たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

今井通子『私の北壁-マッターホルン』より-「ユングフラウ・ヨッホ」

2022年02月21日 16時42分49秒 | 本あれこれ


「晴れ上がった青空、朝の斜めの太陽光線、白雪をつけた雄大なアイガーをバックに、グルントの駅は今日の山行にいかにもふさわしい駅だった。

 ここから登山電車でクライネ・シャイデックへ。そこで電車を乗り換え、アイガーの岩板をくり抜いたトンネルを通ってユングフラウ・ヨッホへ向かう。

 車窓の景色は申し分ない。電車は信じられないほど高度をかせぎ登っていくので、グルントの駅は見る間に遠く低くなり谷間の奥へ消え去ってしまった。

 この登山電車はアイガーの山すそを走っている。窓近くに迫ってくるアイガーの北壁を見た時、今回の遠征ではこの北壁は計画の中に入っていないが、さすがにジーンと胸がしめつけられ、一度は登ってみたいと思う気持ちをおさえることができなかった。

 クライネ・シャイデックから乗り換えた電車はアイガーの中を走り、アイガーワンドで一服した。アイガーワンドの駅はトンネルに窓があり、乗客は下車して、この窓からアイガー北壁の斜面をのぞくことができる。ユングフラウヨッホに着いた。

 岩盤をくり抜いたヨッホの駅は、やはりトンネルの中だった。何か工事中らしく、削岩機の音がトンネルの内に響き、カンテラのような電球の並んでいる坑内に、不気味な圧迫感を覚え、本能的に光を求めて改札口を出る。出たところはさしずめの駅ビルとでもいおうか、やはり岩をくり抜いて建てられたホテルになっている。正面にはベランダがあり、先刻私たちといっしょに登山電車でやって来た人たちが数人すでにここに出て、口々に感嘆の声を上げていた。

 ベランダからの景色は、素晴らしかった。暗い穴の中から出てきた私たちにとって、その光線の強さが目にしみた。すばらしかった。目前は紺碧の空と純白で広大な世界に見えた。これがスイスだ。そしてこの景色の中にすべてのスイス・アルプスがあるようにさえ感じた。

 しばらく、その景観に目をうばわれていたが、早速この白銀の世界へ飛び出したくなる。」

 20歳の頃読んだ今井通子さんの『私の北壁』、2007年10月の旅の前には時間がなく、やっと読み返しました。ここに書かれているユングフラウ鉄道に乗ってアイガーのお腹を走り抜けたこと、今となっては遠い日の夢のようです。ワクパスがないと海外にいくことはもうできなさそうだし何が起こるのかわからなくてこわいので、何十万という💰をポンと用意できるとしても(できませんが)、スイスを訪れることはないでしょう。人口股関節への置き換え手術の予定もわかりません。無理しましたが条件が整う間に夢をかなえたこと、かえすがえすも大正解だったと思います。


2007年10月24日(水)アイガーヴァント駅







2007年10月10月24日(水)ユングフラウヨッホ駅






旅の思い出写真_ユングフラウヨッホ駅

https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/aedef9b2770bd8b6eef56e4af2996a02


旅の思い出写真_ユングフラウ鉄道

https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4638c183d59c746c125bf48557c1016b


旅の思い出写真_グリンデルワルドとユングフラウ鉄道

https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/ea0f6916ebf842f50dc557c18e4d323c


3月から子供達へのワクチン接種が始まってしまいます。

2022年02月21日 12時28分55秒 | 気になるニュースあれこれ
歌手ASKAさんのブログ、

「「子供の平均体重に合わせた量」

と、いうだけで、

「身体に優しいワクチン」

と、思わせてしまう表現。

ここ、歌詞を書いている者として敏感なんです。」

https://www.fellows.tokyo/blog/?id=3239

 厚労省が言葉巧みに、数字トリックを使ってまで接種を進めています。亡くなっている方もいることを一切スルーしてのうてうてどんどんはおかしいと思います。高齢者は基礎疾患の悪化とすることができても、10代の方はごまかしきれません。今朝のNHKあさイチで後遺症の特集があったようです。警鐘を鳴らす医師たちの有志の会が全国で立ち上がってきています。一人でも多くの保護者に届き、冷静な判断をされることを祈るばかりです。自治体のご意見フォームに、接種券の一斉送付を中止するように送りましたがあまりにも無力。大人を守るために子どもたちにリスクを負わせるのではなく、大人が子どもを守らなければならないはずです。子どもたちの命が守られることを毎日毎日祈っています。


5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_for_children.html



埼玉で亡くなられた10代のお子さんについて、わかりやすい説明だと思います。

神奈川県厚木市、内山順造医師のFacebookより、

「埼玉でワクチン接種を2回した10歳代の方がオミクロン株に感染後DIC(播種性血管内凝固症候群)で陽性診断後7日目に亡くなられました。基礎疾患のない10歳代の方が短期間に高熱が持続したのちにDICを発症して亡くなるというのは、私はADE(抗体依存性感染増強)が起きてサイトカインストームからDICとしか考えられないと思います。


 自分の子供を守るために未成年への現行のワクチン接種は拒否してください。若年者で基礎疾患のない人はむしろワクチン打たなければ重症化しません。」

https://www.facebook.com/100003921037034/posts/2127956390678375/?d=n


 先週の金曜日、かかりつけ医に定期通院、三回目の接種を始めたようです。ものすごくヘンだと感じる匂いが充満しているように感じて待合室にいるだけで気分が悪くなってきました。病院と医師をどこまで信じていいのかわからなくなったこの頃。自分が会計を待っている時、胸が痛いと訴える男性がはいってきました。なにがおこっているのでしょう。救急車の音をきくことが多くなったと感じます。これからどうなっていくのでしょうか、ものすごく不安です。