会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

菊づくり2

2017-11-12 08:40:04 | Weblog
2017年11月12日(日)晴 14.3℃~4.3℃
 「見事な菊の数々 芸術」

 千輪咲や懸崖作りに目を奪われる。会場には菊づくりに精進されている方々の作品が数多く並んでその技に驚くばかりであった。
以下のようにいろいろな作り方がある。豪華な木付けもよいが、小品の寄せ植え盆景もよかった。

 



岩付け・木つけ盆栽などの作り方を図で説明してもらったが、自分にはとてもできない根気のいる菊づくり。心血注いで仕上げられた菊花展を鑑賞できてよかった。


木付け
 枝ぶりの良い木を鉢にとりつけ、木の裏側に木の大きさに合わせて何本かの小菊苗を植込んで仕立てるもので、木に菊を添わせることから、 名古屋など、木添えと呼ぶところもあります。

 寄せ植え
 楕円形や長方形の浅鉢に大小数本~十数本の樹木型に仕立てた苗を植え込み、林や森を表現する仕立て方です。 鉢面の適当な空間とコケのつけ方で広さや奥行き感を出します。

盆栽作り
 山菊と呼ばれる小菊の中で節間が詰まって幹の太りやすい品種を使って盆栽に仕立てるもので、1年間で古木の風格を生み出します。 花が終わると地上部は枯れてしまいますが、上手に管理して幹や枝が枯れないように越冬させ、同じ株を数年連続して菊花展に出品する人もいます。 各地にいろいろの流派があって競い合っています。

岩付け・木付け盆栽
形の良い岩や古木の上に苗をとりつけ風雪にさらされた古木の風格と太く長い根の見事さを見せるものです。福井県には特別大型に仕立てる盆栽があり、 大型盆栽と呼ばれています。



菊づくり1

2017-11-09 19:41:43 | Weblog
2017年11月9日(木)晴 14.3℃~4.3℃
 「小菊・大菊の競演に驚嘆」

 大菊の作品を見ながら進むと弥彦神社の拝殿。お参りをしてから広場に展示してある作品の数々を鑑賞する。



 
菊ほどつくる人の気持ちにこたえてくれる正直な花はない。楽しみの菊づくりは楽しいが、競技菊づくりは難しい。
会場におられた係の方に菊づくりについてお話を聞いてみた。
いろいろな作り方があるが、一番大切なことは、①良い土をつくること ②良い場所を選ぶこと ③管理を怠らない。この3原則に尽きると話してくださった。広場に並んでいる作品は以下のような作り方をしたもの競演でただただ驚くばかりであった。 
 初めに目についた千輪咲はどのように仕立てるのだろうな? 懸崖づくりは? 枝付き?いろいろと聞きたいことがあったが時間がなく少しだけだったが、教えてくれた係の方に礼を言って別れた。


懸崖作り
 摘芯をくり返して、花の滝のように崖から垂れ下がった形に仕立てるもので、古くから広く作られる前垂れ型と、静岡からひろがった静岡型があり、 数十cmの小型から2mを越える超大型まで作られます。

菊祭り2

2017-11-08 18:38:21 | Weblog
2017年11月8日(水)晴 13.5℃~5.3℃
 「菊花展の作品に感動」

弥彦神社の駐車場から鳥居をくぐり参道を進む。行き交う人、左右の菊鉢の華やかさに祭りの賑わいを感じながら・・・・・。
 この展覧会は、ご奉納と品評会兼ねており県内各地の菊づくり愛好会の方々の丹精込めた作品で満ち溢れている。
最初に出迎えてくれた菊たちは“赤城山”で3万本の挿芽小菊による「大風景花壇」であった。全体と一部をパチリ。






コースに沿って進んでいくと大菊の厚物(あつもの)、厚走り(あつばしり)、太管(ふとくだ)、間管(あいくだ)、細管(ほそくだ)、美濃ギク(みのぎく)、一文字(いちもんじ)、大掴み(おおつかみ)と多様な菊が、3本仕立て、福助づくりなどで出品されていた。丹精込めて仕立てた苦労が現れていてすばらしい。


 自分も何年か菊づくりにはまったことがあったが、土づくりからはじまて、苗の入手、挿し芽苗作り、挿し芽苗の小鉢上げ、摘心、中鉢への植え替え、3枝の整枝、大鉢への定植、定植後の管理と手入れ、柳芽の処理、つぼみの選び方とつみ方、開花時の手入れ、輪台の取り付けと花直し、花後から冬の管理など。花を咲かせるだけならば少し手をぬいても仕方がないが、菊花展に出品するには寸暇を惜しんで手入れしなくてはならない。
 この会場に並んでいる作品は作者の思いと苦労がにじみ出ている。感動。感動。感動。



菊祭り1

2017-11-07 18:28:32 | Weblog
2017年11月7日(火)晴 18.3℃~1.3℃
 「弥彦神社の菊祭り」

きのうの県内は放射冷却現象で厳しく冷え込んだ。中通り、浜通りは晴れる日が多い。会津ではぐずついた天気が多くなる。この不純な天候の合間に家庭菜園をする。白菜、ネギを収穫し、玉ねぎ苗を植え、エンドウマメの種まきをした。また、町内のきらく会(芋煮会)の出席、市内のコミセンのそば祭りの招待を受ける。その他、諸々の雑用があり、ブログアップもできなかった。
 久し振りの秋晴れで冬を前にした外仕事がはかどった。気分爽快でパソコンに向かう。
11月1日 豊齢研ITサロン会津(パソコン教室)恒例の秋の野外研修のことをアップします。
今回は新潟県弥彦神社の菊祭り、もみじ谷まつりを見学し、デジカメでパチリ、パチリと撮影。帰りは新潟ふるさと村でお買い物。
 まずは、弥彦神社のホームページより


 毎年11月1日から11月24日まで弥彦神社境内を会場にして開催される新潟県菊花展覧会は、 新潟県、新潟県教育委員会、新潟県菊花連盟の共催で、その規模、施設、出品数、 品目の多様なことで、県下随一の大展覧会として毎年好評であり、盛んであります。 例年、愛好者から続々と出品され、その点数も4千鉢にのぼり今や「弥彦の菊まつり」 と呼ばれてすっかり秋の風物詩として全国に知られ、越後の大勢の観菊者で賑いをみせています。