たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

星組『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』-バウホール公演中止

2022年02月05日 15時30分07秒 | 宝塚
「星組 宝塚バウホール公演『ザ・ジェントル・ライアー ~英国的、紳士と淑女のゲーム~』は、公演関係者から新型コロナウイルス陽性が確認されたことを受け、2月1日(火)の初日から2月6日(日)の公演を中止しております。
今後の公演を安全に実施するにあたり必要な準備期間を確保するため、大変申し訳ございませんが、2月13日(日)までの宝塚バウホール公演は、全公演中止させていただきます。
2月19日(土)から2月25日(金)までのKAAT神奈川芸術劇場公演は、当初の日程で実施させていただく予定です。(KAAT神奈川芸術劇場公演について変更がある場合は、改めて当ホームページにてご案内いたします。)」

https://kageki.hankyu.co.jp/news/20220131_002.html


 せおっちの主演作品、バウホール公演は全日程中止と発表されました。オスカー・ワイルドの原作『理想の夫』を新装復刊した角川文庫が、宝塚のポスター画像を帯カバーに使って盛り上がってきたのに残念です。KAAT神奈川芸術劇場公演は予定通り実施とのこと。無事に公演できることを祈っています。看板がすでにあるようなので写メしにいかなければ・・・。

 今日は宙組『NEVER SAY GOODBYE』が宝塚大劇場で初日を迎えるはずの日でした。10日、無事に初日が迎えられますようにと祈っています。

 帝国劇場『笑う男』が開演20分前に中止せざるを得なくなってしまったように、この状況下で舞台を続けていくことはとてもきびしい。今までと同じやり方では無理な局面にきているのでしょうか。コロナ禍となってから真っ先に不要不急と社会から言われた舞台、たしかになくても直接ごはんを食べることには困りません。興味ない、関係ない人からすればたかが舞台でしかないかもしれませんが、リモート、オンラインが進んでいる今こそ、劇場での生の体験はなにものにも代えがたいものだと思います。チケットを入手したその日からあと何日と指折り数えて、お金と時間をかけて劇場に行く、生演奏と全身全霊の命がけの役者さんたちの息遣いに触れる、同じ空間を共有する、現実を忘れて違う時空を生きるひとときは心の栄養。Show must go on!! こんな時こそ、舞台は人生に必要。


(トップの写真は宝塚アンはなのみち店公式ツィッターより)