▽新年早々の『週刊新潮』でインタビューを受けた吉本隆明氏。
その見出しは、「反原発は猿になる」。その内容は、「自動車だって、事故で亡くなる人が大勢いますが、
だからといって車をなくしてしまえ、という話にはなりません。それと同じことです」というもの。
△大槻義彦氏も、1月13日のブログで、「クルマは安全ではありません。しかしクルマは必要です。原発も同じで安全ではありま
せん。でも必要です」
●「知の巨人」とか「惑わされない科学者」と称されたこともあるご両人の上記のような発言は、
原子力ムラの御用学者よりも危険! と言った声が聞かれます。
しかし「停電は困るが原子力もいやだ、という虫のいいことを言う大衆」を洗脳するために
設立された〔原子力文化振興財団〕は、3億2千万円(09年決算金額)の税金でもって
安全神話の普及のために『原子力文化』という月刊誌を発行したり、講演会を開催しており、
ご両人ともこれに関わっていたのです。
△大槻義彦氏は、2007年11月5日付ブログで、こう語っています。
=私は日頃、手厳しい言動をしているので、原発も反対なのだろう、と思われていたらしく、
原発推進事業からは遠ざけられてきました。
しかし、原発の魅力を語る科学の講演をしてくれということで、福井の敦賀市に行くことになりました。=
▽吉本隆明氏が、『原子力文化』(1994年10月号)に寄稿した文の一節。
=原子力発電所は、飛行機よりもよほど安全。=
それ以前には、「反原発などと言っている左翼・進歩反動たちは、文明史に対する犯罪的理念の持ち主」(『反核異論』)
●ご両人の似ているところ。
(1)車のもたらす被害と、原発がもたらす災害を同一視する科学者らしからぬところ。
(2)ことあるごとに、「私は少なくとも専門家です」と言い、「原発廃止は素人の暴論」と宣うところ。
その見出しは、「反原発は猿になる」。その内容は、「自動車だって、事故で亡くなる人が大勢いますが、
だからといって車をなくしてしまえ、という話にはなりません。それと同じことです」というもの。
△大槻義彦氏も、1月13日のブログで、「クルマは安全ではありません。しかしクルマは必要です。原発も同じで安全ではありま
せん。でも必要です」
●「知の巨人」とか「惑わされない科学者」と称されたこともあるご両人の上記のような発言は、
原子力ムラの御用学者よりも危険! と言った声が聞かれます。
しかし「停電は困るが原子力もいやだ、という虫のいいことを言う大衆」を洗脳するために
設立された〔原子力文化振興財団〕は、3億2千万円(09年決算金額)の税金でもって
安全神話の普及のために『原子力文化』という月刊誌を発行したり、講演会を開催しており、
ご両人ともこれに関わっていたのです。
△大槻義彦氏は、2007年11月5日付ブログで、こう語っています。
=私は日頃、手厳しい言動をしているので、原発も反対なのだろう、と思われていたらしく、
原発推進事業からは遠ざけられてきました。
しかし、原発の魅力を語る科学の講演をしてくれということで、福井の敦賀市に行くことになりました。=
▽吉本隆明氏が、『原子力文化』(1994年10月号)に寄稿した文の一節。
=原子力発電所は、飛行機よりもよほど安全。=
それ以前には、「反原発などと言っている左翼・進歩反動たちは、文明史に対する犯罪的理念の持ち主」(『反核異論』)
●ご両人の似ているところ。
(1)車のもたらす被害と、原発がもたらす災害を同一視する科学者らしからぬところ。
(2)ことあるごとに、「私は少なくとも専門家です」と言い、「原発廃止は素人の暴論」と宣うところ。