会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

泌尿器科とは

2013-10-26 22:13:03 | Weblog
2013年10月26日(土)くもり15.7℃~10.9℃

 年を重ね高齢となると若い頃とは違ったことが多々起きる。俗に〝目、歯、マラ(性)”が衰える。身体機能の低下、脳活動の低下など日々の生活の中で感じることが多い。その中でも排泄については人間としてもっとも大切なことであるが、真正面から取り組むことがあまりない。
 このことについて会津若松市の泌尿器科関係の医師が「会津排泄ケア研究会」を立ち上げ、毎月テーマを決め、勉強会・研修会をし研鑚に励んでおられる。

 その活動の一環として「第8回 会津排泄ケア研究会講演会 市民公開講座」が26日 市内ホテルニューパレスで開かれた。
医療関係者ばかりでなく一般市民も大勢集まって聴講した。
 講師より泌尿器科は内科と外科のどちらに属しますかと問われた????。
 日本の医学が明治時代にドイツの影響を受けて発展した。泌尿器科は独立しておらず外科の皮膚科で診療した。最近は医学が専門化して泌尿器科として診療されているが、皮膚科と泌尿器科を一緒に診療している診療所もまだまだある。

 泌尿器科はなかなか診察に訪れにくい科であるが、高齢者にとっては排泄が大きな問題であるのできちんと理解しておくべきである。
 身体が不自由になって介護を受けるようになるが、排泄はもっとも人間としての尊厳にかかわるものである。安易におむつで対応してほしくない。排泄権があるはずだ。などと力説された。
 以下はプレゼンテーションの一部です。