たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

保育園児のマスク着用促進 後藤厚労大臣「前向きに進めていく」

2022年02月04日 14時42分01秒 | 気になるニュースあれこれ
「厚生労働省は現在、窒息のリスクがあるとして、2歳未満の子どもにマスク着用を推奨しておらず、2歳以上にも一律の着用は求めていない。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/2e396fb5eab3353da437d062ecd7668e6432c05b


 日本小児科医会は、「2歳未満の子どもにマスクは不要、むしろ危険」とのメッセージを発信しています。
https://www.jpa-web.org/dcms_media/other/2saimiman_qanda20200609.pdf

 厚労省に反対意見を送りました。https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/getmail
 
 リスクの高いところがわかってきているので、なぜこういう方向にいってしまうのか、決断できない方がよりによってこんな時にトップとなった日本、出口がみえず、出口が示されず、なんだか絶望的。命に別状ない整形外科の手術は後回しにされるの仕方なしとしても、コロナ死をゼロにするために?ガンの手術ができなくなるはほんとうにおかしい。コロナ禍の2年間は少子化を15年も20年も進めたという見方もあるそうですが、世代間格差によるひずみがよりあらわになったように思います。希望ないなあ・・・。

2022年2月4日付毎日新聞より、

「コロナ重症者、再び1000人超え 基礎疾患悪化がほとんどか

厚労省幹部は「デルタ株が流行した昨年夏は若年層でも重症化するケースがあったが、オミクロン株はそういうケースはあまりない。高齢者や基礎疾患を持つ人が感染し、基礎疾患が悪化して重症化するケースがほとんどだ」と指摘。また、わずかながらデルタ株の感染者もおり、「デルタ株に感染した重症者もいるとみられる」という。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/803249781040dd2cdda754672a56d6a4c1909031

ミュージカル『笑う男』-帝国劇場初日中止

2022年02月04日 00時32分49秒 | ミュージカル・舞台・映画
 2月3日、帝国劇場にて初日を迎えるはずだったミュージカル『笑う男』、なんと開演20分前に中止と発表されました。18時開演、観客は入口の検温を通過し続々と入場、オーケストラボックスの音出しに気持ちがあがって、もう少しで始まるとワクワクしながら待っていたと思います。キャストのみなさまは、無事に初日を迎えられる喜びをツィートしていました。真彩希帆ちゃんの帝国劇場デビューの日、憧れの舞台に立てる喜びの声を、お昼にインスタグラムのストーリーであげていました。福永悠二さんのツィートを拝見すると、ゲネプロが終りダメ出しをきいて、お弁当を食べてちょっと休んで、30分アップをやって、メイクを直して、よし、準備完完璧!となった瞬間のアナウンスだったとのこと。客席には涙を流す方もいたようです。キャスト、スタッフ、観客、誰もが目の前の、まさに目の前の舞台が中止となってしまいました。東宝さん、先ほど、やむなく6日まで中止を決定、ホームページに掲載されたお知らせは、言葉のはざまから悔しさがこぼれおちていると感じます。

 最初の緊急事態宣言明けから、いずれの舞台も綱渡り状態、定期的な検査でいつ陽性となるか、いつ中止になるかと、不安と背中合わせの日々を送りながら、キャストのみなさまはマスクしながら稽古して、一人でも陽性判定者が出たら中止。コロナを特別扱いする国の施策が変わらないかぎり、この綱渡りを続けざるを得ないのでしょう。今回陽性となった方は、自覚症状がなかったのでは?ものすごく責任を感じてしまっているのではないかと、精神的な負荷の方が心配です。

 今日も溢れる速報、80代、90代が永遠に生きられる世界になるまで終わらないのでしょうか。老衰で亡くなる方がゼロになるまで終わらないのでしょうか。症状のある人だけが検査して陽性判定となったら休んで治療するではダメなのでしょうか。ゼロを目指すことによって、失われるものの方がはるかに大きいように思えますが、このまま夢や希望を奪いながらゼロを目指し続けるのでしょうか。

2022年2月3日毎日新聞より、

「オミクロン株「若い人にはかぜ」 コロナ戦略の転換訴える救急医」

https://mainichi.jp/articles/20220203/k00/00m/040/068000c
 
 社会全体をみたとき、感染症対策をしながらいかに社会を回していくかという視点に立った記事だと思います。

 2日の花組公演、無事に幕があがっておりて、自分は無事に観劇することができたのは奇跡なのだと、あらためて噛みしめています。劇場に着くまで中止になるかもしれない、入口の検温で正常と表示されるまで入場できないかもしれないという不安と背中合わせで緊張していました。観客が無事入場して席に坐っても、なお中止になるかもしれないとは、キャスト、スタッフのみなさまも気持ちを維持していくのが大変だと思います。

『笑う男』、初日が迎えられることを祈っています。