年齢とともに脚力が弱まり、歩行が困難になる高齢者を減らそうと厚生労働省は「開眼片足立ち(両目を開けての片足立ち)」が20秒できる人の割合を、同省の長期計画「健康日本21」に数値目標として折り込む方針を決定。開眼片足立ちは、足の筋力やバランス機能を調べるのに適している上、短時間で簡単に測定可能。長くできる人ほど歩行中に転倒しにくい、という研究データーもあり、安全な歩行の指標に適している。実施する方法は、壁から50cm程度離れて壁を向いて素足で立ち、両目を開けて両手を楽に下げ、左右どちらかの足を前に5cm程度上げる。床に手に付けている「支持足」がずれるか、支持足以外の体の一部が床に触れるまでの時間を最大1分まで測る。実際に試みてみた。右足を支持足にした時は1分はなんとかクリアした。左足では25秒くらいでふらひらと動いてしまった。一度「ゆれが始まる」と止められなくなったしまった。皆さんも挑戦してみてください。男の料理教室で作った夏野菜の油揚げ煮物、塩冷奴、ごまだれの冷やしうどんをどうぞ。