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新聞の片隅に載ったニュースから(166)    大西五郎

2014年09月10日 19時24分59秒 | Weblog
高市総務相極右代表と写真 稲田氏、西田氏も「知らなかった」(14.9.10 中日新聞)
第二次安倍改造内閣で総務相に就任した高市早苗衆院議員や自民党の稲田朋美政調会長ら国会議員三人が、極右団体代表の男性と議員会館で会い、ツーショットで撮った写真が団体のホームページに一時公開されていたことが分かった。議員側は「男性の人物像は知らなかった」と説明した。
団体は「国家社会主義日本労働党」で、ホームページにはナチス・ドイツの象徴「かぎ十字」やこれに似たマークを数多く掲載。英紙ガーディアン(電子版)など海外メディアも報道しており、国際的に波紋が広がる可能性がある。当該のページは既に削除されている。
高市氏の事務所によると、男性と会ったのは三年以上前で、極右団体の代表とは知らなかった。雑誌のインタビュアーの補佐として議員会館を訪れ、インタビュー後に「一緒に写真を撮りたい」と云われたとしている。
稲田衆院議員の事務所は「雑誌取材の同行者として会い、その際、撮影に応じたとみられる。素性や思想は把握しておらず、それ以後関係もない」と釈明した。
ガーディアンは「ネオナチとの写真、安倍晋三首相の頭痛の種に」と題する記事で、内閣改造の目玉人事である女性閣僚の高市氏や、稲田氏が団体代表と一緒に写真に納まったことを批判的に伝えた。
自民党の西田昌司参院議員との写真も掲載。事務所は「2011年8月31日に取材を受けた。『ライター山田』と名乗っていた。ネオナチの話は一言もしていなかった」と説明し、「彼の思想に賛同して会ったわけではない」と弁解した。
共同通信は団体に取材を申し込んだが、九日夜時点で回答はなかった。
団体のホームページには「東亜新秩序建設」「わが人種の優秀性を主張する」「攘夷すなわち民族浄化を推進しなければならない」との表現もあった。
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高市氏も稲田氏も雑誌の取材の同行者(高市氏によるとインタビユアーの補佐)に頼まれて一緒に写真を撮ったという説明です。その雑誌の名前は明らかにされていませんが、極右組織の代表が同行したということは、その雑誌が右翼系の雑誌だったと思われます。お二人とも日本会議議員懇談会の会員ですが、日本会議は、男系による皇室の継承、学校教科書における「自虐的」「反国家的」記述の是正、靖国神社に代わる無宗教の国立追悼施設の建設反対、選択性夫婦別姓法反対、ジェンダーフリー運動反対などを唱えています。お二人は右翼系の雑誌と波長が合って、同行者の求めに応じて一緒に写真をとることに疑問を抱かなかったのではないでしょうか。
一緒に写真を撮った男性が代表を務める団体は「東亜新秩序建設」「わが人種の優秀性を主張する」「攘夷すなわち民族浄化を推進」などナチスばりの主張を掲げています。ドイツでは国民がナチスに全権を委ねてしまった反省から、憲法(ドイツ連邦共和国基本法)に「民主的な憲法秩序を否定する主義主張や政党は禁止」されており、「国民は自由主義・民主主義を擁護する義務がある」と規定しています。日本ではA級戦犯が靖国神社に祀られていたり、その神社を首相が参拝するなど、戦前の反省がドイツほど徹底されていませんが、安倍内閣の歴史認識のあやふやさがこの問題にも現れています。
                                         大西 五郎
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アギーレジャパン(3) ザックよりも日本向き監督 文科系

2014年09月10日 06時47分20秒 | 文芸作品
 ベネズエラ戦、細かい資料を見なければ分からない部分もあるが、誰でも完全な勝ちゲームと言うだろう。結果が、常にリードして主導権を取った2対2なのだから。相手方一つ目のペナルティーキック得点は水本が防ぐ余地もあったけど、それも含めてまーミスがらみ。2失点目は、誰が観てもGK川島のミスだろう。対して日本先行の2得点は、いずれもラストパスに岡崎が絡み期待の新人が決めたきれいなものだった。キープ率は54対46ほど。シュート数は13で同じ。以前の代表よりも密集・距離間が良い潰しが効いていて繋がれて崩された場面は少なく、ミス以外はまー安心してみていられた。なによりも、ザックジャパンによくあった間延びが見られなかったというのが、この2ゲームの最大の特徴と言いたい。

 この監督は、こんなことを強調してきたと聞いているが、なるほどと実感するのである。
①高い布陣でも低い布陣でも、とにかく、DFラインを上げろ。
②そういうコンパクト布陣でボールに激しく行かない選手は、使わない。
③この①②というコンパクト布陣のために、ボールを持っていない選手がその都度どこに走り、動くかを見ているぞ。
しかりしこうして、ウルグァイ戦などは、ボール奪取以外は考えていないような布陣だったとさえ思う。なんせ、3人しかいない中盤にパサーがいないのだから。この監督にとっては、日本のコンパクト防御、つまりボール奪取がそれほど不安だったということだろうか。
 そして、攻撃の方はと言えば、まだ本格的な練習はこれからと観た。カウンターか繋ぎ攻撃かも、まだはっきりとしていない。これは、第一戦目の後に岡崎が証言していることである。カウンターか繋ぎかと言うよりもむしろ、もっと臨機応変な攻めを求めているのではないか。DFからウイングや上がったSBやへのパス。皆川、大迫の落としを狙った縦に速いパス。ベネズエラ戦後半には速い繋ぎ攻撃もあった。臨機応変の攻めと言えば今では、世界有名チームからも一例を挙げることができる。ドルトムントはカウンターのチームと言ってもショートカウンターだし、縦への速いショートパスも繋ぎも上手いのである。

 さらにこの2ゲームは、岡崎、本田、長友、吉田(、大迫)という中心選手の中に、武藤、柴崎、皆川らが割って入ってきたゲームとも言える。僕はそう思った。森岡をもう少し観たい気もしたけど、アギーレは守備布陣作りへの常時参加も含めた潰しが普通以上にできない選手は使わないのだと観た。他にどんな長所があったとしても。日本の場合、それならそれでいいと僕は思う。

 なお、アギーレはザックよりも要求に厳格であると見た。ザックは「僕はこうやれと言うけど、選手が違ったやり方を取るならそれはそれでリスペクトする」とやって先発選手などを固定していた。アギーレは守備布陣に参加して、その都度の自分の領域で責任をちょっとでも曖昧にする選手は使わないはずだ。アギーレジャパンがザックのように間延びすることはないだろうと思うゆえんである。ポジションやパス回しなどは余り口うるさく言わず、自分で考えろと突き放して観察するタイプらしいが、これも日本人にあったやり方という気がする。それでいて、踏み外した選手は厳しく切るのだろう。


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ベネズエラ戦                         1970

2014年09月10日 06時47分20秒 | Weblog
昨夜は観戦しながら書いたが、改めて、気になった問題点を挙げてみる。
①先ずはシステムに由来する問題。
最も目についたのは細貝のプレーエリアと機動力。
433の中盤を守備的MFの選手が任された場合は、チリやブラジル、ドイツのケディラ等のようにその選手は相手CBまで前プレを掛け、向こうに展開されたら今度は自陣バイタル埋めるぐらいの機動力が無いとこのシステムは成立しなくなる。
それプラスボールを奪取後の展開力が要求されるわけだ。
そして残念ながら細貝はこうした条件を満たす機動力が無い。無いから前半のように中盤が蹂躙されてしまう。
相手がドイツならばしょうがないが、ベネズエラだからね。
戻りが遅い中盤サイドでゲームを創られる、バイタルまで運ばれる。この繰り返しになった。
攻撃力のある相手なら前半で3点はやられていた。
②個の問題。
W杯のときもさんざんやったが、個のレベルの低さが悲しい。
DFだよ。今野もW杯コロンビア戦でやってくれたが、あのヤバイ抜かれちゃったズサ~は止めさせないとダメよ。
世界のまともなリーグであんなプレーが日常的お目にかかれるのはJリーグだけ。
DFに関しては幼稚園レベルのプレーをバイタルで繰り出す。
これはもうだれが監督という問題ではない、只々直すべき問題。
だから、一度ああいうプレーで相手得点をアシストしたDFは召集しない、クラブでああいうプレーをしなくなってから、そして一定水準のレベルに上がってから次の召集を考えるということにした方がいい。放置すれば必ずまたやる。
流石にアギーレもレベルの低さには驚いたと思う。
この2点が先ずは問題点。
柴崎も後半は良かったが前半は、パスの受け方、ポジショニングが悪く殆ど消えていた。
433で柴崎のポジションと役割ならばドイツのクロースの動きと被るんだがパス受けはクロースのように相手MFの間に入り間受けを多用しないとサイドをチョロチョロで終わる。
細貝と比較、又、遠藤と比較しても機動力は圧倒的に勝るのだからパスの受け方を修正すれば十分機能する。
それ以外の選手はとにかく機能しないシステムで窮屈な動きが目立ったが本田を始め長友、岡崎等も柴崎のパス受け次第で流動性が良くなるので次回以降もう少しスムーズになるだろう。
森重は中盤のアンカーからは解放して欲しいな。というよりも、細貝の機動力不足にかなり影響されてるな。
最後に川島。
無理。
アギーレはよキーパーJで探せw
コメント (9)
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