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アギーレ・ジャパン(1)  ウルグァイ戦   文科系

2014年09月06日 11時34分17秒 | スポーツ
 僕はさほど悪くないと思った。総合評価の結論は、何に目を付けるかの観点に左右されるはずだ。アギーレが先ずどういうゲームを日本選手の能力に合っていると考えてスタートしたか。これを無視した評価観点は、全く無意味であると言いたい。そして、彼の苦心した点は、はっきり成果があったと思うのである。

 キープ率53%はホームチームとして持たされていた面があったとは言え、シュート数が8対8だし、2失点はいずれも全くの新人を2人も使った場合には覚悟しなきゃいけないミスがらみ。将来を観た起用と考えてよい。皆川、武藤などは、よく走りよく闘っていた。なによりも、昨日のチームとしての良さは以下だと思う。

① 前半は特に、一応コンパクトにできていた。前のチームにはこの点でずーっと斑があって、あの肝心のコートジボアール戦でもこれが出てしまったのだから、初めてにしては上出来である。他の何を置いてでも、ここは正さねばならないとしているのだと思う。このコンパクトのために最後まで走り回ることも含めて良かったのではないか。

② ①があってできることだが、玉際が厳しく行けていた。間延びしたなら、コートジボアール戦の前衛のように個人が散発的に当たっていって、外されて疲れるだけ。この激しさが、今回のゲーム、中盤の特徴と言える。田中は特に強かった。
 ゲーム後の相手監督総評も「練習ゲームでは異例の厳しさ。驚いた」と述べていたけど、以上のような見方の証拠、証言になるはずだ。

③ トラップやパスのミスは確かに多かったが、反面パススピードを従来よりも急に上げるように要求されていた。その片鱗は最初から観られた。でなければ、細貝はともかく、吉田や本田があんな大きなパスミスをするはずがないと言いたい。

 こうして総論としては、こう言うべきだろう。先を見ての、そして一定好勝負もできると見ての布陣で臨んだと。アギーレの評も、ほぼミスへの苦情だけに言及していた。でも、坂井を最後まで使ったのであって、こういう所もアギーレには大事な点なのだろう。このチームスタイルでの日本の将来性というものに、アギーレは確信があるのだと思う。また、相手が世界6位のウルグァイ、そのWCメンバーが主だということも忘れてはならないはずである。

 あの岡崎に、強さだけでなく上手さまでがさらに増したと強い印象をうけた。なんせ、キーパーを除いた南ア大会生き残りは岡崎、本田、長友だけで、この3人ともが先発完投なのである。岡崎がCKキッカーを務めたのは驚きだったが、彼の点取り嗅覚をそれだけ買っているということのはずである。
コメント (18)
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