たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

子どもへの新型コロナワクチン接種 医師が厚労省に署名を提出

2022年02月17日 15時30分17秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年2月16日サンテレビニュースより、

「新型コロナワクチンの接種券が5歳から11歳は努力義務ではないのに自治体から一律で送付されることは控えるべきだとして、兵庫県宝塚市の医師が2月16日厚生労働省に署名を提出しました。」

https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2022/02/16/49048/


【こどもコロナプラットフォーム】YouTubeチャンネルより、

「南出賢一 泉大津市長(こどもコロナプラットフォーム共同代表)から5歳〜11歳のお子さんをお持ちの親御さんへのお願い

削除された文字が見える 完全版はこちら(ニコ動)からご覧になれます。
https://nico.ms/sm40027955
言論統制が厳しいために一部 言葉を削除せざるを得ないコンテンツになっていることを心よりお詫び申し上げます。一日も早く言論統制のない平和な社会に戻ることを願って止みません。」

https://www.youtube.com/watch?v=TTsAhRUieBw


2022年2月10日東京都医師会;広報YouTubeチャンネルより、

「東京都医師会定例記者会見(2022.2.8):川上理事

 1月11日現在の年齢別の発症数の分布をみると、20代、30代、40代が多くて子どもは少ないことがわかる。

 昨年11月から今年2月までのそれぞれの月の発生数に占める年齢別の割合のグラフをみると、ここにきて小児が少し増えているという感じはあるけれど、報道できかれる子ども、子どもっていうほど、子どもの比率は増えていない。あくまでも全体数が増えているから子どもも増えていることは示されている。

 子どものコロナは、デルタ株の時ですら大多数は軽症だった。中には重症になるお子さんも本当にすくないけれどいる。2歳未満であったり、基礎疾患をもっている子であったり。今回ゼロ歳児の発症も確かにみているけれど、ほとんど自宅で療養できるぐらい軽い。熱が長くは続かない。一日から長くても3かぐらいで解熱する。小学生になると咳が出る、熱が高いと頭痛を訴える子どもはいるがほとんどの場合、10日間の隔離期間で暇を持て余している。家に閉じ込められて相手をする親が大変という状況で過ごしている。

 この2年間、中学生、高校生になると、3年しかいかない学校生活の中で2年間全く行事のない状態で過ごしていることになる。

 マスクをしているために、友達の顔を全くわかっていない。人の表情をみて、人の心を読んで行動するという、本来小児期に学ぶべきことが全くできていない子どもが増えている。

 子どもは2-3か月家に閉じ込めただけで体力・行動力が低下してすぐ座り込んでしまう。転びやすくなり怪我をする子が増えた。視力が低下しているというデータもあがってきている。

 わたしたち大人ですらいつになったら終わるんだろうと思いながら生活している。子どもはこの状況がわからない中で生活している分、うつっぽくなったり、やる気のない子が増えたり、すぐちょっとしたことで感情がコントロールできなくなる子どもがいたり、中学生・高校生になると自殺する子も、ここにきてぐっと増えている。

 これからも変異株が次々と出てくる。いつまで子どもたちが行事もできずマスクをしたままの状態で生活し続けなければいけないのか、どうやったら子どもたちの健やかな育ちを保障してあげられるのか、ということをそろそろわたしたち大人は考えていかないといけないのではないか。今一番の課題はそこではないか。

 マスコミのみなさまにも、子どもの生活を担保する、健全な生活、発育というものを担保するというう論点に目を向けていただけたらと思う。」

https://www.youtube.com/watch?v=OHA57Tjn3hs


「「都医師会理事、2歳以上マスク着用に「とんでもない」 心肺への負担やちっ息の危険も-

会見後、囲み取材に応じた川上理事は「2歳にマスクなんてとんでもないこと。大人を守るために子どもが犠牲になるというのが国の考え方。子どものためにちゃんと声を上げていかないと」と話した。」」

https://news.yahoo.co.jp/articles/bd425c18eabea8b35751576965188dd197ddf9aa

『東北歴史紀行』より-「チョウクライロ舞<鳥海山>」(2)

2022年02月17日 01時05分20秒 | 本あれこれ
『東北歴史紀行』より-「チョウクライロ舞<鳥海山>」
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/8ebe88b82b08a9f05f88977d1c269960




「小滝には、今日も、平安中期にさかのぼる丈六(じょうろく)(四メートルほど)の観音一木彫(いちぼくちょう)(一本の木で彫った仏像)があります。奈曾の滝前には、熊野神社があって、ここにも平安末期まではさかのぼる蔵王権現(ざおうごんげん)像がまつられています。これらの仏像をまつる小滝の寺は、もと竜頭寺と称して、すなわち鳥海の神の神宮司だったのです。だから、竜王たる神をまつる神事をいまに伝えてきたのです。

 大物忌神は、チョウクライロ舞によってまつられる神でした。そこで、この舞を奉仕する人たちにとっては、チョウクライロの神こそは、大物忌神でした。大物忌神というのは国家の権威でよぶ政治の神(まつりごとの神)です。これにたいして、人々が祭事の神(まつりごとの神)としてよぶ名は、チョウクライロの神になっていたとおもわれます。

 チョウクライロ。これがチョウカイになり、鳥海と書きあらわされるようになったというのが、この紀行ガイドの結論なのです。ですから、今日でも、この鳥海の神の正式の呼称は、依然として大物忌神なのです。

 どうして、大物忌なのか。竜王の山というのはなぜなのか。二つはどう関連するのか。きっとそういう疑問をみなさんは残しておられるでしょう。そのことにも簡単にふれておきます。実は、その答えは、いまから1114年前の貞観13(871)年5月16日条の『三代実録』という正史にちゃんと出ているのです。こうあります。

「4月8日、山上に噴火があり、山は雷のように鳴り、土石は焼け、川は泥水となって流れ、魚はみな死んだ。その死の川を二匹の十丈余もある大蛇が、相連なって流れ下り、海に出ていき、無数の小さな蛇がこれについていった。占ってみると、神をまつるにあたって、すこしもささげものがなく、また、付近の人々の墓が設けられたり、死体が棄てられたりして、山がけがされたのを、神が怒って、この災異をいたしたことがわかった。そこで、国司に命じて、奉賽(ほうさい)(神に供え物をする)させるとともに、厳重に山を忌みきよめさせた」

 二匹の大蛇が、ここでは山の神と見られていたことは、いうまでもありません。その神は、川を下って海の国に去ったのです。それは山の清浄をけがし、まつりをおろそかにしたことを怒っての天譴(てんけん)(天のいましめ)でした。川を下り、海に去る大蛇の神。それは龍神です。この神を厳重にいわいまつらないから天災が重なり、人災がつづいたのです。だから正二位(しょうにい)などという別格の神階を贈り、これを特別に忌みきよめ、いわいしずめたのです。それが大物忌ということでしょう。また、陵王・納蘇利(なそり)、両竜王の舞というのも、ここでは、二匹の蛇神のいかりをいわいしずめることにかかわること、いうまでもありません。」