あかない日記

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北海道旅行(66) 網走監獄

2011-11-22 | 国内・北海道

 

   この「博物館・網走監獄」は 
  実際に使われていた網走刑務所の建物を 市内 天都山の
  場所に移築復元し保存している。

  だから 現在の網走刑務所は 別なところにある。

  網走監獄が誕生したのは 西南戦争や自由民権運動などで
  国事犯としての囚人が多くなり 囚人の過剰拘禁状態の解消と
  ロシアの侵略から北海道を守るため開拓の人夫が必要とのことで
  1890(
明治23)年 中央道路(旭川~網走)開削作業に
    囚人が網走に送り込まれたことによるとのこと。
    

  「監獄」と「刑務所」の違いは 
 2006(平成18)年に「刑事収容施設及び被収容者等の処遇に
 関する法律」の施行に伴い「監獄法」1903(明治41)年は廃止
 された。
 
 「監獄」というのは、受刑者・刑事被告人・被疑者などを収容する
 施設 の”総称”として使われていたが
 以降は「監獄」は
 「刑務所」と呼ぶようになった。
 
 
 刑務所のことを よく ”むしょ” といいますが
 “刑”をとって “むしょ” になったとお思いでしょううが。
 監獄法の規則に 囚人が食べるご飯の混合率 「麦6、米4」とあり
 明治時代から”むしょ帰り”ということばあったそうです。
 
 

 
  ベルギーのルーヴァン監獄を模して建てられて 五翼放射状に
 広がる平屋舎房 その要の位置に監視所設けらている。
 雑居房と独居房を合わせ226房があり 少人数で監視できるように
 なっている。