車窓からヴィシェグラード要塞を望む
エステルギムを後に ドナウ川に添ってバスが行く
ドナウ川が直角に曲がっている様子が
見える町 ヴィシェグラードを通る。
車窓からは標高315mの山の上に
13世紀に築かれた要塞が見える。
ヴィシェグラードとは”高い城”という意味で
町のシンボルになっている。
15世紀に ここを訪れたローマ教皇の使者が
「地上の楽園」と手紙にしたためたヴィシェグラードには
部屋数350室、3階建て、赤大理石の噴水に彩られた
ルネサンス時代の王様マーチャーシュ王(1458-1490)の
大宮殿があったそうで 13世紀に築かれた5層の
シャラモンの塔には建設当時の泉や彫像が残されている。
塔は 造営当初の完全な形で現在も残しており
中欧で最大のロマネスク様式の居住用の塔で
今でも 中庭で中世の戦闘ショーが開かれているそうだ。