平成20年(2008年)8月30日(土)から11月3日(月・祝)まで横浜美術館で開催された『特別展源氏物語の1000年-あこがれの王朝ロマン』、疲れた体をひきずりながら10月13日(月・祝)になんとか訪れることができました。
「日本はもとより世界の文学史における名作の一つ「源氏物語」は、「紫式部日記」の記述から、寛弘5年(1008)には宮中で読まれていたことが確認され、物語としてある程度まとまった部分が成立していたと考えられています。したがって、2008年は源氏物語が歴史上に登場してからちょうど1000年の節目にあたります。その「源氏物語千年紀」を記念し、特別展を開催いたします。
主人公・光源氏の恋愛や人間関係が豊かに綴られた「源氏物語」。1000年もの長きにわたり愛されてきたこの長編小説は、物語を読み継ぐ歴史と、物語にもとづいて新たな芸術を創る歴史をあわせ持っています。
作者の紫式部が当時の文化を背景にして源氏物語を執筆して以来、この物語を愛した菅原孝標女から、藤原定家をはじめとする源氏学者、そして現代語訳者の営みを経て、現在も愛読者が増え続けています。また、執筆された平安期から、源氏物語は絵画化され、いわゆる「源氏絵」の系譜を形成してきました。とりわけ近世には、王朝人の生活や文化への憧れと印刷技術の発展によって、幅広く人々に受け入れられ、雅俗両様の多彩な「源氏絵」が描かれました。
本展では、現代にまでいたるその「源氏絵」、および源氏物語や紫式部にまつわる絵画を中心に、国宝・重要文化財・重要美術品約20数件を含む豪華絢爛な作品を展観します。」
鎌倉時代に描かれた国宝紫式部日記絵巻から現代の漫画化された源氏物語幅広く展示されました。源氏物語絵巻平成復元模写も見事でした。石山寺の紫式部の描かれ方も、時代に変化していました。
五島美術館所蔵、国宝紫式部日記絵巻、展示期間が一週間と限られていたので、この時は見逃しましたが、2017年10月に五島美術館でみることができました。
五島美術館-国宝紫式部日記絵巻
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/3fcd463f03f9adafe82abcfa0e158832






この時読みたいとメモっている本、2冊。積読本の整理がもう少し進んだらこの世にいる間に必ず読みます。
『源氏物語絵詞』(平成9年講談社)
『国宝源氏物語絵巻模写』(NHK取材班)
まずは手元の池田弥三郎『光源氏の一生』、村山リウ『源氏物語』など、今までなかなか読めなかった本を少しずつと思います。積読本、減りつつありますがまだまだ・・・。
「日本はもとより世界の文学史における名作の一つ「源氏物語」は、「紫式部日記」の記述から、寛弘5年(1008)には宮中で読まれていたことが確認され、物語としてある程度まとまった部分が成立していたと考えられています。したがって、2008年は源氏物語が歴史上に登場してからちょうど1000年の節目にあたります。その「源氏物語千年紀」を記念し、特別展を開催いたします。
主人公・光源氏の恋愛や人間関係が豊かに綴られた「源氏物語」。1000年もの長きにわたり愛されてきたこの長編小説は、物語を読み継ぐ歴史と、物語にもとづいて新たな芸術を創る歴史をあわせ持っています。
作者の紫式部が当時の文化を背景にして源氏物語を執筆して以来、この物語を愛した菅原孝標女から、藤原定家をはじめとする源氏学者、そして現代語訳者の営みを経て、現在も愛読者が増え続けています。また、執筆された平安期から、源氏物語は絵画化され、いわゆる「源氏絵」の系譜を形成してきました。とりわけ近世には、王朝人の生活や文化への憧れと印刷技術の発展によって、幅広く人々に受け入れられ、雅俗両様の多彩な「源氏絵」が描かれました。
本展では、現代にまでいたるその「源氏絵」、および源氏物語や紫式部にまつわる絵画を中心に、国宝・重要文化財・重要美術品約20数件を含む豪華絢爛な作品を展観します。」
鎌倉時代に描かれた国宝紫式部日記絵巻から現代の漫画化された源氏物語幅広く展示されました。源氏物語絵巻平成復元模写も見事でした。石山寺の紫式部の描かれ方も、時代に変化していました。
五島美術館所蔵、国宝紫式部日記絵巻、展示期間が一週間と限られていたので、この時は見逃しましたが、2017年10月に五島美術館でみることができました。
五島美術館-国宝紫式部日記絵巻
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/3fcd463f03f9adafe82abcfa0e158832






この時読みたいとメモっている本、2冊。積読本の整理がもう少し進んだらこの世にいる間に必ず読みます。
『源氏物語絵詞』(平成9年講談社)
『国宝源氏物語絵巻模写』(NHK取材班)
まずは手元の池田弥三郎『光源氏の一生』、村山リウ『源氏物語』など、今までなかなか読めなかった本を少しずつと思います。積読本、減りつつありますがまだまだ・・・。