マーリア・ヴァレーリア橋を望む 手前の建物はキリスト教博物館
大聖堂の裏(ハンガリー側)から見えるドナウ川には
全長500mの「マーリア・ヴァレーリア橋」が架り
対岸には スロヴァキアのシュトロヴォの町が望める。
マーリア・ヴァレーリア(エリザベート皇后の4男の名)橋は
第二次世界大戦中の1944年に ドイツ軍が撤退するにあたり
この橋を爆破して消滅させてしまった。
その後 戦争の悲惨さを忘れないため長い間 残骸のままであったが
冷戦時代も終わり 1995年架橋100周年に際し
川をはさむ両国からEUに対し 架橋の請願がなされて
2001年 復旧完成している。
かつては 対岸に渡るにはパスポートが必要だったが
現在は 「平和の架け橋」として
自由に往来できるようになっている。
今まさに ロンドンオリンピックでは
日本アスリートの”栄光への架け橋”が
いくつか架けられようとしているが・・・!