九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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三つのワールドカップと今五輪とからの反省  文科系

2008年08月10日 22時08分55秒 | スポーツ
残念。五輪サッカーは負けてしまった。そこで、僕は根本的に考えてみた。以下はナイジェリア戦前の僕の投稿へのコメントにお応えしたコメント文章であるが、それをいくらか手直しして、投稿に格上げ掲載することにした。多くのサッカー愛好者のご意見を頂きたい。


1対2で負けた。まー順当なところ。アメリカに0対1だから、それよりも4位ばかり強い相手なのだ。しかも、ナイジェリアはアメリカと違って、この年代は特に強いと言われてきた優勝候補の一角だ。

お二人のコメント、それぞれまっとうなものだと思う。ワイスさんの「いつもの言い分」も、まもるさんの「世渡り下手」も。僕も、今回初めてちょっと根本的に考え直してみることにしよう。

要するにゴール前の肝心なところで、力を出せないのである。しかも、ここが最も大事な、難しいところなのである。
日本のワールドカップの歴史から考えてみよう。

初出場のフランス大会は、当時弱冠20歳・中田英寿の神懸かり大活躍がなければまず出られなかったものだ。次は、日韓大会だから、予選免除。次のドイツ大会は、アジア予選をやはり神懸かりのようにぎりぎり終盤で逆転を続けて、通過した。まー、こんな腕前(脚前)なのだと思い直した方がよいということだろう。
なまじっか、最後まで走れて、組織的動きによってボールがキープできたりするから期待を持つのだが、「勤勉」、「組織性」は日本人であれば自然に身に付くと考えた方がよい。そこらでは20位ぐらいの力があっても、肝心の点取りは、まー世界順位相当の国ということである。僕はもう、そう考え直すことにした。

フランスの岡田、日韓のトルシェ、ドイツのジーコ。このそれぞれ違ったやり方の、どれが日本人に合っているのかと、考えてみた。点取りを完全にパターン化したトルシェが最も成果を上げている。これも日本人らしい。では、これからはトルシェ流なのかといえば、それは違うと思う。一番大事なことは以下。

Jリーグ日頃のゲーム態度を変えなければいけないと思う。反則や、それに近い行動を減らさないといけないのではないか。反則をすれば止められるとか、反則を誘ってPKをもらおうとか、常日頃甘く振る舞っていたら、精神力が必要な国際大会のゴール前など肝心な所では、攻守とも競り合えないということではないか。
ただでさえ体が小さく、パワーもないだから、「日頃はせめて完全にフェアにやって初めて本番ゴール前の攻守でも落ち着ける」と、こう考えた方がよいのではないか。
中田英寿は日本人には珍しい特徴を持っていた。なかなか倒れない。倒れても反則を取って欲しいと言いたげに未練たらしく寝ていないで、「後で聞くともの凄くいたくとも」何ともなかったようにすぐに起きる。ファールが極端に少ない。彼のようにやらないと、結局ゴール前に必要な本当に厳しい力は身に付かないのではないか。中田はいつも言っていた。「反則をする奴は、上手くならない」


皆さん、Jリーグのフェアなチームを応援することにしようではないか。
反則が多いのは、磐田、京都、札幌、大分。少ないのは、大宮、ガンバ、浦和、清水である。一時当たり前のように言われた「マリーシア(ブラジルから伝わったポルトガル語で、ずるがしこさというような意味か)」なんて、これからははじき飛ばしていこう!
ファールが多いチームは、そのサポーターならば例え勝っても批判しよう。それが、ワールドカップで勝つ日本を作る最短の道である。
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「新型うつ病」なるものが蔓延    落石

2008年08月10日 16時26分56秒 | Weblog
「新型うつ病」なるものが蔓延しているのだという。
仕事中にだけうつになり、会社の外では元気、というのが特徴で、
若い世代に目立つという「新型うつ病」

精神科医の香山リカさんは、著書「うつ病が日本を滅ぼす!? 」
(2008年5月20日刊)にこんなことを書いている。

「本当にこれが『うつ病?』と自分で書いたはずの診断書を改めて見返してしまう」
これまでの「うつ病」といえば、几帳面でまじめな人がかかりやすく、
落ち込み、自分を責め、自殺に至るケースが多いというイメージだった。
しかし、07年から急激に増えだしたとされる「新型うつ病」は、
仕事中だけうつで、帰宅後や休日は普段通り活発に活動する。
自分を責めるのではなく、身近な人間や社会に対して攻撃的な態度になり、
休職したとしても会社や同僚かける迷惑などあまり感じない、
というのが典型らしい。

「新型」は20~30代に目立ち、都内のあるクリニックでは
患者の4割前後を占めるのだという。

こうした状況を、一体どう考えたら良いのか。
「うつ病の真実」「専門医が教えるうつ病」などの著書がある
防衛医科大学校病院副院長で、「
日本うつ病学会」理事長の野村総一郎さんは
「新型と呼ばれているようですが、それは、うつ病という診断はしてこなかっただけで、
昔から別の病名として扱われていたんです。
患者数は増えてはいますが、実態としてはここ数年で急に増えた、
ということでもないんです」

 以上、ヤフーのニュースより。

新自由主義など、新しい時代が、病気のひとつを
珍しいものから、普通の病へと押し上げているようですね。


   
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ギャグの神様・・赤塚さんが    加藤幹敏さんのコラム

2008年08月10日 02時32分30秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
昨日の中日新聞の「編集局デスク」のコラムに加藤幹敏氏が赤塚不二夫さんに哀悼の意を込めて、こんな事を書いていた。

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 赤塚不二夫さんは旧満州で生まれ育ち、敗戦で一家の生活が激変する。略奪や暴動の相次ぐ瀋陽で九歳だった赤塚少年も生死の境をさ迷い、父親はシベリアに送られ、残された母子五人は翌年命からがらで日本に引き揚げた。          末の妹は栄養失調で死に、彼も「握り締めていたおふくろの服のすそから手を離したら、残留孤児になっていた。」と振り返った。また「家族を悲惨な目に遭わせる戦争だけは、もう二度と起こしてはならない。」と語っていた。
 実は赤塚さんには珍しく硬派の漫画がある。
 子供向けに憲法を紹介した「日本国憲法なのだ!」。この中で彼は語っている。
 「悔しいのは、終戦になって、民間人の僕たちは、軍隊が守ってくれるどころか置き去りにされた事ですよ。最初に逃げたのが軍部だった。」「いくら政府が自衛のための軍隊だ、なんて説明しても、僕を守ってくれるものじゃないって、てんで信用してないの。」

 「ギャグの神様」も戦争と軍隊だけは「これでいいのだ!」と受け入れる事を拒んだ。私たちは貴重な語り部の一人を失ったのだ。
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