかなか倒れない。倒れても反則を取って欲しいと言いたげに未練たらしく寝ていないで、「後で聞くともの凄くいたくとも」何ともなかったようにすぐに起きる。ファールが極端に少ない。彼のようにやらないと、結局ゴール前に必要な本当に厳しい力は身に付かないのではないか。中田はいつも言っていた。「反則をする奴は、上手くならない」
皆さん、Jリーグのフェアなチームを応援することにしようではないか。
反則が多いのは、磐田、京都、札幌、大分。少ないのは、大宮、ガンバ、浦和、清水である。一時当たり前のように言われた「マリーシア(ブラジルから伝わったポルトガル語で、ずるがしこさというような意味か)」なんて、これからははじき飛ばしていこう!
ファールが多いチームは、そのサポーターならば例え勝っても批判しよう。それが、ワールドカップで勝つ日本を作る最短の道である。
1対2で負けた。まー順当なところ。アメリカに0対1だから、それよりも4位ばかり強い相手なのだ。しかも、ナイジェリアはアメリカと違って、この年代は特に強いと言われてきた優勝候補の一角だ。
お二人のコメント、それぞれまっとうなものだと思う。ワイスさんの「いつもの言い分」も、まもるさんの「世渡り下手」も。僕も、今回初めてちょっと根本的に考え直してみることにしよう。
要するにゴール前の肝心なところで、力を出せないのである。しかも、ここが最も大事な、難しいところなのである。
日本のワールドカップの歴史から考えてみよう。
初出場のフランス大会は、当時弱冠20歳・中田英寿の神懸かり大活躍がなければまず出られなかったものだ。次は、日韓大会だから、予選免除。次のドイツ大会は、アジア予選をやはり神懸かりのようにぎりぎり終盤で逆転を続けて、通過した。まー、こんな腕前(脚前)なのだと思い直した方がよいということだろう。
なまじっか、最後まで走れて、組織的動きによってボールがキープできたりするから期待を持つのだが、「勤勉」、「組織性」は日本人であれば自然に身に付くと考えた方がよい。そこらでは20位ぐらいの力があっても、肝心の点取りは、まー世界順位相当の国ということである。僕はもう、そう考え直すことにした。
フランスの岡田、日韓のトルシェ、ドイツのジーコ。このそれぞれ違ったやり方の、どれが日本人に合っているのかと、考えてみた。点取りを完全にパターン化したトルシェが最も成果を上げている。これも日本人らしい。では、これからはトルシェ流なのかといえば、それは違うと思う。一番大事なことは以下。
Jリーグ日頃のゲーム態度を変えなければいけないと思う。反則や、それに近い行動を減らさないといけないのではないか。反則をすれば止められるとか、反則を誘ってPKをもらおうとか、常日頃甘く振る舞っていたら、精神力が必要な国際大会のゴール前など肝心な所では、攻守とも競り合えないということではないか。
ただでさえ体が小さく、パワーもないだから、「日頃はせめて完全にフェアにやって初めて本番ゴール前の攻守でも落ち着ける」と、こう考えた方がよいのではないか。
中田英寿は日本人には珍しい特徴を持っていた。なかなか倒れない。倒れても反則を取って欲しいと言いたげに未練たらしく寝ていないで、「後で聞くともの凄くいたくとも」何ともなかったようにすぐに起きる。ファールが極端に少ない。彼のようにやらないと、結局ゴール前に必要な本当に厳しい力は身に付かないのではないか。中田はいつも言っていた。「反則をする奴は、上手くならない」
皆さん、Jリーグのフェアなチームを応援することにしようではないか。
反則が多いのは、磐田、京都、札幌、大分。少ないのは、大宮、ガンバ、浦和、清水である。一時当たり前のように言われた「マリーシア(ブラジルから伝わったポルトガル語で、ずるがしこさというような意味か)」なんて、これからははじき飛ばしていこう!
ファールが多いチームは、そのサポーターならば例え勝っても批判しよう。それが、ワールドカップで勝つ日本を作る最短の道である。