今日本のマスコミが大々的に北朝鮮の戦争準備、攻撃性、いや凶暴性を叫んでいる。しかしながら、これは以下の理由によりあまりに馬鹿馬鹿しい議論だと思う。
なによりも、アメリカが絡んだこういう「戦争前夜情勢」について、皆が忘れていることがあると言いたい。アメリカは、戦争したい国とは理由を作ってでも戦争し、これを潰しにかかる実績が多いということだ。ベトナムのトンキン湾事件とか、イラク戦争の「大量破壊兵器保持」や「アルカイダ支援」の大々的報道などの実績がある。これらを知っている北が自ら攻めるわけはないではないか。アメリカに北を潰すチャンスを与えるようなモノだ。
さらに、ベトナム戦争にしてもイラク戦争にしても、産軍政複合体の画策から起こったことは間違いないだろう。彼らは、冷戦終了以来は特に、薄れ行く自らの存在価値を議会など相手に高める機会を常に求めてきた。戦争の理由をねつ造してでもというのはそういうことだろう。折しもアメリカ議会の現情勢は、福祉を削るか軍事費を削るかという「財政の崖」の二者択一が急迫している時。まさに、一発狼煙を上げたい時!! そんなことも北は先刻ご承知のはずで、実は怖くってびくびくしているはずである。あの愚かなジョージ・ブッシュが最近のテレビでこう泣き言を言っていた事も知っているはずなのだ。「大量破壊兵器がなかったなんて、私は全く知らなかった」。こうして北の「挑発」は、弱い犬ほど良く吠えるという、あれ。しかも、フセインのようにアメリカに潰されそうだと思っているから余計にキャンキャン吠えるのである。
今のマスコミの「北の凶暴」世論はむしろ、嘘の理由を作り出していく布石としてアメリカ産軍政複合体が後ろで音頭をとってチキンレース仕様で作り上げてきた遠大なマスコミ工作のように思う。そしてこの工作は半ば、開戦覚悟でやっているかも知れない。そのための口実作りを求めつつのこと。例えば、北がミサイルを太平洋に撃ったとたんに「あれは実は、ガァムの米軍基地を狙ったモノだった」という「証拠」を大宣伝するとかで。
こうして僕は北の「脅威」などちゃんちゃらおかしく、「トンキン湾事件」や「イラク大量破壊兵器保持」のようなニュースが出てくることを、今何よりも恐れている。だから僕はむしろ「日本人はこんなことをこそ、もっと怖がるべきだ」とさえ言いたい。北がつぶれて、韓国と統一される。すると、北の労働力で韓国製品が非常に安くできるようになる。そこから、日本などへの輸出攻勢の急進! 新統一国家の内需拡大も猛烈な勢いで進むだろう。統一ドイツのマルクで莫大な儲けを上げたジョージ・ソロスは今頃、韓国ウォンで勝負に出ようとしているかも知れない。もちろん、米産軍政複合体系のヘッジファンドも同じ事を狙うだろう。さて、韓国がこうなったらもっと大きな事が起こる。日本売りの絶好のチャンス到来である。アメリカの銀行などがとうとう大々的に日本を買いたたけるかも知れない。
リーマンショックまでの歴史の狂態と、以降の「社会主義的問題処理」というとんでも無いモラルハザード。「国家的規制はなくし、投機家の自由主義だけが正しい」というこういう連中は、バブル破綻の時はいつもどこでも、最後のケツ持ち、ツケを政府に回してきた。日本でもアメリカでも。自分個人の財産は早逃げで確保しておいてと、そんな勝負なら誰でもするよ! これらの歴史を観れば、以上の想定ぐらいは論理として容易に見えてくるものと言いたい。世界は本当に狂い、退廃している。
なによりも、アメリカが絡んだこういう「戦争前夜情勢」について、皆が忘れていることがあると言いたい。アメリカは、戦争したい国とは理由を作ってでも戦争し、これを潰しにかかる実績が多いということだ。ベトナムのトンキン湾事件とか、イラク戦争の「大量破壊兵器保持」や「アルカイダ支援」の大々的報道などの実績がある。これらを知っている北が自ら攻めるわけはないではないか。アメリカに北を潰すチャンスを与えるようなモノだ。
さらに、ベトナム戦争にしてもイラク戦争にしても、産軍政複合体の画策から起こったことは間違いないだろう。彼らは、冷戦終了以来は特に、薄れ行く自らの存在価値を議会など相手に高める機会を常に求めてきた。戦争の理由をねつ造してでもというのはそういうことだろう。折しもアメリカ議会の現情勢は、福祉を削るか軍事費を削るかという「財政の崖」の二者択一が急迫している時。まさに、一発狼煙を上げたい時!! そんなことも北は先刻ご承知のはずで、実は怖くってびくびくしているはずである。あの愚かなジョージ・ブッシュが最近のテレビでこう泣き言を言っていた事も知っているはずなのだ。「大量破壊兵器がなかったなんて、私は全く知らなかった」。こうして北の「挑発」は、弱い犬ほど良く吠えるという、あれ。しかも、フセインのようにアメリカに潰されそうだと思っているから余計にキャンキャン吠えるのである。
今のマスコミの「北の凶暴」世論はむしろ、嘘の理由を作り出していく布石としてアメリカ産軍政複合体が後ろで音頭をとってチキンレース仕様で作り上げてきた遠大なマスコミ工作のように思う。そしてこの工作は半ば、開戦覚悟でやっているかも知れない。そのための口実作りを求めつつのこと。例えば、北がミサイルを太平洋に撃ったとたんに「あれは実は、ガァムの米軍基地を狙ったモノだった」という「証拠」を大宣伝するとかで。
こうして僕は北の「脅威」などちゃんちゃらおかしく、「トンキン湾事件」や「イラク大量破壊兵器保持」のようなニュースが出てくることを、今何よりも恐れている。だから僕はむしろ「日本人はこんなことをこそ、もっと怖がるべきだ」とさえ言いたい。北がつぶれて、韓国と統一される。すると、北の労働力で韓国製品が非常に安くできるようになる。そこから、日本などへの輸出攻勢の急進! 新統一国家の内需拡大も猛烈な勢いで進むだろう。統一ドイツのマルクで莫大な儲けを上げたジョージ・ソロスは今頃、韓国ウォンで勝負に出ようとしているかも知れない。もちろん、米産軍政複合体系のヘッジファンドも同じ事を狙うだろう。さて、韓国がこうなったらもっと大きな事が起こる。日本売りの絶好のチャンス到来である。アメリカの銀行などがとうとう大々的に日本を買いたたけるかも知れない。
リーマンショックまでの歴史の狂態と、以降の「社会主義的問題処理」というとんでも無いモラルハザード。「国家的規制はなくし、投機家の自由主義だけが正しい」というこういう連中は、バブル破綻の時はいつもどこでも、最後のケツ持ち、ツケを政府に回してきた。日本でもアメリカでも。自分個人の財産は早逃げで確保しておいてと、そんな勝負なら誰でもするよ! これらの歴史を観れば、以上の想定ぐらいは論理として容易に見えてくるものと言いたい。世界は本当に狂い、退廃している。