たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

東京宝塚劇場リニューアル20周年

2021年01月19日 23時09分45秒 | 宝塚
 2001年1月1日東京宝塚劇場リニューアルオープン、建設現場のプレハブで事務の仕事をしたことがあるので、建て替え工事中の劇場の前を通るたび、東京のど真ん中でいつどうやって大型の重機や建築資材を搬入しているのかしら、夜の間に作業しているのかしらなど思ったものでした。















 上層階にはテナントのオフィスが入っていますが、この中のどこかに生徒さんたちのための食堂とお風呂、稽古場があるわけで夢と現実が共にある不思議な場所。せまいようにみえて、あの大階段と舞台装置の数々がつまっているのだからすごい。お城のような宝塚大劇場とはちがってすぐに入口ですが、ここもまた夢の扉への入口。こんな時だからこそなおだれもがひとときの夢を求めてここにやってくる、ここには夢と希望がある、沈みそうになる心を照らしてくれる光があるだと思いました。元気いっぱいの宙組が全力で届けてくれる『アナスタシア』、生での観劇は格別でした。生きていてよかったと思えるひとときでした。

 たかこさん(和央ようかさん)と花ちゃん(花總まりさん)のトップコンビ作品、なつかしいことしきりでした。

 2002年『鳳凰伝』『ザ・ショー・ストッパー』

『鳳凰伝』、昨年秋にオンデマンド配信されました。水夏希さんが舞台上で斬られてリアルに水の中に倒れたのはこの作品でした。花ちゃんの勝気な表情と着物の袖を銀橋で広げたときの堂々たる貫録はやっぱりすごかった。







2004年『ファントム』、クリスティーヌが仮面をはずしたファントムをみて悲鳴をあげたシーン、切なすぎました。









2004年『白昼の稲妻』『テンプテーション』、これもみていると思います。残念ながら、内容は今思い出すことができません。





2003年『傭兵ピエール』『満点星夜總会』、
花ちゃんがジャンヌ・ダルクの役で、宝塚でこれはいいのかなあとちょっと思った記録がある作品。『満点星夜總会』、齋藤先生のショーなのか、映像あったら配信お願いします。





2001年『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリーアントワネット-』、
リニューアルした劇場で最初にわたしが観劇した作品。
花ちゃん、もうすぐまたマリー・アントワネットを演じます。
永遠のプリンセス。





2006年『NEVER SAY GOODBAY』、
二人分の業務量をこなしながら通信教育の大学の卒業論文を書いていた頃で観劇から遠ざかっており、二人の退団公演は見届けることがありませんでした。
たかこさん、現在ワイルドホーンさんとハワイに滞在中、毎日インスタグラムを更新されています。この作品がきっかけとはなんだか不思議な気持ち。



2005年『炎にくちづけを』『ネオ・ヴォヤージュ』、
残念ながら、これもみていません。



2005年『ホテル・ステラマリス』『レビュー伝説』、
これも残念ながらみていません。
『ホテル・ステラマリス』は秋にオンデマンド配信で視聴。
正塚先生らしい作品でした。



二人のコンビでは、2001年の『カステルミラージュ』『ダンシング・スピリット』も観劇した記憶があります。写真ありましたがちょっと今ごっちゃ。

たかこさんと花ちゃん、5年間コンビを組んだとあって作品の数も多いですね。花ちゃんがいっちゃん(一路真輝さん)の相手役に選ばれたときはここまでプリンセス役者を極めることになるとは思いませんでした。

長身の男役ぞろいの宙組の系譜、初代トップスターのずんこさん(姿月あさとさん)は、今の東京宝塚劇場の舞台には立っていないのだと今さら気づきました。振り返ってみるとトップスターとしての4作品、東京は1000days劇場での上演でした。仮設とは思えない充実ぶりだった1000days劇場もなつかしいです。有楽町駅のホームから赤い屋根がみえました。
たくさんのエネルギーをもらいました。
そこにいけば夢と希望に出会える、そんな場所と時間が人生には必要。