たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』-舞台映像アップ

2021年01月29日 23時24分04秒 | ミュージカル・舞台・映画
ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』-ライブ配信追加決定
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/77f19602390d107e04ffc86a59ae6ef0

『ポーの一族』、舞台映像が公式HPにアップされました。
https://www.umegei.com/poenoichizoku/

 時空を超えて退団後のみりおちゃんの、このエドガーの歌声に会えるとは思いませんでした。それだけでも夢のよう。エドガーとアランが時空を超えて飛び立っていくシーン、宝塚ではトワイライト家のバルコニーが外れてゴンドラが上がっていきました。宝塚大劇場の1階席から見上げた時わりとガタガタ揺れていたのは心配でした。この舞台では端が?上昇するようになっていて安定しています。こうして1分間だけの映像をみても、宝塚とはまた違う意味で夢の世界。福井晶一さんのキングポーのなりきりぶりお見事、フランク大佐とはおひげの長さもキャラクターも全く違っていて何百年も生きてきた感すごい。ねねちゃんシーラの男爵に恋する人間だった時の生き生きとして表情と一族に加わったあとのなにかを背負いながら生きている白い透明感との違いも見事だし、ほんとに綺麗。可愛いという芸をきわめたあーちゃんメリーベルの憂いを秘めた表情とドレスの似合いっぷりは可愛いの塊でしかない。小西遼生さんポーツネル男爵の、俺たちは何百年も生きてきたしこれからも生きていかなければならない感もすごい。同級生役を演じているアンサンブルメンバー、この映像をみるだけでも素晴らしい身体能力の高さ。胴上げされるみりおちゃん、ものすごく軽そうで、そのまま飛んでいってしまうのではないかと思うぐらい高くあがっているのをまたみるのも楽しみ。

 梅田芸術劇場公演中は、カーテンコールのみりおちゃんと千葉くんのトークタイムをSNSでチャックするのも小さな楽しみでした。千葉くんが花組時代のキキちゃんのように、みりおちゃんに話をふられてトーク力をきたえられている?東京まで会えないのさみしいとか相手役?

 東京国際フォーラム公演の間も楽しみ。トラック24台分の豪華な舞台セットと衣装が無事日比谷にやってきて、セッティングがすでに終わっていることでしょう。舞台稽古までたどりつきながら、初日を目前に中止とせざるを得ず、わたしたち観客に届けられることなく舞台セットがバラされた公演がいくつもあったことを思うとそれだけでも胸がいっぱいです。無事に公演ができますように・・・。

 大千穐楽は『屋根の上のヴァイオリン弾き』とかさなるのでライブビューイングをみることはできませんが配信を1回はみようと思います。



 果てしなく長かった一週間の終わりに、疲れた心と脳みそに沁みる映像。ありがたいです。時間が許されるなら永遠にリピートしてしまいそう。美しいは正義ですね。こんな時こそ一人でも多くの方がライブ配信をご覧になるといいなと思います。いやなことすべてぶっとんでいきます。宝塚もね・・・。