たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

自分が劇場で感じたものを信じるしかありません

2024年12月01日 00時03分01秒 | 宝塚

芹香斗亜 ディナーショー | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ

<タイトル>
『The Royal Banquet』

<構成・演出・振付>
三井 聡

<出演者>
(宙組)芹香 斗亜
(専科)水美 舞斗、輝月 ゆうま   

 

 ディナーショーもコンサートもないまま退団ではさみしすぎると思っていたので嬉しい発表。マイティが大劇場の舞台に立てていないのはたしかに気がかりですが花組で一緒だったキキちゃんと最後にこうして一緒にやれることになったのは悪いことではないと思います。宙組生のいないことが全てを語っているとか誹謗中傷する声をツィッターでみてしまいましたがわたしは自分が劇場で感じたものを信じます。『ル・グラン・エスカリエ』は祈りであり鎮魂の舞台であったと思います。宙組生たちみんなどのように受け入れられるかとものすごく緊張していたであろうことを稽古場トークやナウオンステージから感じました。何があったのかわからないし、全てわかる必要もありません。劇団も上級生たちも故人のプライベートなところと名誉を守ろうとしてきたのかと思います。

 タカスクで配信されたキキちゃんの退団会見、劇団はもう少しやってほしいと思っているようにみえたし、決まっていたであろう退団予定はもう少し先だったのだろうと感じました。一連の出来事で名前を晒され続けた上級生たちが誰もまだ退団しなくてすむように、一人で全部背負う覚悟で退団を決めたのだとしたら・・・、誹謗中傷が自分一人に向けられることを考えたうえでの退団だとしたら・・・、

 わかりませんが、全国ツアー最終日のカーテンコールの映像をみると関西弁をまじえて笑いをとってくるキキちゃんに戻っていてほっとしました。もう少しトップスターとしてのキキちゃんをみたいという気持ちがありますが、キキちゃん自身の中で納得できているのなら在団年数を考えると十分にやりました。2025年、今年よりもさらに波瀾の年になっていく予感しかありません。卒業の日まで予定どおりに全てが進み、心身共に元気でタカラジェンヌとしての時間が終えられることを祈っています。ネバセイで恋人役だった水音志保ちゃんが一緒に退団。ひとりじゃないんだなあという感覚が少し嬉しいです。

 

<ライブ中継・ライブ配信>宙組公演『宝塚110年の恋のうた』『Razzle Dazzle』 | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ


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