「騙されていないか、大きなウソに!」
安斎育郎
1 平和とは「戦争のない状態」以上のものである
(1)「戦争の対置概念」から「暴力の対置概念」への進化
(2)直接的暴力(戦争・いじめ・殺人・企業型公害など)
(3)構造的暴力(飢餓・貧困・人権抑圧・環境破壊など)
(4)文化的暴力(様々な暴力を助長し、正当化する文化)
2 日本の平和的国家運営の基本原則としての憲法
(1)日本国憲法はアメリカに押し付けられて出来たのか? (2)「自衛のための軍隊は9条の禁じるところではない」?
(3)なぜ日本の歴代政府は憲法解釈を次々と変えたのか? (4)憲法9条があっても核兵器は持っても使ってもいい?
3 政府与党は憲法をどう変えようとしているのか?
(1)眼目は二つ「自衛軍の認知」と「憲法改正ハードルの除去」 (2)単に「ムチ」だけでなく、「アメ玉」も用意されているのだ
(3)国は嘘などつくはずがない ─ 危ない思い込みに要注意
(4)「国民投票法は作られたが本番はこれから。 (5)「3枚のカード」のマジックから私たちは何を学ぶのか?
4 「憲法を守る」から「憲法で守る」への展開を!
(1)日本の安全保障上重要なのは食料・エネルギー・災害対策・自殺予防・医療・年金
(2)核超大国アメリカの「核の傘」に依存する唯一の核兵器実戦使用被害国日本の政府
(3)もうひとつの日本の安全保障政策─もしも安斎育郎が総理大臣になったらこうする
①日米核安保体制を離脱し、非同盟・中立・非核原理の安全保障政策を確立する。
②平和・共生外交基本法をつくり、対等・平等・互恵・不可侵の平和条約を結ぶ。
③憲法の「不戦・平和主義」と原子力基本法や非核3原則の「非核原則」を堅持する。
④「武器輸出3原則」などの有効な諸原則を再確認し、内容的に強め、厳格に守る。
⑤ 当面、自衛隊を「海上保安隊」(専守)と「災害救助隊」(非軍事)に分離・再編する。
⑥ 非軍事的国際貢献を推進する(国際貢献委員会・国際貢献研究所・国際貢献大学)。
⑦ 平和研究を推進する研究環境をつくり,平和関連の国連研究所を日本に誘致する。
⑧ 平和教育を初等・中等・高等教育で推進し、「平和創造の主体形成」に取り組む。
⑨ 国際交流活動をあらゆる機会に積極的に進め,各国の人々との相互理解を進める。
⑩ 「防衛省」を廃して「平和省」を新設、政治・経済・文化の平和的転換を推進する。
5 さあ、どうする?─問われる主権者としての本領
(1)北朝鮮のミサイル打ち上げや核実験でジタバタ、右往左往する日本人
(2)テレビ時代劇の「水戸黄門症候群」とアニメの「鉄腕アトム症候群」?
(3)大切な憲法第12条─「国民の不断の努力」こそ「自由と権利」の守り手だ込みに 要注意 (4)「憲法改正国民投票法」はつくられたが本番はこれから!
安斎育郎
1 平和とは「戦争のない状態」以上のものである
(1)「戦争の対置概念」から「暴力の対置概念」への進化
(2)直接的暴力(戦争・いじめ・殺人・企業型公害など)
(3)構造的暴力(飢餓・貧困・人権抑圧・環境破壊など)
(4)文化的暴力(様々な暴力を助長し、正当化する文化)
2 日本の平和的国家運営の基本原則としての憲法
(1)日本国憲法はアメリカに押し付けられて出来たのか? (2)「自衛のための軍隊は9条の禁じるところではない」?
(3)なぜ日本の歴代政府は憲法解釈を次々と変えたのか? (4)憲法9条があっても核兵器は持っても使ってもいい?
3 政府与党は憲法をどう変えようとしているのか?
(1)眼目は二つ「自衛軍の認知」と「憲法改正ハードルの除去」 (2)単に「ムチ」だけでなく、「アメ玉」も用意されているのだ
(3)国は嘘などつくはずがない ─ 危ない思い込みに要注意
(4)「国民投票法は作られたが本番はこれから。 (5)「3枚のカード」のマジックから私たちは何を学ぶのか?
4 「憲法を守る」から「憲法で守る」への展開を!
(1)日本の安全保障上重要なのは食料・エネルギー・災害対策・自殺予防・医療・年金
(2)核超大国アメリカの「核の傘」に依存する唯一の核兵器実戦使用被害国日本の政府
(3)もうひとつの日本の安全保障政策─もしも安斎育郎が総理大臣になったらこうする
①日米核安保体制を離脱し、非同盟・中立・非核原理の安全保障政策を確立する。
②平和・共生外交基本法をつくり、対等・平等・互恵・不可侵の平和条約を結ぶ。
③憲法の「不戦・平和主義」と原子力基本法や非核3原則の「非核原則」を堅持する。
④「武器輸出3原則」などの有効な諸原則を再確認し、内容的に強め、厳格に守る。
⑤ 当面、自衛隊を「海上保安隊」(専守)と「災害救助隊」(非軍事)に分離・再編する。
⑥ 非軍事的国際貢献を推進する(国際貢献委員会・国際貢献研究所・国際貢献大学)。
⑦ 平和研究を推進する研究環境をつくり,平和関連の国連研究所を日本に誘致する。
⑧ 平和教育を初等・中等・高等教育で推進し、「平和創造の主体形成」に取り組む。
⑨ 国際交流活動をあらゆる機会に積極的に進め,各国の人々との相互理解を進める。
⑩ 「防衛省」を廃して「平和省」を新設、政治・経済・文化の平和的転換を推進する。
5 さあ、どうする?─問われる主権者としての本領
(1)北朝鮮のミサイル打ち上げや核実験でジタバタ、右往左往する日本人
(2)テレビ時代劇の「水戸黄門症候群」とアニメの「鉄腕アトム症候群」?
(3)大切な憲法第12条─「国民の不断の努力」こそ「自由と権利」の守り手だ込みに 要注意 (4)「憲法改正国民投票法」はつくられたが本番はこれから!