たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

首相、NATO首脳会議出席表明 7月にリトアニアで、中東歴訪も

2023年06月23日 17時50分18秒 | 気になるニュースあれこれ

首相、NATO首脳会議出席表明 7月にリトアニアで、中東歴訪も(共同通信) - Yahoo!ニュース

岸田文雄首相は21日の記者会見で、7月にリトアニアで開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席し、ベルギーで欧州連合(EU)との首脳会談を行うと表明した。その後、中東のサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール3カ国も訪問する予定だと明らかにした。  中国とは対話を重ねて建設的かつ安定的な関係を構築する必要があるとして、自身の訪中に改めて意欲を示した。「私自身も含め、あらゆるレベルで緊密に意思疎通を図ることが重要だ。その中で私の訪中についても考えたい」と述べた。」

 

日本の防衛費増額「私が説得した」、バイデン氏が岸田首相への働きかけ示唆 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

「【ワシントン=田島大志】米国のバイデン大統領は20日、カリフォルニア州で開いた支持者集会で、日本の防衛費増額を巡り「私は3度にわたり日本の指導者と会い、説得した。彼自身も何か違うことをしなければならないと考えた」と述べた。自ら岸田首相に増額を働きかけたことを示唆したものだ。

北大西洋条約機構(NATO)は加盟国に対国内総生産(GDP)比2%の防衛費確保を求めている。日本は非加盟だが、バイデン氏は「日本も巻き込むことができると思っていた。日本が欧州での戦争に関心を持ったのはいつ以来か」と述べ、日本のウクライナ支援強化も自ら引き出したものだとアピールした。」

 

北大西洋条約機構 - Wikipedia

北大西洋条約機構(きたたいせいようじょうやくきこう)は、北大西洋同盟(きたたいせいようどうめい)とも呼ばれ、北米2か国と欧州29か国の計31か国[2]が加盟する政府間軍事同盟である。第二次世界大戦後に設立され、1949年4月4日にアメリカ合衆国ワシントンD.C.で調印された北大西洋条約を実装する軍事的な同盟組織である[3][4]。略称は英語で NATO(ナトー[5]、発音: [ˈnt] "ネイトウ"[6][7]North Atlantic Treaty Organization)、フランス語で OTANOrganisation du Traité de l'Atlantique Nord)。NATOは集団安全保障のシステムであり、独立した加盟国は第三国(者)による攻撃から互いに防衛することに合意している。冷戦時代、NATOはソビエト連邦東側諸国などが加盟するワルシャワ条約機構(1955年-1991年)の脅威に対する牽制の役割を果たし、ソ連崩壊後もバルカン半島中東南アジアアフリカで軍事作戦を展開してきた。

NATOの本部はベルギーブリュッセルにあり、NATOの欧州連合軍最高司令部ベルギーモンス近郊にある。NATOは東ヨーロッパNATO即応部隊を配備しており、NATO加盟国の軍隊を合わせると、約350万人の兵士と職員を保有する[8]。2020年時点の軍事費合計は、世界の名目総額の57%以上を占めている[9]。加盟国は、2024年までにGDPの少なくとも2%という目標防衛支出を達成または維持することに合意している[10][11]

NATOは12か国の設立メンバーで結成され、これまでに8回新メンバーを加え、直近では2023年4月にフィンランドが加盟した[12]。NATOは現在、ボスニア・ヘルツェゴビナジョージアウクライナを加盟希望国として認めており、スウェーデンとは加盟申請について決定してある。拡大により、非加盟国のロシアとの間で緊張が高まっているが、ロシアはNATOの「平和のためのパートナーシップ」プログラムに参加しているNATO加盟国以外の20か国のうちの1か国である。その他の19か国はNATOとの制度化された対話プログラムに参加している。」

 

日本国憲法第9条 - Wikipedia

日本国憲法 第9条(にほんこく(にっぽんこく)けんぽう だい9じょう)は、日本国憲法の条文の一つ。憲法前文とともに三大原則の一つである平和主義を規定しており、この条文だけで憲法の第2章「戦争の放棄」を構成する。この条文は、憲法第9条第1項の内容である「戦争の放棄」(戦争放棄)、憲法第9条第2項前段の内容である「戦力の不保持」(戦力不保持)、憲法第9条第2項後段の内容である「交戦権の否認」の3つの規範的要素から構成されている[1]

 

第二章 戦争の放棄第九条 

日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。② 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 

わが国の安全保障・防衛政策 … わが国の安全保障と防衛の基本的考え方 …

防衛省自衛隊は『防衛白書』(令和4年版)で次の通り述べている[9]

憲法防衛政策の基本 … 憲法と自衛権

 わが国は、第二次世界大戦後、再び戦争の惨禍を繰り返すことのないよう決意し、平和国家の建設を目指して努力を重ねてきた。恒久の平和は、日本国民の念願である。この平和主義の理想を掲げる日本国憲法は、第9条に戦争放棄、戦力不保持、交戦権の否認に関する規定を置いている。もとより、わが国が独立国である以上、この規定は、主権国家としての固有の自衛権を否定するものではない。政府は、このようにわが国の自衛権が否定されない以上、その行使を裏づける自衛のための必要最小限度の実力を保持することは、憲法上認められると解している

 このような考えに立ち、わが国は、憲法のもと、専守防衛をわが国の防衛の基本的な方針として実力組織としての自衛隊を保持し、その整備を推進し、運用を図ってきている[9][注釈 2]。」

 

 NATOの事務所が日本を作られようとしているのに、フランスのマクロン大統領が反対している。アメリカに言われるがままウクライナに肩入れし、自国民は防衛費増額のためとして増税増税でますます締め上げ、海外にはホイホイホイホイとお金をバラマキ続ける岸田政権。すでに日本国憲法違反を犯し、日本を戦争へと導いていることにはならないのだろうか。岸田さんは自分のやっていることの危うさをわかっているのだろうか。自分の任期中に憲法改正と言っているし、日本はどうなってしまうのか。おそろしいばかりなり。次から次へと危機的なニュースの連続。

 憲法のこと勉強しなければ・・・。

 


マイナンバー事業1兆円に群がる政官業“腐敗”の三角形…相次ぐトラブルの裏に巨額利権の甘い蜜

2023年06月23日 13時28分05秒 | 気になるニュースあれこれ

腐り切っている、末期症状の日本。トラブルの総本山であるデジタル担当大臣が総点検本部の司令塔なんてまともに機能するとは思えない。ポイントにつられてつくった方々も返納してほしい。国民の多くがそっぽを向くことでしかこのデタラメの暴走を止めることはできない。

今年の2月末たまたまスマホショップを予約して訪れたら次々と来客で店員たちも必死。何事かと思ったらマイナンバーカードのポイントをもらうための申請期限が2月末だったもよう。まんまとつられるの高齢者だけかと思ったら若い人も続々と申請にきていてびっくり。コロナワクチンと同じ、国がポイントとまでつけて必死につりあげようとするものには裏がある。ポイントといっても民間企業ではないのだから元手は税金でっせ。あとから増税という請求書がやってくるだけ。

 

マイナンバー事業1兆円に群がる政官業“腐敗”の三角形…相次ぐトラブルの裏に巨額利権の甘い蜜|日刊ゲンダイDIGITAL (nikkan-gendai.com)

「絵に描いたような政・官・業の癒着ぶりだ。約13万件もの不適切な公金受取口座のひもづけが発覚するなどマイナンバー事業はトラブル続出。デメリットだらけの国民を尻目に巨額利権に群がり甘い蜜を吸う連中がいる。

 マイナカード発行など事業の中核を担うのは「地方公共団体情報システム機構(J-LIS)」。国と地方公共団体の共同運営法人で、副理事や理事は所管の総務省出身者が務める。2014年の設立当初から、即戦力の民間人材を活用する名目で、特定の企業からの出向者が多数在籍。出向元となっているのは、マイナンバーの制度設計に深く関与した電機・通信などの大手企業だ。

制度設計を担ったのは、11年に内閣官房に創設された「情報連携基盤技術ワーキンググループ(WG)」だ。メンバー21人のうち、13人は民間企業の管理職が務めた。

 NTTコミュニケーションズ、NTTデータ、NEC、日立製作所──当時、WGに名を連ねた大企業が、現在は機構の出向元となり、「出向者が4割を占める部署もある」(機構関係者)というほど密接な関係を築き上げている。

 問題は出向社員が在籍しながらも、機構側が出向元企業への受注を制限していないことだ。本紙は、機構が公表した昨年度の契約実績を分析。すると、驚愕の「お手盛り」実態が見えてきた。

 発注事業211件(計約783億円)の受注先には前出の大手4社がズラリ。同じくWGに参加した富士通、NTT、セコム、日本IBMを含めると計137件、全体の約64.9%を請け負っていた(関連会社、共同事業体含む)。多くは競争を経ない随意契約で、受注件数に占める割合は実に75.9%。契約額は計約718億円に達し、全体の9割を優に超える。

 制度設計段階から関わったホンの一握りの大企業が、マイナンバー事業を独占とはムチャクチャだが、その見返りだろう。受注先には幹部官僚が天下りしている。

21年4月から22年12月の間にNTT、富士通、日立、NEC、セコムの本社や関連企業には、総務省など関係省庁OB26人が再就職していた。加えて日立、NTTデータ、NECは関連企業を巻き込み、自民党の政治資金団体「国民政治協会」にセッセと献金。その額は21年までの3年間で計2億5750万円に上る。

 ランニングコストに毎年、数百億円もの税金が投じられ、事業規模はトータル1兆円ともいわれるマイナンバー事業。河野デジタル相は腐った癒着構造に切り込めるのか。得意の「突破力」の真価が問われる。」

 

政府、マイナンバーの「総点検本部」を設置へ トラブル続発に対応(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

「マイナンバー制度をめぐるトラブルの続発を受け、政府はデジタル庁と厚生労働、総務の3省庁による「総点検本部」を立ち上げ、21日に初会合を開くことを決めた。岸田文雄首相が同日の記者会見で、同本部を軸に政府と自治体の連携を強化するなどの対応策を説明する。首相や閣僚が関与を強めることで、制度に対する国民の不安解消につなげたい考えだ。

総点検本部には首相も出席し、司令塔には河野太郎デジタル相が就く。マイナンバー関連の業務で住民と向き合う自治体と政府の協力を強化する。  具体的には、総務省に自治体の窓口役となる職員を置いて、トラブル情報を集約し迅速に対応する体制をとる。菅義偉政権下で河野氏が行政改革相として新型コロナのワクチン接種を担当した際に、接種を加速化させた自治体との連携をモデルにするという。

 本部では、マイナンバーカードで行政手続きができる「マイナポータル」で、閲覧可能な情報のすべてを対象に点検作業にあたる方針。マイナポータルでは、本人以外の公金受取口座や健康保険証のデータがひもづけられる問題などが次々と判明している。」

 


宙組『カジノ・ロワイヤル』-東京宝塚劇場千穐楽ライブ配信

2023年06月23日 00時00分10秒 | 宝塚

宙組『カジノ・ロワイヤル』-5月25日東京宝塚劇場 - たんぽぽの心の旅のアルバム (goo.ne.jp)

 下書き記事、時差投稿。 

 6月11日(日)無事に東京宝塚劇場千穐楽の幕がおりました。大路りせくん復帰して、宝塚大劇場から中止もなく、無事に組子全員で迎えることができました。安堵しました。

 三回目のカーテンコールだったか、真風さんが真ん中で一人立つ時間をつくったのは夢のバトンを渡すキキちゃんを紹介するためでした。とっても丁寧な言葉の選び方と佇まいに心が洗われるような思いでした。「最も信頼できるこの人に夢の続きを託すことができて本当に嬉しい」「初めて会ったのは18年前、苦楽を共にしてきた、いつも私を笑わせようとしてくれた」。

 「せりかちん」と呼ばれたキキちゃん。真風さんの隣でピヨピヨの下級生として大泣きできる最後でした。みるみる涙のダムが崩壊したキキちゃん「ずっと背中を追いかけてきた、こんな時ゆりかさんだったらどうするだろうと」。途中で真風さんに背中を向けて「無理無理無理」と顔を手でおおい、最後は真風さんの黒燕尾の襟に顔をうずめて泣き、お化粧がついてしまったのに気がついてぬぐい、「これみられちゃってる?カットとか・・・」「配信で流れてる、世界には流れてないけど」、

「強がっている時は弱っている時なのでみなさんよろしくお願いします」とせりかちんを観客に託す真風さん。二人で笑いあって引き継ぎ式は終了しました。

 オンデマンド配信中の2007年星組『シークレット・ハンター』、安蘭けいさんと遠野あすかちゃんのお披露目公演。この時からキキちゃんの花組在籍時をのぞいてずっと一緒だったわけで人生の半分以上。また巡り合って同じ舞台に立つことになるとはご本たちも全く思っていなかった。宝塚の組替えは本当に不思議なマジック。

 カーテンコールは5回あったかな、すっしーさんによるソラ三本締めから最後はキキちゃんによる「俺たちはMUGENだ!」で幕が下りていきました。真風さんのびっくりした顔が印象的。

 緞帳前の真風さんとじゅんはなちゃん、「大劇場のときはわたしが先だったじゃないですか」「先に歩くトップ娘役さんなんてみたことない」。じゅんはなちゃんがオオボケで最後まで笑いと笑顔にあふれる漫才トーク。じゅんはなちゃん、最後までゆりかさんひとすじ、客席からはどかどかと笑いが起こっていたようでした。 

 同期からのお花渡し、紫藤りゅうくんは綺咲愛里ちゃん、秋音光くんは花乃まりあちゃん、寿つかささんは高翔みずきさん。

 フィナーレ、すっしーさんのソロダンス、両手を広げて組子たちを包み込みようにして後ろから登場、キキちゃんがひときわ高らかに「宙組組長!」、ハグの時間が一段と長くしっかりと抱きしめ合っていた感。

 宝塚初の試みとして世界8か国に配信されました。ずんちゃんの武器庫アドリブは「「こんにちは」を八か国語で言ってみました」。毎回工夫して千穐楽まできたのかな、よくがんばりました。これでキキちゃんとのワンツーコンビも大丈夫。

『宝塚GRAFH』2023年6月号、しどりゅうのサヨナラポート。宙組に異動したあとコロナ騒動となったので、宙組生の顔と名前をおぼえるのに写真と名前を書いたものを常に持ち歩き、みんなマスクをしているので目元だけで見分けられる力がついたとあります。じゅんはなちゃんにも同じ苦労があったと推察。しどりゅうもじゅんはなちゃんもコロナ騒動が宙組の在籍期間と重なってしまいました。宙組たちと一緒に食事したりすることは禁じられていただろうし、観客がみんなマスクしている客席は舞台からどんな景色にみえていたのだろうとふと思います。宝塚は手拍子と拍手のタイミングが必ずあるし、客席の目が釘付けになって集中している空気感は伝わっているはず。中止あるいは無観客ライブ配信のつらさを思えば、大変な中でも楽しんで舞台に立つことができた3年間であったなら幸い。

『アナスタシア』の時ものすごく緊張していたじゅんはなちゃんを思い出すとあっという間でしたが、最後まで笑い声にあふれひまわりが咲いたような笑顔いっぱいで用のエネルギーを放ち続けてくれたことに心からお疲れ様と思います。

 

 真風さん、東京宝塚劇場の大階段、燕尾服はまあ様と同じ。最後の袴姿、とっても綺麗。やり切った清々しい笑顔。男役としていちばん難しいスーツ姿の最高峰を最後にみせての退団、お見事でした。

宙組 東京宝塚劇場公演【真風涼帆 退団】千秋楽 | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ (hankyu.co.jp)

 

真風涼帆、宝塚サヨナラショーあいさつ全文「道理が通らないことが大嫌い」「大きな愛で何倍にも大きく何倍にも強くなることができました」 - サンスポ (sanspo.com)

 

「宝塚歌劇団宙組トップスター、真風涼帆(まかぜ・すずほ)が11日、東京・有楽町の東京宝塚劇場でともに退団するトップ娘役の潤花(じゅん・はな)と退団公演「カジノ・ロワイヤル」の千秋楽を迎え、サヨナラショーで最後のあいさつを行った。以下が全文。

この豪華絢爛(けんらん)な美しい舞台、素晴らしい夢の世界で自分に何ができるのか。宝塚のことを何も分かっていないのに無償に心駆り立てられたあの日から、この世界に憧れ、導かれ、戸惑いながらも夢中になり、ひたすら走り続けてまいりました。

未熟者にも関わらず道理が通らないことが大嫌いで、常識すらも常に疑ってしまうような困った性格の私は、たくさんの人を困らせたと思います。

そんな私が1人でここにたどり着けるわけもなく、一から十まで、たくさんの方々に導かれ、さまざまな人に出会い、成長させていただきました。

そして今、私は、この両手に抱えきれないほどの皆さんからいただいた大きな愛で、何倍にも大きく何倍にも強くなることができました。

人と人とは完全に分かりあえることは難しいけれど、分かりあおうと努力することはできる。

今はただ、私を信じ応援し続けてくれた皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。」

 
 

「宝塚歌劇団宙(そら)組トップスター、真風涼帆(まかぜ・すずほ)が11日、東京宝塚劇場(千代田区)で、「カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~」千秋楽を迎え、宝塚歌劇団を退団した。真風は劇場で記者会見し、「どの瞬間も忘れられない」と足かけ18年の男役生活を振り返った。

最後の大階段は、黒燕尾姿で降り、そのまま会見に臨んだ。退団者の多くはタカラジェンヌの正装である黒紋付きに緑のはかまを着用するが、真風は「悩んだけど、はかまは宝塚大劇場の千秋楽ではかせていただきました。最後まで男役の心で舞台に立ちたかった」と心情を明かした。

男役生活については、「どの公演も、どの瞬間も、すべてが自分の中に刻まれ、忘れられない思い出」と総括した。

退団後については、「今日まで男役として生き抜くことに〝全集中〟してきたので、明日からゆっくり考えたい」と話した。

相手役であるトップ娘役、潤花(じゅん・はな)も同時退団するが、「潤をはじめとする宙組の皆に支えられてここにたどり着けました。本当にありがとうという気持ちを伝えたいです」と感謝を表した。

会見に先立ち行われた退団者らによるサヨナラショーでは、11曲を歌い踊った。その後、黒燕尾姿で大階段を降りてくると「第8代宙組トップスター、真風涼帆は本日をもって任務を完了いたします。17年間、本当にありがとうございました」と客席に向かって別れを告げた。

宙組は12日付で、いずれも宙組の芹香斗亜(せりか・とあ)がトップスターに、春乃(はるの)さくらがトップ娘役に就任する。」

 
 

「宝塚歌劇団宙組トップ真風涼帆が11日、東京宝塚劇場で、「カジノ・ロワイヤル~我が名はボンド~」千秋楽を迎え、17年間過ごした宝塚歌劇団を退団した。

最後の大階段は、男役の象徴、黒えんびで下り、「第8代宙組トップスター真風涼帆、本日をもって任務を完了いたします。17年間、本当に本当にありがとうございました!」とあいさつした。同公演で、相手娘役の潤花らも退団した。

終演後は会見に臨み、今後について「宝塚で精いっぱい生き抜くことに全集中してきたので、明日からは少しゆっくりしながら、どういうことをやっていきたいかを、1つずつ考えていきたい」と話した。

黒えんびを選んだ理由については「宝塚大劇場では悩んだんですが、はかまをはかせていただいたので、東京では黒えんびで下りてこられたらなと思いました。はかまの時とはまたひとつ気持ちが違いました」とした。

宝塚歌劇団について「自分のすべてをかけた、宝物のような存在」と話し、「どの作品も、いろんな景色、状況、お客様の表情を思い出しました。どの瞬間も本当に忘れられない思い出です」と振り返った。

06年入団。星組だった下級生時代から注目を集め、15年5月に宙組へ。17年11月に同組トップ就任。175センチの恵まれたスタイル、ダンディーさやセクシーさが際立ち、「究極の男役」としてその道を究めてきた。」

 

【宝塚・宙組】真風涼帆《宝塚大劇場サヨナラショー&退団記者会見》「宝塚という場所で17年間に出会った、すべての皆さまのおかげです」 連載:宝塚 すみれ色の未来へ 特別篇 |芸能|婦人公論.jp (fujinkoron.jp)