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「小沢一郎、TPPで米に距離」  文科系

2011年11月10日 16時30分52秒 | 国内政治・経済・社会問題
 阿修羅掲示板に載った記事です。中身も分からないTPPを、これだけ急ぐ理由がなかなか分からない。「アメリカが急かせている。それも例によって、何か裏に回った脅迫がらみで」「日本の一部勢力の暗躍。対米輸出派と、外務、財務など官僚の一部か?」「急ぐヤツラがまた、アメリカに脅されている」。
 そんなことを考え込みながら改めて世間を見ると、オリンパス事件なんか、いかにも怪しい。この会社、内視鏡シェアが世界トップという有望会社。それが、90年代初め以来隠し続けてきたバブルの付け暴露から、2500円だったかの株が今や600円? 機関投資家の暗躍のしどころで、下手をするとどこかが買い占めを増やせる。このオリンパス、いくつかの米投資会社が大株主として巣くっているのだし。事の起こりがイギリス人社長であったらしいし、これで、日本の他の優良会社にも随分疑心暗鬼が出るだろう。著しい景気後退含みになる。「バブル損失会社は他にもあるだろう、早く開港しないとどんどん暴露するぞ」とすれば、凄い脅迫手法ということになるが。と、そんな夢想をしていた。だったら、経団連も財務省も、顔面蒼白だろうな、とも。
 ちなみに、今日の中日新聞にこんな記事が載っていた。明治安田アセットマネジメントが8日、運営する8つのファンドが保有するオリンパスの全株を売却した、と。これってひょっとして、アメリカの投資会社に比較的高く買ってもらったのではないか?
 以下、小沢が言うように、今TPPなんて日本に何のメリットもないはずだ。 


 TPP:小沢元代表は慎重姿勢
(TBS+新聞は買わないが)サンデー毎日は買えるな
http://www.asyura2.com/11/senkyo121/msg/863.html
投稿者 日本一新の夜明け 日時 2011 年 11 月 09 日 01:08:36: Rz0UsIHlblQyg


小沢氏も毎日系から出てくるとは、、、鳥越氏が相手だからか~
朝日・読売・産経・日経からは出てこないだろうな、、、

これで野田の進路は決まったな、、、
どの道、TPP推進派の首謀者達は責任を取らなければならない!


TPP:小沢元代表は慎重姿勢
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111109k0000m010037000c.html?inb=yt
 民主党の小沢一郎元代表は8日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加について「自由競争、自由貿易の原則は誰も否定できないが、今、米国が主張しているTPPをそのまますぐ受け入れることとは別問題。日本の国民生活をちゃんと守るシステムを作ったうえで、吟味してやらなければならない」と慎重な姿勢を示した。来週発売の「サンデー毎日」に掲載されるジャーナリストの鳥越俊太郎氏との対談に応じ「(現時点で交渉に参加すれば米国の)意のままにやられてしまう」と述べた。


毎日新聞 2011年11月8日 19時33分 】 
コメント (5)
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ザックジャパン(18) ザックの手記紹介   文科系

2011年11月10日 13時39分09秒 | スポーツ
 ザックの人柄を示す良い文章がないかと、ずっと探していました。と、流石、日本サッカー協会。「協会公式ホームページ」に良い文章を見つけました。この6月から月1で6回書いているのですが、いずれもかなりの長文、しかもある種の名文と読みました。事柄をきちんと説明する力があると読んだのです。今回はその2回目、6月のキリン・カップの後に書いたモノで、そこには、なぜ3-4-3システムを追究しているかを説明している部分があります。そこを抜粋転載いたします。


【 日本サッカー協会公式ページ ザッケローニ監督の手記 7月分vol2より
 ペルー戦は準備に2日しかなかったので大きな成果は出ませんでした。それは想定内でした。次のチェコ戦は中5日あったので、ペルー戦から抽出したデータを元に、選手にポイントを整理して伝えることができた。それを理解して選手は活用できたかどうか。彼らの答えは私にとって、とてもポジティブなものでした。

 足りないものはありました。でも、それは代表チームならある程度、やむを得ないことでした。常日ごろから、一緒に練習しているクラブチームならすんなりいくところが、代表ではうまくいかないことがあるのです。特にアタッキングサードの、突破の局面でスピードアップと精度の両方が同時に求められるところで細かなミスが出ました。ただ、試合前に私が「ここはやってほしいな」と思っていたこと、ポイントの整理・理解は「できているなあ」と感じることができました。それだけでも私には有意義なことでした。「5日間あれば、ここまで出来るのか」というのは本当にうれしいサプライズであり、4-2-3-1というAプランに加え、3-4-3のBプランに「できる」という見極めができたことで本当にトライして良かったと思いました。この短期間でここまで学習して、実践できる代表チームは世界中でも日本代表だけではないかと、今回のキリンカップが終わって思いを更に強くしました。

 私は長いスパンでチーム作りを考えています。相手よりも濃い内容で試合に勝つ、そういうチームにしたいと思っています。

 内容も伴って勝つには引き出しは多い方がいいのです。プレーの選択肢を増やすといいますか。例えば、東京から北海道の札幌に行くとします。移動の手段としてはクルマも電車もバスも飛行機もフェリーもあります。移動の手段としてフェリーしか無い人は海が荒れると行けなくなります。いろんな選択肢があれば、状況に応じてベストの方法を選べる。どちらが有利でしょう。

 私は監督の仕事とは「行き方」も「行き先」も教えられるけれど、できるのはそこまでとも思っています。実際に行き方をチョイスするのはピッチの中で戦っている選手の役目です。

 チェコ戦ではそのチョイスに進歩の跡がありました。選手には「自分の近くにいる人間との連携を意識しなさい」と助言しました。突き詰めていくと、私が思うに、サッカーは、ボールを持っている人間が「ボール」と「ゴール」と「味方」と「敵」を常に見ていないといけないスポーツです。だから「攻撃の時はここを見てくれ」「守備の時のここを見るようにしよう」というポイントを幾つか示したのです。先ほど、監督の仕事は選手の思考を整理することだと言いましたが、それをやったのです。「ここを見ればいいんだよ」と選択肢を整理することが実は選択肢を増やすことにつながる。選択肢が増えると余裕が出てプレーの幅が広がる。幅が広がると逆に簡単にプレーすることにつながる。チェコ戦の前の練習ではそこを重点的にやりました。

 誤解をされては困るので言い添えておきます。システムを変えてもポイントは変わりません。4-3-3とか4-2-3-1とか3-4-3というシステムはスタートポジションを決めているだけなのです。システムを変える度にやるべきポイントが変わるなどということはありません。「ボール」と「ゴール」と「味方」と「敵」。この4者の関係性を常に頭に置いてプレーすることはサッカーにおいて不変の真理なのです。ですから「システムを変えたから勝てた」「システムの変更が裏目に出た」といった分析をメディアなどで目にする度に私は不思議になります。システムで勝ったり負けたりすることはサッカーにはありません。勝敗を分けるポイントはシステムそのものではなく、システムをいかに理解し使いこなせたか、ということです。

 私が引き出しを増やすことにこだわるのは、日本人の民族性に目を向けている部分もあります。日本には複数のポジションをこなせるユーティリティープレーヤーが非常に多い。それは一般の日本人の仕事ぶりを見ていても感じることです。専門分野に特化し「そこだけ」しかしないというより、いろいろな部署を異動しながら働いている。私の目には日本の人口は約1億3千万人だけれど、1人で3人分働いているので労働人口は3億9千万人の国に映ります。サッカーのゲームにおいても、何にでも対応できるところが、日本代表の特徴になりうると思っているのです。】
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