あかない日記

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東欧旅行(75) ディオクレティアヌス宮殿

2013-01-11 | 東欧5カ国紀行

 

        手前にある木材は ローマ時代の木の柱で 左右の壁に見られる穴に差し込まれ、
        天井の梁になっていたそうだ。

  ディオクレティアヌス宮殿に
   ディオクレティアヌス皇帝が住んでいたのは8年間だけであった。

    ローマ帝国が崩壊して 廃墟となってしまい時代が重ねるうち
    宮殿の上には 街が出来て約3000人が住み
     宮殿の地下部分は ゴミ捨て場と化し
             そのゴミで
ギッシリと埋まってしまった。
     そして宮殿の存在は忘れ去られてしまった。

  その後 第二次世界大戦中に スプリット旧市街も空爆され  
   瓦礫を片づける作業の過程で 瓦礫の下に何かがあるらしい
   ことが分かり 終戦後の1950年に発掘が始まって   
   
地下部分掘り起こされ 古代ローマ時代の宮殿が現れた。

  この”ゴミ”が結果的には 宮殿を保存していたことになり
   古代ローマ時代のタイムカプセルの役目をしたことになるとは!

  その大昔のゴミの一部が残して展示していた。
   この宮殿の主ローマ皇帝ディオクレティアヌスを彫刻した
    金貨を大きくしたレリーフのプレートも飾ってある。