たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

「第6波」感染分析 濃厚接触者の取り扱い緩和、専門家有志が提言

2022年02月28日 12時45分41秒 | 気になるニュースあれこれ
「16日までに報告があった重症例255例と死亡例343例を分析したところ、重症例の中央値は73歳、死亡例の中央値は87歳だった。発症から重症化、死亡までの日数は、重症例が0~23日で中央値は4日、死亡例は0~63日で中央値は5日だった。

 重症例、死亡例ともに65歳以上が半数以上を占めた。分析できた死亡例341例の中では65歳以上が9割以上を占めたという。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/b655263fd2b97f787ae61a85c1ee357face571c6

  
 高齢者を守りましょうを否定はしませんが、不老不死を目指しているのでしょうか。そのために子どもたち、若者たち、現役世代への行動制限をかけ続けることのリスクの方が将来にわたって、あまりにも大きすぎませんか。重篤な副反応報告があがってきている、亡くなる人もいるのに、このままワクワクキャンペーンが続いていくこともかなり心配です。一度立ち止まって検証する時ではないでしょうか。

 今まで賢明だと思っていた人が、コロナは毎日たくさんの人がバタバタと亡くなるこわいものだというイメージをもち続けていて、リスクよりもメリットの方が大きいと三回目をうとうとしていることが信じられません。接種後の10代が亡くなったケースについて知らせましたが特に響かなかったようです。不安煽りに洗脳されたままで、冷静な判断力を失っているとしかわたしには思えません。

 わたしは意味のないまんぼう延長で手術のめどがみえてこないし、医師をどこまで信じればいいのかますますわからなくなり、通院自体がもはやおそろしいです。先々週、かかりつけ医で痛み止めの副作用とコンタクトレンズの調整があってないところへ、おそらくワクシャワーをあびまくってにおいだけで具合悪くなりました。やっとどうにか戻ってきましたが、総合病院のあとも具合悪くなったし、手術で2-3週間の入院もおそろしいばかりです。

 コロナ特別扱いによって手術ができず間接的に影響を受けている方、わたし以外にもきっとたくさんいらっしゃるでしょう。かかりつけ医は、医療に優先順位などあってはならない、あなたのお母さんが骨折してすぐに手術できなくてもいいのかっていってやれって。知事にですかね。リスクが高いのは高齢者と基礎疾患のある方々だとはっきりしてきました。国としてもういい加減方針を転換して通常運転に戻してほしいです。いつまでもこんなことしている場合ではありません。




死者の9割は高齢者、あまり言えないけれど子どもはワクチン打たなくていいという名古屋市の河村市長の声。

「名古屋市の河村市長は21日、記者会見を開き、5歳から11歳の子どもの接種について3月7日から、市内の医療機関255カ所で「個別接種」を始めることを発表しました。

しかしその一方で、予防接種を受ける「努力義務」の規定は適用されないことを強調し、相談窓口においても「どんどん打った方がええよ、ということは言いません」と述べ、積極的に実施しない方針を示しました。」

令和4年2月21日 名古屋市長河村たかし 定例記者会見について

https://www.youtube.com/watch?v=yVPKIRqMz0U


「東京・足立区で子どものワクチン接種開始」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ce873e23a39023c1ecdd51e11089ce822c276078

 9人だけ、メディアのミスリードに煽られず、冷静な保護者が多くなっていることを願うばかり。子どもたちの命が失われてから気づいてもおそいのです。未知のもの、慎重になるべきです。9人のお子さんが心配。基礎疾患があるから必要なのか、それともさらに危ういのか・・・。

月組『I AM FROM AUSTRIA』-東京宝塚劇場公演

2022年02月28日 00時58分33秒 | 宝塚
 東京宝塚劇場公演プログラムより、

クリスティアン・シュトゥルペック(ウィーン劇場協会、ミュージカル芸術監督、脚本・クリエイティブデベロップメント)とティトゥス・ホフマン(脚本・アイデア)のインタビュー

「シュトゥルペック⛄

 この作品は、”オーストリア”という国、そのものに対するオマージュです。オーストリアにおいて非常に有名な曲である、「I AM FROM AUSTRIA」をテーマソングとしたところから、作品創りはスタートしました。この物語は、自分の故郷はどこなのか、どこが自分の家なのか、ということをテーマにしています。このテーマは、どこの国の人々にも当てはまるものではないかと、現代に生きる私達は、どこへでも旅行ができますし、そこで仕事をすることも可能になっています。この時代において、自分の家がどこであるのか、というのは非常に重要なのではないかと思っています。

ホフマン⛄

 私もこの物語は、オーストリアだけではなく、世界中の人々の共感を得るものだと思っています。グローバル化された世界の中で、人はそれぞれにアイデンティティというものを非常に強く意識し、その問題と対峙するからです。「I AM FROM AUSTRIA」は、故郷から出て行った、あるいは捨てて行った人の視点から描かれており、一定の距離を置いてみることで、「故郷」を自分自身の中でそれまでとは違う形で映し出すことが出来る・・・それによって、人は個性を形成することが出来、これまで立っていた土壌から離れることで自分自身の歴史を振り返ることが出来るのです。」


 『歌劇』2019年10月号-I AM FROM AUSTRIA-座談会より、演出の齋藤吉正先生のことば

「邦題に「故郷は甘き調べ」と付けさせていただきました。「故郷」イコール「家族」なのだと、ジョージの家族、美園さん演じるエマとお母様、また血の繋がらないキャラクター同士でも人としての繋がりをフィーチャーし、コメディというディテールの中でも温かいものを残せたらと思っています。」
                                  

 2019年12月14日に東京宝塚劇場で観劇しました。サングラスをかけて月城かなとさん演じるリチャードと登場したところから、美園さくらちゃんのカッコよさにくぎづけとなった舞台でした。衣装替え多かったですね。どの衣装も細すぎるウエスト、引き締まったライン、スタイルの良さ、美脚が映えました。一番好きな場面は、さくらちゃん演じるエマの操縦するヘリコプターでたまきち演じるジョージと二人、オーストリアをめぐる場面。オーケストラボックスの上空を飛ぶヘリコプターに客席から歓声が上がりました。ナウオンステージでは手を振ってくれるお客様がいるとたまきちが話しています。舞台には雪をかぶったアルプスの山並みが美しく描かれていて、臨場感たっぷりの素敵な場面でした。

 昨年オンデマンド配信された時には繰り返し視聴しました。肩の力を抜いて安心して楽しめる作品。「マッチョ!マッチョ!」は今となっては夢のような客席降りで客席も一緒に盛り上がりました。懐かしい思い出となりました。

「I AM FROM AUSTRIA」、多民族国家のオーストリア、この国で生まれたのだという誇りが人々の気持ちを一つにするという、島国の日本ではなかなか馴染みのない、深い意味合いが込められていると私なりに解釈しています。大陸の感覚。自分にとっての故郷、家はどこなのか、私には答えがありません。生まれた~~県ではなく、心のよりどころのなるところが私には故郷なのかもしれません。

 エマがオーストリアを離れてアメリカへ渡ったのはお母さんとの確執があったからなのか、オーストリアでは台詞とト書きだけの、夏月都さん演じるお母さんヘルタの存在を膨らませて和解する場面を描いたのは齋藤先生のオリジナルだと『歌劇』の座談会にあります。日本的かなあという感がなきにしもあらずですが、お母さんと和解することをエマのゴールとしたのが齋藤先生の演出、いつも受けいれてくれる故郷という描かれ方でした。もう一度『歌劇』と公演プログラムを読み込んで、あらためて振り返ってみることにしましょう。
 
 ジョージとエマが冷凍室に閉じ込められる胸キュン場面も素敵でした。ジョージがエマの部屋を訪ねる場面もちょっと胸キュン、床に落ちてしまったザッハトルテがめっちゃ美味しそうでした。小道具もよくできています。

 こうして時間が過ぎてから少しずつ振り返るのもありでしょう。また気持ちが向いたときに書きたいと思います。


日比谷シャンテステージ衣装展-月組
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/1e106435278eda10fa0cfecea8bcbc56

月組『I AM FROM AUSTRIA』_美園さくらちゃんのこと
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/55abcf3687342e998e96fd2de65fc1a9

月組『I AM FROM AUSTRIA』_たくさんの時を日比谷に救われました
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/fc26c6113759b67056248674c57ddeb3

月組『I AM FROM AUSTRIA』大劇場千穐楽LV_こんな上司がいたら・・・
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/3c75527f95aabc3712c985d8166e029e

月組『I AM FROM AUSTRIA』大劇場千穐楽LV_心があったかくなりました
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/22233b90dbcb95e6d9666117ccd0b03c