1993年星組『うたかたの恋』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4be0b79e558120d16282cb674e882b36
1993年星組『うたかたの恋』東京宝塚劇場プログラムより
『うたかたの恋』の思い出-麻実れい
「どの作品も思い出深いものばかりなんですが、その中でも『うたかたの恋』は非常に心に残った作品なんですよね。是非とも演じてみたい作品でしたので、その思いがかなっての柴田先生の演出のもとでの公演となりました。柴田先生と相手役の遥くららさんと三人でずいぶんディスカッションした覚えがあります。本当にシンプルで大人っぽく、そして宝塚らしい作品に仕上がったというのがとても嬉しい思い出になっています。
大好きな作品だっただけにどの場面が一番好きとは言い切れないんですが、ただその中でもはやり、マリー・ヴェッツェラと共に死を迎える場面が鮮烈に思いだされます。それと、劇中劇のハムレットがとても印象に残っていますね。シェークスピア劇の中でもハムレットは、男役であったらぜひともやってみたい役だったので、ほんのひとふしでしたが有名な台詞を言うことができ、深い思い出となりました。
遥くららさんとはいつも全作品、お互いにしたいことや思うことを必ず二人で会話を持ちながら二人で舞台を作っていきました。二人とも、彼女自身も『うたかたの恋』という作品に大変興味を持っていたものですから、二人で、そして雪組全体で大切に大切に作った作品だったような気がします。
この『うたかたの恋』は十年前に雪組が作った作品なのですけれど、また十年後に改めて新しい『うたかたの恋』という名作を宝塚のお客様にお見せできるというのはとても嬉しいことですし、私もとても期待しています。きっととてもすてきな『うたかたの恋』になると思います。」
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1993年星組『うたかたの恋』東京宝塚劇場プログラムより
『うたかたの恋』の思い出-麻実れい
「どの作品も思い出深いものばかりなんですが、その中でも『うたかたの恋』は非常に心に残った作品なんですよね。是非とも演じてみたい作品でしたので、その思いがかなっての柴田先生の演出のもとでの公演となりました。柴田先生と相手役の遥くららさんと三人でずいぶんディスカッションした覚えがあります。本当にシンプルで大人っぽく、そして宝塚らしい作品に仕上がったというのがとても嬉しい思い出になっています。
大好きな作品だっただけにどの場面が一番好きとは言い切れないんですが、ただその中でもはやり、マリー・ヴェッツェラと共に死を迎える場面が鮮烈に思いだされます。それと、劇中劇のハムレットがとても印象に残っていますね。シェークスピア劇の中でもハムレットは、男役であったらぜひともやってみたい役だったので、ほんのひとふしでしたが有名な台詞を言うことができ、深い思い出となりました。
遥くららさんとはいつも全作品、お互いにしたいことや思うことを必ず二人で会話を持ちながら二人で舞台を作っていきました。二人とも、彼女自身も『うたかたの恋』という作品に大変興味を持っていたものですから、二人で、そして雪組全体で大切に大切に作った作品だったような気がします。
この『うたかたの恋』は十年前に雪組が作った作品なのですけれど、また十年後に改めて新しい『うたかたの恋』という名作を宝塚のお客様にお見せできるというのはとても嬉しいことですし、私もとても期待しています。きっととてもすてきな『うたかたの恋』になると思います。」