たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

花組地方公演『EXCITER2017』

2017年04月09日 22時50分12秒 | 宝塚
 4月、桜の花びらが満開な雨の日曜日、これ以上がんばることができなくなっているわたしは全力で夢の世界へと現実逃避中、また収入の道が途絶えると同時に社会から孤立することを思うとつらくって仕方なくでもなにをどうがんばればいいのかわからなくて思考をとめています。明日から三週間まだありますけどね・・・。

 オンデマンドで2010年花組真飛聖さん主演の『EXCITER』を視聴して復習。この頃を生で観劇された方々が、3月31日の神奈川県民ホールでコンサートのように盛り上がっていたのを納得。東京宝塚劇場よりはこじんまりとして大階段も銀橋もない分、客席と舞台が近くって間近感があったかな。わたしは二階席だったので、客席おりが見えないこともあったのがちょっと残念。楽しいあっという間のショーでした。カーテンコールの明日海りおさんの挨拶、「神奈川県民のみなさま、そして神奈川県まで観にきてくださったみなさま、宝塚大劇場、東京宝塚劇場へも・・・」と。そしてOGのご紹介、「初代EXCITERに出演されていた壮一帆さん、鳳真由、そして蘭乃はなが観にきてくれています」。わたしは蘭ちゃんの名前しか認識できなかったのですが、ツィッター情報とオンデマンドで壮一帆さんは2010年公演では二番手として出演されていたことを知りました。RIO-BOYが掃除夫として働くマリンズJr.カンパニーの、舞台上の巨大写真パネルはどなだのだろうと思いながらみていましたが、壮一帆さんのお写真だったことをようやく理解。荘さんは雪組育ちではなく花組から異動して雪組トップさんになったのか、ようやく理解。これは盛り上がるはずと納得。明日海さんの、蘭ちゃんの名前を呼びすてするときの声の響きにかつて一緒に舞台をつとめあげた相手役への優しさを感じました。幕が下りるときに舞台上のみなさんが客席前方のお三方にすっごい手を振っている光景になんかほっこり。蘭ちゃん、先日のトークイベントに参加してまじかで拝見しましたがこの日は遠かった。『クロス・ハート』の蘭ちゃんがほんとに素敵だったので今さらのように過去の映像とか画像とか辿っています。明日海さんとのコンビは半年のたった2作だったことを知りましたが、ほんわかお似合い。お二人とも月組育ちだったんですね。月組といえばわたしの中では涼風さん、蘭ちゃんとエリザで一緒になりましたね、とかマニアックなことを書き始めると終わらなくなるのでやめておきます。『仮面のロマネスク』は初演を知っているしで、わたしなりに感慨深い舞台でした。

 掃除夫の、眼鏡かけてネコ?のカバン背負いモップ持って登場した明日海さん可愛かった。客席から登場されたので、二階席だと最初声がどこから聞こえてくるのかわかりませんでした。初代とは設定が少し変わっている場面。客席から差し出されたハンカチで汗を拭く仕草もされて、すっごい楽しそう。舞台と観客が一体化して盛り上がった場面でした。舞台上ではハンカチで汗を拭こうとして「鼻水が・・・」。チェンジボックスから再登場された時のサングラス姿の決まっていること。これまた客席大盛り上がり。心配になるぐらい細い体で舞台をささえていらっしゃるとはすごい。いろいろと楽しかったです。まだまだ書きたいですが、だらだらしてたら時間切れとなってきました。明日から一週間、EXCITERパワーでなんとか乗り切れるでしょうか。眠っていても胃が痛かったりしますが今は考えない、考えない。現実逃避は時間はひとまずこれでおしまい。なんかあやしいヘンなおばさんになっているような気がしないでもないですが、だれかに迷惑かけるわけでなし、ゆるされるかな。楽しいものを見逃すのはもったいない。宝塚は楽しいです。

 今日もご存知ない方にはなんのことやらさっぱりわからない観劇ブログでした。